真南風ふけば~♪

沖縄本島北谷にあるダイビングショップ『BIG DOG沖縄』は、少人数でのんびりダイビングが好きな方にピッタリ!

BIG DOG 沖縄

「ビッグドッグ沖縄」は、沖縄本島の北谷にあるダイビングショップです。 ソフトコーラルのお花畑といわれるダイビングポイント『砂辺』の近くにあります。 ビッグ ドッグ沖縄 〒904-0113  沖縄県中頭郡北谷町宮城1-147 ℡&Fax ;098-926-2105 お急ぎの場合は、090-2569-6319まで。 http://www.bigdog.jp/

がじゅまるファミリー②

2008-10-21 | 沖縄の本
久しぶりに本屋さんへ行ったら「がじゅまるファミリー②」が発売されていました

もちろん買ってきましたよ~

これは“琉球新報”に連載されている4コマ漫画です
うちがとっているのは“沖縄タイムス”で、普段は見られないので、第2巻が出るのを楽しみにしていました



①巻より洗練されていて、それでいて新鮮さは最初と同じで、とてもレベルが高い漫画だと思います
早く読んでしまうのがもったいないので、1日2ページづつ読んでいますよ~





がじゅまるファミリー②
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おきなわいちば

2008-08-07 | 沖縄の本
「おきなわいちば」の特集ページ「市へ行こう」に載っていた“もとぶ手作り市”
これ、前から行きたいと思っているのですが、なかなか行く機会がありません。

毎月第三日曜日の朝10時から16時くらいまでだそうです

表紙の箸袋は、「沖縄草木染工房みちくさ」の作品です。
いいなぁ、コレ



もとぶ手作り市
本部町営市場において開催。

次回は、お盆の終わった8月17日かぁ
行かれるかな・・・・・







琉球藍染 ガーゼシャツ
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魚が恋する海

2008-06-17 | 沖縄の本
     中村征夫・著   旬報社ブックス

「環境問題の未来」シリーズの第二弾です。
このまま温暖化が進むと30~50年後くらいには、世界中のサンゴは消滅するそうです

サンゴはアマゾンの熱帯雨林に負けない量の酸素を出していて、サンゴが壊滅状態になると、地球の寿命はそこから150年くらいだろうと言われているそうです。
たった150年



私達の数世代後には、地球はなくなってしまうのか

「環境のために何かしたいが、何からしたらよいか分からない」という方へ、著者からののアドバイスは

「小さな自然へしょっちゅう出かけてみようよ

それによって、あれこの前よりゴミが増えたよとか、きれいな水が汚くなっちゃったよ、なんで。とか考えるようになり、その小さなきっかけが、大きな変化へつながっていくはず
まずは、身近な自然を見るところから始めてみよう、と言っています。



私からもぜひお願いしたいです。
沖縄の役所の方々、干潟へ出かけてみてください。
そこで生きている小さな命を見たら「埋め立てよう」なんて考えられないはず






「海の遊び方」中村征夫
干潟で遊ぼう/海辺で遊ぼう/磯で遊ぼう/海の中で遊ぼう
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沖縄うまいもん図鑑

2008-06-09 | 沖縄の本
沖縄特有のめずらしい食材や、料理などを紹介してあります

スーパーでみかけるたびに、「どうやって料理するのだろう」と思っていた、マコモダケ

万葉集にも出ているくらい、かつては日本で普通にあったものらしいのですが、今はほとんど採れなくなり、現在沖縄で売っているものも、中国・台湾からの輸入だそうです



直焼きにすると美味しいんだって

オオタニワタリの天ぷらも食べてみたいなぁ~。
んん美味しそう




沖縄野菜の中で、私が一番好きな「ハンダマ」
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役にたたない日々

2008-06-03 | 沖縄の本
    佐野洋子:著   朝日新聞出版

これは“沖縄の本”ではないのですが、沖縄人の感覚と通じるところがあるように思います。

人はみんな生まれてからずっと、日々成長することを目標に生きているけど、老人になるということは正反対で、日々衰えることを受け入れることです。
若い人は「老人なんだから、そんなの当たり前じゃん」と思うだろうけど、いざ自分がなってみると、それは精神的にかなりキツイものだということを実感します

そういえば、以前に母に、年相応の運動にとどめておきなさいと言ったら、
「あたしだって老人になるのは初めてなんだから、わかんないのよっ」と言ってたなぁ

銀行ATMの前でモタモタしていると、後ろに並んだ若者が「チッ」と舌を鳴らして、隣の列に移っていきます。あの若者は、昨日までの自分の姿です。効率的・合理的なことが、そんなにいいことか?できる人間は偉いのか?役に立たないことは悪いことか?役に立たない自分は生きている価値があるのかないのか?

