弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

海外旅行、インド、バルト三国

2011年05月03日 | 旅行

海外に行くことが多くなり、訪れる国が多くなるにつれていろいろな経験を
するようになっています。

今度の連休はバルト三国です。
うち、ラトビアとリストニアについては、海外保険加入証明書が必要といわれ
ました。
初めてです。
これまで、特に保険に加入したことはありません。
旅行保険はカードに付加されたサービスを利用することにしています。
といっても現実にお世話になったことはありません。
添乗員さんによると、証明書(英文)が要求される国はほとんどないということでした。
わざわざ、保険に加入するのもつまらないので、カード会社に照会してみました。
はじめて取扱いの保険会社も知ることになりましたし、
カードの付加サービスに間違いがないことを、おかげで確認できました。
即座に英文の証明書が出せるとの回答でしたので、
保険の世界では特に珍しいことではないらしいと知りました。
一応目出度しめでたしでした。
これらの国では、外国からの旅行者のために、国費を使う危険は一切犯したくないという
ことですが、どういう歴史があるのでしょうか。
ますます興味深いです。

次は時差についてです。
これまで、時差は1時間単位とばかり思っていました。
今年は正月にインドに行きました。
インドと日本の時差は3時間30分でした。
30分単位の時差があることを初めて知りました。
また、添乗員さんに聞いてみました。30分単位は珍しいということでした。
ただ、どこかで15分というところがあったということを教えてもらいました。

暑いか寒いかです。
気候については、服装の準備がありますから一番の関心事です。
やはり、インドでしたが、昼は20度くらいになるが、朝晩は冷えるので、
その用意をするようにとの注意でした。
でも念のためにやや厚めの用意をしていきましたが、
本当に震えました。
参加者みんなそうです。
どうしてだろうと考えました。これは私の癖です。
インドは暑い国ですから、冷房対策はなされています。
バスもホテルも冷房には心配がありません。
ところが、暖房対策はないのです。
さすが、ホテルの部屋には暖房がありましたが、でも温度設定は低めです。
また、ロビーのようなところは暖房はありません。
バスは一切暖房なしです。
日本でも外は寒くても、バスに乗ればあったかいですし、部屋もあったかいです。
ところが、インドではバスには暖房がありませんから、
冷えたバスに1時間も2時間も乗るのです。動きませんから体が芯から冷えて
くるのは当然です。
添乗員さんは、こういうことを考えてアドバイスすべきですが、ただ温度の高低
だけで判断したのですね。

何でもそうですね。本を読んだだけではわからない、場数を踏んで、
でも場数だけでもない、常に問題意識を持をもち、どうしてと自問することが
大事なのだと思います。

同じ、インドです。やはり、バスです。
運転席のある前部と客席の部分が完全に遮断されているのです。
通路のところはドアで閉まるようになっています。
ガイドさんに密かに質問しました。これも私の癖です。
ガイドさんは、冷房が良く効くようにするためだ、そのかわり運転手さんは
暑いけれどね、と冗談のように応えてくれました。

そうかもしれませんが、そしてそうだとしたら、これは
カースト制度の影響かもしれないと、これは私の考えです。
アメリカでも昔はセグリゲイションといって、白人用、黒人用が分離されていました。
それと同じではないかと思うのです。
また、運転手助手というのがいました。これもカーストの影響かと思いました。
カースト制度は、細かく職が分化されているということですし、
また、図説世界の歴史のJMロバーツによると、カースト制度というのは、
完全なる人権無視の制度だということですから、
それ以外に考えられません。

要するに、世界を旅するということは、いろんな国、人々、物の考え方があることを
体験することです。

今回の大震災を機に、生き方や考え方を変えなきゃいけないと思います。


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