偏愛日記

映画、音楽、時々野球。偏った視点で綴る腐女子的日記です。

ファクトリー・ガール

2008-05-05 22:45:35 | 映画
GWは4連休を頂いたのですが、心身ともに疲れきっていてずっとウチで寝てました。
さすがに休みも後1日となった今日、ダルイ体に鞭打って渋谷へ。
「BIG ISSUE」を買うことと、映画を観るのが目的です。
が。
先に映画を観てからでいいや、と思ってたら、映画館出たら雨降ってるじゃん…
宮益坂下あたりには行ってみたけれど、売っている人を見つけ出せませんでした…
やっぱり雨だったから?先に買っておけば良かった…私の馬鹿。

で、どうしても観たかった映画は「ファクトリー・ガール」です。
シネマライズでは「アイム・ノット・ゼア」も上映されていて、ちょっと悩んだのですが、そもそも私、ボブ・ディランって聴かないじゃん。といいつつ、こっちの作品にもディラン出てましたけど。

久しぶりにお邪魔したシネマライズですが、あの急な階段は相変わらず。
途中に、劇中にも登場する赤と黒のワンピースが展示されていました。
場内に入ったらDAVID BOWIEの「LIFE ON MARS」が流れていて思わず頬が緩みました。
祭日とはいえ、公開から3週間が過ぎているせいか、思ったほど混んではいませんでしたね。

物語は、画家を夢見るお嬢様だったイーディが、ニューヨークでウォーホルと出会い、時代の寵児に祭り上げられ、やがて転落、哀しい最後を迎えるまでを描いています。
「移り気な天才アーティスト」みたいなイメージかと思っていたのですが、実際はコンプレックスを持つ彼が美しいものに憧れていた姿があってこそのストーリーだったと感じました。
嫉妬に身を焦がすようなところもありましたけど、結局はまた新しいミューズを見つけ、イーディは捨てられてしまう。
実際のウォーホルについては詳しくありませんが、きっとプライドが高い人だったのかな。

映像も良かったけど、やはりイーディを演じたシエナが頑張りました。
ジュード・ロウのファンの私ですが、シエナは嫌いじゃないんですよね。
だって可愛いもん。共演の「アルフィー」を観たら、そりゃ私だって惚れるわ、って思ったもの。
そんなシエナ、女性ファッション誌ではカリスマモデル的な扱いですが、映画誌では結構ボロクソ言われてましたからね…最近は、良い映画の仕事してるんじゃないですかね。

そうそう、ヘイデンくん演じるディランがこれまた良いオトコなんですわ。
実際のディランは分からないけれど、あんなアプローチされたんじゃ大概の女子は墜ちますって。
ファクトリーにやってきた時の実に堂々とした物腰といい、去り際のキスだとか、目の前でバイクを湖に落とす場面だとか、キザ男風なのに弱いな(笑)


そして、帰りにサントラを買おうとHMVに寄ったのに、結局関係ないCDを買ってしまったのでした


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