落合恵子 著 朝日文庫 2021年 7月30日 1刷
高校時代、庄司薫の赤ずきんちゃんシリーズと、落合恵子のエッセイは読み漁った。
文化放送のアナウンサーでレモンちゃん、と呼ばれていた落合恵子はふんわり優し気な美人さんで、憧れのお姉さんでもあった。
田舎の女子高でキラキラするようなことは何もなく、授業が終われば帰宅部の私はまっすぐ家に帰った。
今みたいにネットもなく、地方の高校生には都会そのもののレモンちゃんがまぶしかった。
時は流れ。。。
レモンちゃんは私の知っているレモンちゃんでなくなっていた。
それでもこのエッセイを読んでいるとあの頃の落合恵子節、とでもいうようなフレーズが相変わらず散りばめられていた。
勿論、政治的な発言も含まれているけれど、サガンだのサリンジャーだの、ハービーハンコックだの。
It's a sin to tell a lie なんていうのを覚えたのも彼女のエッセイだった。
とても懐かしい友人に会えたような気持ちで読み終えた。
質問 老いるのはいやですか?
答 いいえ、老いて良かったと思うことも増えているのでいやではありません。
高校時代、庄司薫の赤ずきんちゃんシリーズと、落合恵子のエッセイは読み漁った。
文化放送のアナウンサーでレモンちゃん、と呼ばれていた落合恵子はふんわり優し気な美人さんで、憧れのお姉さんでもあった。
田舎の女子高でキラキラするようなことは何もなく、授業が終われば帰宅部の私はまっすぐ家に帰った。
今みたいにネットもなく、地方の高校生には都会そのもののレモンちゃんがまぶしかった。
時は流れ。。。
レモンちゃんは私の知っているレモンちゃんでなくなっていた。
それでもこのエッセイを読んでいるとあの頃の落合恵子節、とでもいうようなフレーズが相変わらず散りばめられていた。
勿論、政治的な発言も含まれているけれど、サガンだのサリンジャーだの、ハービーハンコックだの。
It's a sin to tell a lie なんていうのを覚えたのも彼女のエッセイだった。
とても懐かしい友人に会えたような気持ちで読み終えた。
質問 老いるのはいやですか?
答 いいえ、老いて良かったと思うことも増えているのでいやではありません。
スカしているかどうかはわかりませんが、そこが落合恵子ですよね。
ただ、私も2~3年前雑誌だったかなぁ、落合恵子があまりに様変わりしているのに驚きました。
お母さんの介護で大変だったんだと思いますが、レモンちゃんを知ってる世代としてはほんと、びっくりでした。でもね、以前より辛口で素敵になっているようです。
なんだか、スカしていて、背中がムズムズするような語り口だったので好きではありません。(^-^)
最近、何かのテレビで姿を見ましたが、外観はすっかり変わっているのに相変わらず乙女チックにスカしているので、ゲホッ でした。(^-^)
クレヨンハウスがオープンの時までは落合恵子らしいな、と思ってましたが、その後ずっとあまり思い出すこともなかったです。
ある日、雑誌でみかけた彼女はお母様の介護もあってか、レモンちゃんの面影もなかったです。
でも、この本の中は『おしゃべりな屋根裏部屋』の落合恵子さんがいました。
バルちぁんさん
老けてシミや皺、白髪が出ても、背が縮んだり背中が丸くなったりしても悲しいけれど受け入れるほかないと思います。
芸能人が『お直し』で妙な顔になってしまったのを見るにつけ、自然のままでいいじゃん、と思ってしまいます。
誰しも「老いる」どうしょうもないこと。
こればかりは、いくら金積んでも不可能。
この世の中、永遠のものはひとつもありませんものね。