井上荒野 著 新潮文庫 平成24年12月１日 発行
これまた今月の２６日から公開される映画の原作本で、本にかかる帯には阿部寛を中心に小泉今日子や大竹しのぶ、真木よう子らが
デザイン違いの白いドレスを纏っている。
一見したところ、コメディみたいなんだけどねぇ（苦笑）
井上荒野って、上手いと思う。
『潤一』と『切羽へ』と、この『つやのよる』しか読んでないけれど、こういう文体と言うか、世界観、私は好きだなぁ。
あなたはバロックである、って（奥さんになる女優に）言った建築家がいたようだけど、そんな感じ。
一時高村薫さんの作品がすごく良くてたくさん読んでた頃、この人、本当に女性？って思うような理知的？ う～ん、理路整然？
どう表現したらいいのかなぁ、カチンカチンとした直線的な感じを受けていた。
こう・・・ひとつひとつがバラバラなピースでも、それが最終的には1ミクロンの隙もなくピシッと決まるような感じ。
それに比べると荒野作品は、落ち着きのない、なんか曲線的なバロック、、、歪みのような感じをいだく。
どうしようもなくだらしない艶、という女に関わった男たちの妻だったり恋人だったりした６人の女たちの本性が透けて見える、、、らしいけれど、それは映画を撮った行定勲監督の解説に詳しく書かれている。
私はそういうところはかなりざっくり飛ばし読みしてた。 てか、女の本性は、私も一応女だから、改めて解説するまでもなく普通に無意識状態の所に置いているから、別に注目するまでもないっていう心境。
監督は男性だから、目につくんだろうね（笑）
それよりも、そのどうしようもない女に振り回されている松生に興味を持ってしまった。
映画では阿部ちゃんが演じるんだろうね。
テルマエ・ロマエの印象があまりに強く残ってるので（苦笑）さて、どんな風になるのかしら？と。
こういう落ち着かない、ある種読後感の悪い小説がいいな～って思えるほどには私も長けたかな（笑）
これまた今月の２６日から公開される映画の原作本で、本にかかる帯には阿部寛を中心に小泉今日子や大竹しのぶ、真木よう子らが
デザイン違いの白いドレスを纏っている。
一見したところ、コメディみたいなんだけどねぇ（苦笑）
井上荒野って、上手いと思う。
『潤一』と『切羽へ』と、この『つやのよる』しか読んでないけれど、こういう文体と言うか、世界観、私は好きだなぁ。
あなたはバロックである、って（奥さんになる女優に）言った建築家がいたようだけど、そんな感じ。
一時高村薫さんの作品がすごく良くてたくさん読んでた頃、この人、本当に女性？って思うような理知的？ う～ん、理路整然？
どう表現したらいいのかなぁ、カチンカチンとした直線的な感じを受けていた。
こう・・・ひとつひとつがバラバラなピースでも、それが最終的には1ミクロンの隙もなくピシッと決まるような感じ。
それに比べると荒野作品は、落ち着きのない、なんか曲線的なバロック、、、歪みのような感じをいだく。
どうしようもなくだらしない艶、という女に関わった男たちの妻だったり恋人だったりした６人の女たちの本性が透けて見える、、、らしいけれど、それは映画を撮った行定勲監督の解説に詳しく書かれている。
私はそういうところはかなりざっくり飛ばし読みしてた。 てか、女の本性は、私も一応女だから、改めて解説するまでもなく普通に無意識状態の所に置いているから、別に注目するまでもないっていう心境。
監督は男性だから、目につくんだろうね（笑）
それよりも、そのどうしようもない女に振り回されている松生に興味を持ってしまった。
映画では阿部ちゃんが演じるんだろうね。
テルマエ・ロマエの印象があまりに強く残ってるので（苦笑）さて、どんな風になるのかしら？と。
こういう落ち着かない、ある種読後感の悪い小説がいいな～って思えるほどには私も長けたかな（笑）
もちろん、艶さんと通夜はかけていると思います。
男女の心の機微っていうより、私には松生の執念みたいなものをより強く感じたんだけど、解説の行定監督は、女の気持をより深く組み取ってたように思う。
難しい質問やな（笑）
女の人って、男が思っている以上に多面体というか、たくさんの人格を持っていると思うのね。
解説者はそのひとりひとりにスポットをあてていたけれど、登場する６人の女性は、多分、全部、ひとりの女に集約できる、って私は思ったの。
私だって、すごく意地悪だし、計算高いし、ちゃらんぽらんだし、いろんな所を持ってる。 でも、いろんな面を持っているのが当たり前だと思ってるから、ことさらその一部に焦点を当てなくても、、、ああ、 何が言いたいんだろう？（苦笑）
私はね、この６人の登場女性には共通するものとして『嘘つき』ってのを感じたのよね。
女は嘘がうまい。 男は当然騙せる。 その嘘は自分すら騙せる。 よく男の人の浮気はばれるけど、妻の浮気はばれない、っていうじゃない。 私、それは分かるわ（笑） 多分、女は完璧に嘘がつけるから。
そして、ある年齢以上になると男の人って単純でひどく子供っぽい事にも気づくし。
結婚して子供が生まれると、妻は夫の事を『長男みたいなもんです』っていうけど、夫は妻を見て『長女みたいです』って言わないでしょ（笑）
男はいつまで立っても子供で勝ち負けの世界に生きてるけど、女は負けたふりもできるから、ずっと精神的に大人だと思う。 でもね、それすら言わないで、はいはい、って男を立てて操ってるんだけどね（笑）
そういう操縦法みたいなのって、別に意識してやってるものでもないし、もともと機能として備わってるんだとおもうわ。 だから、心臓があるってことを普段意識しないように、自然に生きてると思う。 でも、それは男の人から見たら怖い事なのかもしれない。
でも 五分艶とか 艶消し 指定色も たまにありまっせってなんのこっちゃ
姉さん今年は おもろいの 何も浮かんばへん 絶不調や
うふふ。 絶不調な時もありますって。
今日ね、澤會への登録書類送りました（笑）
なにがなんでもチケ取ろうとまい進中どぇす。
俺らも 澤会で何か 買おかな会員番号復活しよかな 思ってます。