野良猫

先日、学校のキャンプで御殿場の「国立中央青年の家」という所に2泊3日過ごしたのでありますが、そこへ行く途中に休憩でどこかのサービスエリアでお昼御飯を食べた時の事であります。

そこでお弁当を購入して外のベンチに座って食べていたところ、一匹の野良猫にどこからかトコトコ近づいてきて御飯をおねだりされたという事がありました。
野良猫の餌やりは地域によっては大きな問題にもなっており、軽い気持ちであげてはいけないと思ってあげないようにしたのでありますが、その猫をよく見てみると眼の病気を患っているようで片目がほぼ完全に塞がっており、もう片目も目ヤニやらで酷く汚れた感じでありました。

「うわあ、カワイソウに。。。」と思いながらも、たとえカワイソウでも餌をあげていいものやら葛藤していると、それまでジーっとこちらを見ていただけのその猫が、小さい声で「ニャー」「ニャー」と鳴き始めたのであります。
その懇願するような鳴き声に完全にやられてしまった自分は、ついに我慢できずにお猫様にホイホイお弁当を分けてしまいました。


あの時、結果的にお猫様に餌をあげてしまったのでありますが、果たしてあの判断は正しかったのやら最近よく考えてしまいます。
あげなかった酷く後悔をしたでしょうが、自分があのお猫様に餌をあげたことで迷惑を被る方々もいらっしゃる可能性もあります。
ああいう時のために野良猫、野良犬について勉強をした方がいい気がしてまいりました。