そんな日々葛藤している老人に、「いいじゃん、そのままで。老人は役に立たないからいいんだよ。」と言ってくれているような気がします

ただ、ひとつ残念だったのは、帯のキャッチフレーズが、ナンデって感じです。
きっとこれは、若い編集者が書いたんだろうなぁ





佐野洋子の代表作「100万回生きたねこ」何度読んでも、ジワッときます
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ホントに旨い沖縄料理店

2008-05-20 | 沖縄の本
                沖縄スタイル編集部:編     


何度も読み返しては、ここも行きたいあそこも行きたいと想像して楽しんでいます

それでいながら、ちゃんと地図などを覚えていないので、いざ“那覇で昼ご飯を食べよう”となると、“あの本に載ってた店はどこだっけ”ということになり、結局たどりつけないまま、帰宅することになったりします



“ゆうなんぎぃ”ここも、前から行ってみたいと思っていて、まだ行けてないお店です。
写真で見ても、みるからに美味しそうな“味噌だれラフテー”

んん~、とろけそう




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がじゅまるファミリー

2008-05-14 | 沖縄の本
   作画: もも・ココロ      琉球新報社

沖縄の2大新聞の一紙「琉球新報」に連載の4コマ漫画を一冊にしたものです。

軽い気持ちで、買って読み始めましたが、途中からかなり真剣に読んでしまいました。
これだけの深い内容を4コマに収める、もも・ココロさんはスゴイ



登場人物は、おじぃ・おばぁ・父ちゃん・母ちゃん・長男・次男・三男・末っ子の長女の8人家族。末っ子のサンゴちゃんが可愛いの



最後に、作者が4コマ漫画家になったいきさつが書かれていました。

  ある朝、新聞を読んでいたら、4コマ漫画に雪が降ってる絵が載っていました。

  「沖縄に雪は降らんのに」と言うと、奥さんが

  「県外の人が書いてるんじゃないの」と言います。

そこで「これだ」とひらめきます。


やっぱり、沖縄の新聞の漫画は、沖縄県人が描かなくちゃね。
子供も大人も、みんなが楽しめる、上等の漫画です






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沖縄野菜 おかずレシピ

2008-05-02 | 沖縄の本
     料理:夏梅美智子    双葉社

沖縄野菜の料理で、いままでたいへんお世話になった本です。
ヘチマの味噌炒めも、パパイヤのサラダも、これを見て作りました

だいたいは成功でしたが、評判悪かったのは「モヤシチャンプルー」です。
ポークとモヤシを炒めて、卵を絡めるというものですが、
「モヤシは水っぽいから卵で絡めるのは合わない」という評価でした




次は、これを作ってみたい「ミヌダル」
豚肉にゴマをまぶして蒸します。美味しそうー



ここでも売ってました「琉球宮廷料理ミヌダル」クリックしてね



立腹のススメ

2008-04-09 | 沖縄の本
     宮良長和 著      沖縄タイムス社

石垣島在住の眼科医師が、長年に渡っていろいろな誌面に発表したものを集めています。

『基地があるための“我慢代”として、日本から支払われる様々な名目のお金。身の程に合わない豪華な役所や、交通量に見合わない整備された道路。雇用創出目的のためだけに埋め立てて、また掘り返す、自然破壊するだけで、意味もない開発。
そんなことしてたら、自分の子供・孫の代には、確実になくなってしまう美しい海ややんばるの森。なのに、ただ目先の自分の利益だけしか考えていないウチナンチュ。
そして、それだけ経済的に日本に甘え基地に頼っていながら、「基地反対」と子供のように騒ぎたてる。』

・・・・これは、言えませんよね、ヤマトンチュには
たとえ心の中で思っていても

教育の原則として「真に愛する者だけが罰を与えることができる」と、この本に書いてありましたが、これは、教育に限らず全てのことに言えるのではないかと思います。
「真に沖縄を愛する者だけが批判することができる」んですね



最後に書いてあった「些事の積み重ねこそが人生」の章にも、とても共感しました。
似たようなことを、かつて私の祖父や祖母も言っていたように思います。当時は子供だった私は「なに言ってんだか」と聞き流していました。
10代や20代の頃は、自分が年を取った時のことは想像できないものだけど、必ずその時はやって来ます。いまになって私も「あ、あの時おばあちゃんが言ってたのは、こういう事だったのか。」とその意味を理解しつつあります




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チェケラッチョ!!

