春陽座再び

１１日に妙心寺の花園会館で春陽座の大衆演劇を観たばかりなのに、また誘われました(笑)
彼女は昨日で４回目。
なんでも一緒に行くはずだった人が風邪を引いたらしくて、チケットの予約もしているので行かない？と日曜日に電話があったわけです。

今週は23～24日とライブビューイングで出るのが分かっていたのに、行けます！って即座に返事してた(笑)

出し物は毎回違うし、お芝居の後の舞踊は３代目座長の澤村かずま、という人が出ずっぱりのかずMAXショーというものらしくて、そりゃあ、早乙女太一から思えば美しさはちょっと劣るとはいえ、太一を知らなかったら十分に綺麗だと思えるひと。
女形、男舞、両方を早変わりで１時間出ずっぱり。

席も驚いたことに最前列のセンターだしさ、嬉し恥ずかし・・・って感じ(笑)

お芝居は前回よりも昨日の方が断然楽しかった。
ここの劇団は不思議なことに、７０歳過ぎた座長と、１０年前に座長になった２代目と、５年前に座長になった３代目がいて、２代目３代目はともに３０代。
昨日はその２代目と３代目のアドリブの応酬続きで、面白すぎて笑いこけてました。
この場をどう収拾するんだろ？　ここが延びるとお食事休憩遅くならない？？　と心配するほど。

おそらくこういうオチだろうな、との予想通りに芝居は終わり。
さすが、若い時から座長になっただけあって客の乗せ方がお上手でした。

舞踊はポップスから演歌までをベースに、座長の一人舞いや、劇団員の群舞もあって、すぐ横手の花道から出てきたり、ステージと最前列の椅子の前の１メートルほどの場所で踊ってくれたりで、目が合うとドキドキしました(笑)

で。　最後に、本日の公演（お昼の部）は、桜散るに乗せておしまいです・・・というようなアナウンスがあって、桜散る？？桜散る？？　なんか聞いたことあるんだけど。。。
と思っていたら、なんと、GACKTの『サクラ　散ル・・・』だった(笑)

隣の彼女が歌声を聞いて私に「この歌誰？」と聞くのと私が「GACKTや！」というのが同時(笑)

多分、昨日、あの会館にいた人たちの中で、最後の曲がGACKTのものだ、と分かった人は私しかいないと思う

送り出しのところで、２代目座長に、まさか最後にGACKTの曲が使われるとは思いませんでした。っていいながらきっちり握手してもらいました。
帰りは雪でも心はぽかぽか。