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正しい裁判を得るために

訴訟提起が不法行為との判決の事後検証ーその4

2022年05月07日 | 裁判・法律

ところで、甲2のステップ1(顧客情報欄を除いたもの)と乙61は同じものであるべきだが、
ヘッダをみても全然、違う。(5月5日のブログ。ここ
また、乙61会員規約の枠内をみると途中から始まっている。これもおかしい。
要するに、嘘に嘘の上塗りということであろうか?

訴訟中に会員規約の第5章が引用する書類を見つけた。原告が提出した書類だった。
提出の会員規約(甲3)は第1章と第2章しかない。
本物の会員規約の提出を求めた。
第5章が存在するのは改正後のものという説明だった。
執拗に要求して提出させた(甲19)。その会員規約は2012年11月改正という。
甲19を見ても、改正後のものか、新設のものかは不明である。

参考にしたつぎのようなブログがあった。
ホンネの資産運用セミナー<インデックス投資ブログ>ここ
吊られた男の投資ブログ(ここ
やまもといちろうオフィシャルブログ(ここ
大変参考になったので、ここで感謝を述べておきたいと思います。

2013年の2月ころには原告のアブラハムプライベート株式会社会員規約をネット上で
見ることができたものと思われる。
訴訟時にはリンク先の会員規約のページは見当たらなかったので、甲19との同一性をチェックする
ことはできなかったが、2012年11月には甲19のような会員規約は存在したようではある。
甲19の会員規約には、投資助言契約書や契約前の交付書面の内容に記載はなく、
甲3とは発想が全く異なる。
甲3のようなものが、平成22年1月~同24年11月の間、存在したのか否かは、確かめようもない。

今日の目的は、2012年11月22日作成のアブラハムプライベートバンク株式会社会員規約として
証拠提出されたもの紹介、及びその保存である。ここ



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