偏愛日記

映画、音楽、時々野球。偏った視点で綴る腐女子的日記です。

EX MACHINA エクスマキナ

2007-10-23 23:28:07 | 映画

『ベクシル』で3Dっぽいアニメは遠慮しようと思っていましたが、プロデューサーがジョン・ウーだっていうじゃありませんか。気になっちゃうよ。
音楽もHASYMOだって?とりあえず観てみたい、そう思い立って観て来た次第ですが、『ベクシル』より10倍は面白かった。それが素直な感想です。

まずオープニングでジョン・ウーの名前が出た途端鳩が飛ぶって(笑)
あきらかに狙ってるよね~
鳩が要所要所に飛んでるのは、ジョン・ウーの指示?
ブリアレオスが二挺拳銃っぽいプレイしてたり、これはリスペクトだったのかしら?

最後は武器を捨てて肉弾戦なのか?って期待しちゃう(笑)


設定が微妙にかぶってますよね、『ベクシル』と『エクスマキナ』。
主人公が高い戦闘能力を持った女の子であるとか、同じチームに恋人がいるとか、冒頭で所属する部隊が敵陣へ突入する場面がでてくるとか。
近未来SFって、どうしてもストーリーが似たり寄ったりになってしまうのは仕方ないのだろうけど…
でも圧倒的に『エクスマキナ』の方が面白いと思いました。
ブレードランナー的な街並みのせいかな?
キャストが本職の声優だったからというのもあるだろうけど、絵が観やすかったのが最大のポイントかも。
キャラクターをリアルにしすぎないのが良かったのでは?
ヒロインも絶対こっちの方が可愛いもん。
出てくる女性キャラは皆、美形だし

途中の微妙な恋愛模様もこちらに軍配。
サイボーグな彼はストイックかと思いきや、結構ラブラブなのが良い感じで(笑)
なんか応援したくなるようなキャラなんですよ、デュナンもブリアレオス(愛称「ブリ」には笑った)も。キャラクター作りもこちらの方が上ですね。
でも何より気になったのは、ポセイドンの片目のお兄さん。
あれ、ポール・ベタニーがモデルのような気がするんですけど、似てるよね?!

アニメって、実際の俳優を使いたくても起用出来ない時に便利かも。
「故人の役者」とか、「20年前のあの人」とか、リアルに組み合わせが出来なくても、アニメなら可能ですもんね。
例えば、敵のボスにユル・ブリンナー、ヒロインはキーラ・ナイトレイ、その恋人に痩せてた頃のローレンス・フィッシュバーンとかね。(あくまで例えなのでこんな映画はどうかと思うが…)

前作の『アップルシード』は未見ですが、興味わいてきました。
後でレンタルしてこようっと。



最新の画像もっと見る