mukojiisanのブログ

見よう見まねで始めたブログです。暇つぶしに見てください。

スペイン旅行

2013年11月27日 | 日記
距離の遠さと治安の悪さを理由になかなか踏ん切りがつかなかったスペインに、ツアーに参加して行ってきた。1年前ならユーロも安かったのに、今は店のレートは140円近くもする。
関空からルフトハンザ航空で、ハンブルグ経由 往きはバルセロナまで、帰りはマドリッドから、片道17時間近くの長旅である。

1日目マドリッド→タラゴナ(雨)
マドリッドはあいにくの雨、ガウデイの未完の大作「サクラダ・ファミリア(聖家族教会)」は1882年に計画に着手以来131年が経つ今も工事が続けられているが、ガウデイの生誕100年の1926に完成を目指しているとか。
しかし131年かかっても完成できなかったものをあと13年で完成させるために、今はコンクリートと鉄筋をった現代工法で急ピッチで工事が進められている。本当にこれでいいのか・・。
地下のガウデイは怒ると思う。
現在から完成までの工事の予想動画がYOUTubeに公開されている。これは面白い。是非ご覧を。
http://www.youtube.com/watch?v=Q-MfO7sC_7U

サグラダ・ファミリア大聖堂


2日目バレンシア→・ラ・マンチャ→グラナダ(曇り時々雨)
バレンシアのカテドラル(聖堂)、世界遺産ラ・ロンハ(交易所)や中央市場を見物してから白い風車が点在するラ・マンチャ地方の風車の村を見物。ドンキホーテの舞台である。今日の走行距離は600km。

ラ・マンチャ地方の風車村 今は観光用
バレンシアの中央市場 ぶら下がっているのはこの地方名物の豚の生ハム うまい


3日目グラナダ→ミハス→セビージア(晴れ)
グラナダの見どころはスペイン観光のハイライトといえる「アルハンブラ宮殿」。
スペインにおけるイスラム王朝最後の居城であるこの宮殿は780年間にわたるイスラム支配の絶頂期の宮殿というだけあって まさに贅を尽くした見事な建築物である。しかし残念ながら多くの観光客と時間にせかされたためか、前評判が高かったせいか 人が言うほどのそれほどすごい感動はなかった。
タパス料理の昼食後立ち寄ったのは「ミハス」。地中海を見下ろす山の中腹にへばりつくこの街は、白い壁の家が軒を連ねるカサ・ブランカ(白い家)として有名なリゾート地.
夜はフラメンコ・デイナーショーで本場のフラメンコを楽しんだ。

アルハンブラ宮殿 大使の間



フラメンコデイナーショー


4日目セビージア→コルドバ→マドリッド(晴れ)
ヘラクレスが建設したといわれるセビージャは、紀元前10世紀には古代タルテソス王国の首都がおかれていたといわれる歴史の古い町であるが、ここは何と言ってもコロンブスがアメリカ大陸へ出発した町として有名で、町のシンボルであるカテドラルにはコロンブスの墓がおかれてある。このカテドラルはスペイン最大の規模を誇る聖堂で、ヨーロッパでもローマのサン・ピエトロ、ロンドンのセント・ポールに次ぐ3番目の大きさを誇る。
次の目的地コルドバは 10世紀ごろには人口100万人を越え、イスラム・ユダヤ・キリストの三つの宗教が融合して著しい隆盛の時期を迎えている。
この街のシンボルは何と言っても「メスキータ」。このモスクは 8世紀にそれまでのキリスト教会の後に作られ、13世紀にはまたキリスト教会に作り直されたという イスラム文化とキリスト教文化が入り混じったのが このメスキータ。
正面・側面・天井に至るまで精密に彫りこまれたイスラムの祭壇も、壮麗で美しいキリスト教の中央祭壇もいずれも目を見張るものがあった。世界中から富を集めまくった往時のスペインの栄華を思わせる。
コルドバ観光終了後は新幹線(AVE)でマドリッドへ。

