種まき

2004年06月01日 | 日々の出来事
今日は沖縄の島菜、「からし菜」の種を蒔いた。
もう石垣では連日30度前後の暑さが続いているので、
菜っ葉類はうまく育たないのだが、
からし菜は強い菜っ葉なので大丈夫だろう。
読んで字のごとくピリリとした辛味のある菜っ葉で、
チャンプルーにするとうまい。
酒のアテには最高だ。
30日くらいで収穫できるそうなので、
いまからその日が待ち遠しくてしゃあない。
ひとことに種を蒔くといっても、
種を蒔くまでのプロセスは、けっこう長いのである。
僕は農薬類は一切使っていない。
鶏糞と牛糞の堆肥を土になじませてしばらく置き、
庭の草を刈ったものを乾燥させて焼き、灰にする。
それをまぶして畦をつくる。
きちんと畦を作っておかないと、
雨が降ったときにたいへんなのである。
それにしても、太陽に焼かれながら土をいじるという行為は
なぜにこうも心地よいものなのであろうか。
体中の細胞が音を立てて再生してゆくようだ。
汗びっちょりになったあとシャワーを浴びて、
オリオンを「きゅーっ」と飲むのです。

やっぱり僕は、石垣にきてよかった。
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