地形学とGIS / Geomorphology & GIS

ある研究者の活動と思考の記録

首都大で集中講義

2010-08-12 | できごと
昨日までの3日間,首都大学東京の大学院で集中講義をしました.3年前から担当しているものです.GISによるデータ解析や,地形学の研究事例について話しました.

今回はM1が10名参加してくれました.その多くが,松山先生が企画した飲み会に,博士課程の齋藤君と共に参加しました.よって,いろいろ話すことができました.

興味深かった話は,自然地理を専攻する東京周辺の学部生と院生が,ICS-GEOというグループを立ち上げ,定期的に自主ゼミを開いていることです.ニューズレターも発行しています.

この活動から連想したのが,全地院連(全国地理学大学院生連絡会)です.僕が院生の頃には,日本地理学会の常任委員長と定期的に交渉を行うなど,活発に活動していました.しかし,10年くらい前に消滅したようです.ICS-GEOは研究交流に特化しており,全地院連とは違う性格を持つようです.でも,大学の枠を超えた活動という点では共通です.このグループが,日本の自然地理学の発展に貢献することを期待しています.

昨年もブログに書きましたが,首都大に来ると環境の良さを感じます.丘陵地の尾根にあるキャンパスと,それを取り巻くうっそうとした森の組み合わせが見事です.

C'mon people now.
Smile on your brother.
(Get Together / Youngbloods)

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