 セビージz大聖堂

 大聖堂の塔からセビージア市内

 ローマ橋の向こうがメスキータ



5日目マドリッド→トレド→マドリッド(晴れ)
いよいよ最終日。午前中はトレドへ。
トレドの町は河の対岸から見る景色が何とも美しい。
トレドはイスラムの支配下にあった400年間を除いて 16世紀にマドリッドに首都が移るまでははスペインの首都であり、その文化はキリスト:イスラム・ユダヤの文化を融合させて形作られている。首都がマドリッドに移ってからもカトリックの首座大司教座としてスペインキリスト教の中心地である。
13世紀から約250年かけて作られたカテドラルは 外観も内部の装飾も圧倒的な迫力を有する。
隣のサント・トメ教会では、エルグレコの有名な作品「オルガス伯の埋葬」を鑑賞した。
午後マドリッドに戻ると 最後の観光地 プラド美術館とソフィア王妃芸術センターの見物。
プラド美術館では ゴヤの「裸のマハ」「着衣のマハ」「わが子を食うサチュルヌス」「カルロス4世の家族」、エルグレコの「受胎告知」「聖三位一体」、ベラスケスの「ラス・メニーナス」、そしてルーベンスの「三美神」などの、ソフィア芸術センターではピカソの「ゲルニカ」、ダリの「後ろ向きに座る少女」などを駆け足で鑑賞した。

 トレドの町 素晴らしい眺望

ツアーの全日程上は8日間であるが、往復の移動時間を除けば実質5日間の忙しい旅。 一度は訪れたいと思っていたスペインは、期待通り 歴史遺産豊かな明るい国であった。食事もうまい。
最後に一つ
添乗員や現地日本人ガイドが使う敬語「歩かれてください」「座られてください」・・・これには初めから最後まで気になって。「ら」抜き言葉はいずれ認知されるかもしれないが、この敬語の使い方だけはごかんべんねがい






サンシビック祭りに日本語教室が出演

2013年11月13日 | 日記
11月10日日本語教室が会場として使用しているサンシビック尼崎祭りがおこなわれ、日本語教室の学習者とボランテイア講師が舞台に上がって歌などを披露した。
今回の出し物はアメリカ人夫妻によるアメリカ民謡「クレメンタイン」と日本語・英語・中国語・韓国語による「上を向いて歩こう」の合唱および学習者へのインタビューという内容。これまでと異なり 司会、インタビュー、ピアノ伴奏という役割すべてを外国人学習者にやってもらったが 片言の日本語によるパフォーマンスが大いに受けた。
短い時間ではあったが 学習者と一体になって楽しく過したひと時であった。

その一部録音をYouTubeにアップロードしました。http://youtu.be/hsW1UXLsHMg





 アメリカ民謡を歌うジェームズ夫妻

 参加全員で

 民族服を着たメンバーで

阪神南ふれあいフェステイバル

2013年11月02日 | 日記
11月2日尼崎の臨海工業地区に作られた「尼崎スポーツの森」で阪神南ふれありフェステイバルが開催された。この催しは毎年1回県内のどこかの地区で行われているとか。
実は 夏ごろにジョイフルのメンバーからこのフェステイバルの舞台に出演したらどうかという話があった。結局出演は実現しなかったが、どんなイベントなのかこの目で見ておきたいと言うつもりで見に行った。尼崎・西宮・芦屋の3つの市が合同での開催とあって 県副知事を始め各市の市長なども出席し、盛大な開会式ではあった。乾杯はもちろん灘の酒で。
会場を一回りした後 シャトルバスで尼崎運河をまわる会場へ行ってみた。
運河があることは聞いていたが現地に来たのは初めて。シャトルボートに乗って小さな水の旅を味わうことができた。運河めぐりの途中 尼ロックで防災展示室も見学したが、尼崎の3分の一の地域は海水面より低く、海岸は防波堤で囲まれていることを初めて知る。
しかし 来るべき東南海地震に対して 備えはどこまであるのか?






 液晶との戦いに敗れて工場閉鎖が決まった巨大なプラズマパネル製造工場のそばでのイベント。地域活性化イベントと隣合わせとは何とも皮肉なものだ。

北堀キャナルベースからシャトルボートで尼ロックへ

 運河の水位は海側より低いため 水位の異なる二つの水域の間で船を航行させる施設がある。(尼崎閘門)

 尼ロック(尼崎閘門)

 尼ロックから南堀会場へ向かうシャトルボート

 尼崎はゼロメートロ地帯 武庫之荘はかろうじてセーフ?