2008-04-03 | 沖縄の本
著:秦建日子   講談社文庫

高校生の時って、こんな感じだったかなぁ
ほんの小さなことに、ものすごく大きな意味があって。
なんで大人はあんなに鈍感でいられるんだろうと思ってた。

いつでも、もっとどこかに面白いことがあるに違いないと何かを探して。
自分を過信して絶望して。特別な何かになれると夢見てた

この話は、たまたま舞台が沖縄北部なだけで、本部の美しい海が背景でも、渋谷の雑踏が背景でも、溌剌とした高校生が出演すれば、どちらでも絵になるんじゃないかな。



たぶん初めから“映画化”を目的として書かれたのでしょうね。
“小説”としては、物足りない感じです。
もうちょっと沖縄の日常を丁寧に書き込んだら、大人も共感できる話になるのになぁ・・



DVD「チェケラッチョ」



てぃーあんだ

2008-03-31 | 沖縄の本
 
    山本彩香:著        沖縄タイムス社


若い頃は琉球舞踊の名手で、今は那覇の料理店経営者である山本彩香さんが、沖縄タイムスに連載していたものをまとめた、琉球料理の本です。「てぃーあんだ」は、直訳すると「手の油」ですが、手をかけた料理の意味だそうです。

どなたかのブログに「レシピを期待して買ったが、載ってなくて残念」というようなことが書いてあったので、そちらの方は期待していなかったのですが、ちゃんと作り方は書いてあります。それも、とても丁寧な説明で、これを読んで作れなかったら、たぶん何を見ても作れないだろうとすら思います。

以前に、とても美味しいお店の料理人が書いたレシピを見て、まったく同じように作ってみたことがあります。でも、どうしても同じ味にならず、何か隠しているのではないかと、ご本人に聞いてみました。

そしたら、一言。「センスでしょう」

ガーン撃沈です

ファッションでもそうですよね。
センスの良い人が着ると素敵な服でも、自分が試着してみるとガッカリすることがよくあります。
きっと、服を“着こなす”のと同じような、料理のセンスというものがあるに違いありません。

食べ物屋さんに詳しい方にも、同じレシピで美味しい料理を作る人とそうでない人がいるのは何故でしょう、と聞いてみたら、

一言。「知性だね」

再び、ガーン

それ以来、“知性”の方は難しいので、“感性”を磨くべく努力しております。この本はそんな“知性と感性”を磨くためのとても良い教則本だと思います。

高価な本なので、買おうかどうしようか迷ったけど、買ってよかった~、と思ったのもつかの間。

ここで全部、読めるよ~
てぃーあんだ



【大根のアカバナー漬け】

うちの犬がハイビスカスを食べて困るということを前に書きましたが、ハイビスカスは、人間でも食べて良いし、殺菌作用もあるんだって。もともと中国では、梅干はシソじゃなくてハイビスカスで色付けしてたなんてビックリ






中国、韓国、沖縄、精進のそれぞれの料理を4人のエキスパートが紹介する。「モンスーンの食卓」
沖縄代表は、もちろん山本彩香選手。



沖縄の言葉と歴史

2008-03-11 | 沖縄の本
  著:外間守善  中公文庫

ウチナーグチの歴史や語源などについて書かれた本です。
とても興味深かったのは、15世紀くらいにヤマトから沖縄へ、大規模な人口移動があり、それが今のウチナーグチの元になっているということです。

その元になった言葉は、ヤマトでは急速に変化を遂げていき、沖縄ではあまり変化しないまま近年まで伝わっていたそうです。だから、ウチナーグチには、日本の古語に近い言葉が残っているのですね



あともうひとつ、興味深かったのは、方言の矯正についてです。
明治33年に、県立1中生徒が中心になって、共通語普及に努力しましたが、学校教育における罰札(方言札)が明治40年くらいに始まってからは、一転して抵抗します。

その後、昭和になって海外移民が多くなると、外国の日本人社会の中で、言葉が分からないための沖縄人の孤立という問題がおきます。そして、昭和15年には、再び方言札が復活します。

