mukojiisanのブログ

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日本語の先生が足りない!

2020年01月13日 | 日記
現在日本に在留する外国人の数は260万人といわれており、これまで外国人を見かけたことのなかった街角でもよく外国の人を見かけるようになった。
外国人の急増により不足しているのが日本語を教える先生だ。
日本語の専門学校の本格的な講師から、町の公民館などの日本語教室で教えるボランテイアなど大幅に足りない。
尼崎市国際交流協会では ボランテイア講師を養成するための講座を1月9日からスタートした。1月・2月の各木曜日(2時間)合計8日間の講座である。
参加したのは、中国残留孤児の方たちへ日本語の学習の支援をしている人、親戚の子供が外国人と結婚して外国人に興味を持った人、サラリーマンを卒業して日本語ボランテイアをしてみたい人などなどいろんな方たちである。
かく言う自分も16年前に同じ養成講座を受けてボランテイア講師を始めた一人である。

外国人が日本に来て一番初めに困るのが日本語である。
企業の技能研修生として来日する人は 自国で日本語の教育を受けてきた人が多い(中には 日本語を学んだとは形ばかりで実際はほとんどしゃべれない人もいる)が、家族として来日する人などはほとんど日本語を学習することなく突然やってくるケースが多い。このような人たちは 働きたいと思っても 日本語が分からないから とても雇ってもらえない。まずは基本的な日常会話だけでも学びたいというわけだ。

ボランテイアで教える日本語教室の中には「日本語が喋れる人ならだれでも歓迎!」などと窓口を広げてボランテイアを募集しているところもあるようだが、やはり最低限の基本的な知識は持って教えたいものである。
外国人が安心して日本で暮らせるようになる、そのための最も大切のことの一つが日本語学習支援だと思う。
これからも多くの方が外国人に対する日本語学習の支援者になってほしいものだ。