Ａｌｗａｙｓ 続 三丁目の夕日

観に行ってまいりました。『続　三丁目の夕日』
前作・・・わたしの中では邦画のランク、『パッチギ！』や『かもめ食堂』のほうが上だったんですけど、　まあ、優るとも劣らない？面白い映画であった事は事実です。

堤真一さん、好きなんですよ。ふかっちゃんと共演した『恋のチカラ』以来。
キムタクと共演してた『グッド・ラック』も素敵でした・・・『やまとなでしこ』も良かったです・・・なんだ、結構テレビドラマ見てるやん♪

で、彼が鈴木オートの社長さんで、なんていうのかな、これが現代ものだったらもっとスマートで冷たい感じの役をしそうな男前さんなのに、この映画ではもう・・怒鳴りっぱなしの喧嘩っ早い下町のオヤジで・・・でも、好きなんです(笑）
前作では懐かしい光景に見とれてるうちに、すっかりあの時代へとワープしましたね。

とは言っても、まだ幼稚園児くらいですから記憶なんて鮮明じゃないんですよ。
ただあの当時の東京の光景は、地方ではもっと後まで続いていましたから、多分、もっと大きくなってからの記憶なんでしょう。
小雪さん演じる所の飲み屋のママ、ひろみが、吉岡君・・・茶川さんにもらった幻の？指輪をはめてそれを愛しむように目の前に差し出して自分の指を見つめているシーンではこらえきれずに泣きましたね。

その前作の4ヵ月後からの続きもの。
あのね、物語の展開は『ベタ』
ここでこうなるだろうとか、こうなってほしい、という気持ち？や、期待は外しません。　安心してみていられます。　ほのぼのしみじみしてます。

ただ・・・私はやっぱり・・・堤真一が好きだ～～～！

主演は茶川吉岡君かもしれないんだけど、堤真一のほうが存在感あるし。

CGは相変わらずよく出来ていて、当時の空気感を充分に漂わせている。
確かに『昭和はこうだった』と思わせます。

泣いたり笑ったり忙しい映画でした。特に後半、私、ずっと涙こぼれてました。
朝は美人だったのですが、見終わったらブスになってました。

お時間のある昭和世代を知ってる方、お勧めです。
でも一緒に行くのは泣き顔を見られても平気な間柄の殿方、もしくは女同士になさいませ。　気の張る殿御・・・の横で、鼻水たらす勇気は、楽母にはございませんでした。