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西岡参議院議長の死をきっかけに定年後の生き方について

2011年11月07日 | いきいき人生

マンションは約10年になります。
働きさがりの40後半から定年年齢ころの人が購入者には
多かったようです。
また外資系勤務のひとも多いようです。

たまたまエレベーターで出くわしました。
「先月で定年退職したのよ。来月からイタリアに行って
ゆっくりするの。
1年住むつもりよ。」
ご主人は数年前に退職していたようです。
彼女は外資会社で、世界中を飛び回って活躍していました。
子供のいないご夫婦です。

超高齢化する中での退職後の生活、さしあたりの一歩はこういう
ものでしょう。

しかし、やはり同じマンションの住人で、エアーフランスかどうかに
勤務していた人(男性)。
この人も、自由、きままな生活ができると喜んでいました。
ところが、半年ころ経つと、何か仕事をしなきゃ、生活が単調で
つまらないなどといっていました。
その後、今日は友達と山登りに行くところだなどと、趣味の生活を
それなりに充実させているようにお見かけしました。

またある女性は、「もう定年と思っていたのに、定年延長なんて、
いつまで働かなきゃいけないのかしら」と、これはやはり外資系の
人ですが、まあまんざらでもなさそうでした。

その他、ゴルフ三昧の人もいるようです。
また、週何回か大学の先生をしている人もいます。

80歳、90歳まで生きるとしたら、20年、30年とどういう生き方を
したらいいのでしょうか。

自分で会社を経営している人は、後、数年働いたら事業を後継者に
譲って、もう少しスピードダウンできるような新しい仕事に移りたい
と夢を語ってくれました。
でも、隣にいる夫人は、もっと働いてもらわなきゃなどと
死ぬまで夫を働かせるつもりのように見えました。

私はといえば、まだまだ決めかねています。
ただ、できればいつまでもカッコよくありたいですね。
そういう意味では参議院議長の西岡武夫氏は理想的な生き方
(死にかた)です。75歳でした。
冥福を祈ります。


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