弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

タブレットで認知機能検査

2022年05月27日 | いきいき人生

生きているといろんなことがある。

今日は、75歳以上を対象者とする認知機能検査を受けた。
最近、運転することは少なくなったが、やはり免許証は必要。

3年前に受けたことがあるので、気軽な気持ちで出かけた。

この5月からタブレットによる検査が導入されたとのこと。
強制ではない。紙もある。

タブレットの方が所要時間が短いというのでこちらを選択した。
東京にいるときはいつも鮫洲運転免許試験場を利用する。
受付をすませ、手数料の支払いを済ませた者から、順次、会場に案内された。
アイウエオ順だったが、一番目の人は紙を選んだので、私は最初になった。
コロナ禍の時期なので、飛沫防止のパーティションで三方仕切りのある机が各人に用意されていた。
ヘッドフォンをつけて音量調整をして開始となった。
アップルペンシルのようなペンですべて操作する。

「認知症のおそれがない」という合格基準点をクリアーすれば、そこで検査は終了となる仕組みだった。点数は無関係である。
⑴氏名と生年月日、年齢等を書き、⑵1枚に4つの絵が描かれた4枚(16の絵)が表示され、説明がなされる。⑶並んだ数字のうち、指定された二つの数字を斜線で消し、もう一度、違った数字二つについて同じ用紙に斜線で消す、⑷は⑵の16の絵に描かれている物の名前を思い出しながら書く。
この段階で半分少々を書き終えたところで、合格となった。
タブレットは、免許証更新までのその後の手続きの説明画面になる。

ということで、10分ほどで終了した。

採点に特別な手続きは必要ない。
タブレットで手続きの説明を見ている間に認知機能検査結果通知書を作成したのであろう。
係員の案内でひとり部屋をでたところで、通知書の交付を受けた。

出る時に部屋を一瞥すると、10人以上の人がそれぞれに、問題に取り組んでいるようだった。

今日までは、こういう検査は、一斉に開始、一斉に終了するものだった。

「勝手に行って、勝手に受ける」とまではいかないが、それに近いものだった。

アンケートには、タブレット方式賛成と回答した。

帰宅したときには、180度変わった世界が当たり前になっていた。

 

 



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