京都寺町三条のホームズ3

望月麻衣　著　双葉文庫　　２０１５年１２月１３日　第１刷

なんだかんだと文句をつけつつも（笑）　このシリーズも３刊目まで読んでいる。
やっぱり見知った場所が出てくるのはなんとなく嬉しいものだし、ここ知ってる！とか、ここ行った！とか、そもそもこのホームズがいる骨董店自体が、あのあたりだろうな、と思わせるからまんまとひっかかっているエセ京都人。

で。
小説の内容と関係なく感想を書いてしまえば、『新京極八社寺詣り』が出てくるんだけど、これは知らなかった。
確かに、一つ隣の通りの寺町、だといかにもお寺さんが多いように感じるけど新京極にも小さなお寺さんがいくつか見かけられる。

まぁ、それは観光寺院ではないのでほんとに小さくて通り過ぎてしまう。


誓願寺　　誠心院　　西光寺寅薬師　　蛸薬師堂永福寺　　安養寺倒蓮華　　善長寺　　錦天満宮　　染殿院　

誓願寺と錦天満宮、染殿院は場所はわかるけどあとのところはきっと目にしながらもうかうか通り過ぎているところだと思う。
この各々の寺社がどういうご利益？　謂れがあるのかというのもホームズがぽつぽつ説明していることだし、八寺社の御朱印帳もあるというので、近いことだし（笑）
一度端から順に詣でてみようと思う。

四国の八十八か所とか西国三十三か所（これは回った）に比べるとたったの八か所だけだし、新京極通だけだし一日、いや、半日で楽勝だろう。

本って小説の内容そのものにいたく感動することもあれば、こんなふうにちょっとした行から情報を得る事もあってやめられない。