フーテンのげんさん

重度の障がいがあっても普通の保育園を卒園!小学生になり頑張るげんさんと、明るく楽しく暮らす幸せ家族のお話。

ありがとう、さようなら、げんさんの保育園

2016-03-31 23:14:59 | 保育園日記
今日で保育園に通えるのは最後となりました。朝から泣きっぱなしの母。お友達や
保護者の方、先生方から、「最後だね」「ありがとうね」「がんばってね」と声を掛けられるたびに、涙がとまりませんでした。みんな、げんさんの思い出を語ってくれて、酸素チューブをつけていたこと、コロコロ転がっていたこと、座っておしりで前に進んでいたこと、歩けるようになったこと、私が忘れていたことすら覚えていてくれて、げんさんの成長をみんなが喜んでくれていたことを実感しました。
朝、げんさんと登園した父も、さみしさを押し殺して送ってきたようです。園長先生に感謝して、さっさと帰りました(笑)。園長先生が「あなたが入院している時、パパはこの事務所にきて話をしに来たとき、げんさんのことと、あなたのことを、一生懸命考えてくれてて、ホントに大切なんだということがよくわかったよ。」と言われました。私も言いました。「卒園式で、泣くのを我慢していた父だったけど、最後に園長先生にポンと背中を叩かれて、その手に全ての言葉、叱咤激励の思いが詰まっていて1番感動した、と言っていましたよ。」と。お互いそれを聞いて、また、泣いてしまいました(笑)。
お友達からは、「わたしね、お医者さんになるの。そしたらげんさんのこと1番に診てあげるからね。」「げんさん、大丈夫?1人で学校に行ける?」って、優しい言葉をもらいました。
給食の先生、「うわ~ん💦」と号泣しながら(笑)最後のミキサー食を持ってきてくれました。げんさんの初恋の相手だったから、よく会いに行ったりしてたからね!若くてかわいくって優しい先生で、大好きだったようです。すぐにお給食室に会いに部屋を脱走して行っちゃうから、よく探しに行きましたよ(笑)。ミキサー食に手紙つきで、とってもうれしかったです。最後の愛情いっぱいのミキサー食を大切に注入しました。
看護師さん、看護師さんがいなかったら、げんさんは入園できませんでした。病院に来て、げんさんのことを覚えにきてくれたり、いざとなったら、ヘルプしてくれたり、心の支えになってくれたり。本当に感謝です。
最後に主任の先生。前主任に代わって2年目。まだ、若い主任で、げんさんのことをどうしたらよいか、必死で考えてくれていました。げんさんを抱っこして、一生懸命思い出を語ってくれて、げんさんも真剣な顔。「げんさんも、なんか、感じてるんだね」とジーンとしていたら、んっ?見ている方向がげんさんの興味のある方をただ見てただけ(笑)。「げんさん、聞いてないの?」と言われると、はぁ💢?っというような顔していて、笑ってしまいました(笑)。
帰るときには、みんながアーチを作ってくれて、通って帰りました。

さようなら~!ぼくの大好きな保育園!
ありがとう~!
1日楽しかったのでしょうね、帰りの車では…

爆睡(笑)。

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