この時代で面白いのが『民芸協会事件』です。
事の発端は、日本民芸協会の数人が沖縄の文化研究を目的に来島し、沖縄県の方針として盛んであった、標準語励行運動を批判したところから始まります。

民芸協会の人は、標準語励行運動の行きすぎを批判したのでしょうが、それに対して沖縄県側は、方言を保護せよなどと言うのは、沖縄を『愛玩県』として蔑視したものだと反論します。

『愛玩県』というのは、面白い言い方です。
これが当時はかなり大きな社会問題になったようです。

でも、考えてみると、この愛玩県問題は、いまだ解決されていないかもしれませんね。






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なんくるない

2008-01-25 | 沖縄の本
    よしもとばなな      新潮文庫

短編が4つ入っています。
私は、読みながら「この本はきっと、ばななさんの沖縄に対する感謝の気持ちなんだろうな」と思って読んでいました。
そうしたら、後書きに「不思議とこの本がいろいろな縁をつないでくれたりもしました。それは沖縄が私に返してくれたものだと感じます。」と書いてありました。
そうかぁ、そうやって連鎖していくのね。私は、ちゃんと感謝できてるかなぁ。

よしもとばななの作品は、どれもみな心の中に抱えている自分では気が付いていない気持ちに気づかせてくれる、感性鋭いものですが、私はこの中では「ちんぬくじゅうしい」が好きです。



主人公の“私”は、小学生の女の子。母親が変な宗教にハマッてしまって、心が家族からどんどん離れてしまうのに危機感を感じながらも、何もできない無力な自分にもどかしさも感じています。両親は別居し、主人公は那覇に住む叔母に預けられます。両親と、夏休みに最後に旅行した、離島のけだるい午後。その、なんでもないひとときが、どんなに貴重でかけがえない時間であったか。落ち込んでいる主人公に対して、叔母さんはとても優しく、市場で買ってもらったアオバジュースの甘さと、叔母さんの優しさに、行き場のない感情があふれ出してしまいます。

その後、正気に戻った母と仲直りをした父と、もう一度親子の生活が再開します。そうなった今、かけがえのない貴重な時間は、母と過ごした思い出ではなくて、今は亡くなってしまった叔母との、市場で過ごした甘い優しい時間なのでした。

「失くしてはじめて分る身近な大切なもの」という言い古されたテーマですが、永遠のテーマでもあると思います。



“ちんぬく”は里芋のことで“じゅうしい”は炊き込みご飯のことです。
Coccoの曲名にもなってますね





沖縄の人だけが食べている

2007-11-22 | 沖縄の本
著:仲村清司  夏目書房

この本、確か沖縄市の植木市で300円くらいで買いました。
定価は1500円なので、かなり安かったです。もちろん新品です。

ここに載っている食品38種の内、私が食べたことないものは、
東道盆・インガンダルマ・オオタニワタリ・きっぱん・ブエノチキン・山城饅頭・かちゅー湯の7種でした。

この中の、山城饅頭は、今年の夏頃に、近くに行ったので探してみたのですが、店がみつかりませんでした。移転、または廃業したのでしょうか。かなり美味いという噂だったので、残念です。この本にも「国宝級の銘菓」と書かれています。

そして、「こんなものが食べられるのか」と思う、オオタニワタリ。



オオタニワタリって、これですよ~



観葉植物として売られているのは、よく見ますが・・・





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オキナワドリーム

2007-10-24 | 沖縄の本
青い空、青い海の彼方から見えてくるもの   天空企画:編

照屋林賢・加門七海・Kiroro・高嶺剛・ジェームス天願・前森喜一・比嘉光龍・上原誠勇・KEN子・大城美千恵etc.
いろいろなジャンルで活躍している人達の、オキナワドリーム。

印象的だったのは、Kiroroの千春が「これからの夢は?」と聞かれて応えた言葉

「子孫繁栄!」

いまどき、そんなこと言える人いますか?
いないですよね~。沖縄人以外では(笑)

人間も生き物の仲間である以上、子孫繁栄に勝る大事なものなんて、ないはず。
そんなあたりまえのことも、ビルに囲まれた都会に住んでると分らなくなってしまいます。
聞く度に背中が寒くなる、最近の流行言葉「自分探し」も「キャリアアップ」も、吹き飛ばしてくれる力強い言葉です。







↓秋に着たいのは、やっぱりワンピース。