遊asobu☆による保育士向上委員会

子育て中の方や、これからの保育士の方々のためになる、発達や保育ブログ、他バドミントン練習日記など。

男性保育士として働くことの意味(女性保育士には内緒の話も?!)

2016年09月09日 | 男性保育士として働く...

こんにちは☺ いつも保育士向上委員会ブログをお読みいただき、ありがとうございます!!

 

 

今回は、男性が保育現場で働くってことを考えてみようと、、



まず、保育現場は女性が主体であり、女性上位といえます(児童養護施設や児童発達支援センター、学童クラブなどでは、比較的男性の支援者が多めです)。


 

客観的にみても、女性の方が繊細に子どもの事を観察出来ますし、それが子どもの健康や安全に繋がると思います。

 


でも、女性の職場なので、いろいろとあるのは想像出来ますよね、、




そのような現場で子ども支援をする!のだから、メンタルは一定強くないとやっていけない!ってことがありますが、





それは、女性自身も職場の人間関係でいろいろとあって悩んでいる人が多いってことでもあります。




そして、女性保育士の男性保育士に対する評価は、




とても厳しい!!です






それは、私自身の保育能力が低かったってこともあるとは思いますが苦笑





それは横に置いても、、




新人の頃、先輩の男性保育士から言われたことで、、





『男の場合は、女性の2倍以上働いてようやく一人前って感じだから!』と言われたりしました。





えっ?!




どういう意味なんだろう?





と最初は思いましたが、働いているうちに『なるほど、そういうことか』って、、





いくら走り回って、段取りや片付けなど裏方の仕事を(女性の)人一倍やったとしても、子どもと関係性を築いて汗水流して体を使って遊び、人一倍保育をしたとしても、『そんなの普通だよね!』ってくらいなんですよね。





なんならスルーされるくらい苦笑


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実際に評価されるとしたら、保育能力などではなく、男性の場合は発言力やリーダーシップという部分ではないでしょうか。






男性の場合は、大きな声で意見を言うとか、多少間違っていても強引でも、引っ張っていく力が評価されているように感じました。








なので、男性保育士が保育現場で生きていく戦略としては、






女性保育士の2倍以上仕事をする!





と倒れてしまう!笑のであきらめて、、






○間違っていてもいいので、大きな声で自分の意見を言う!





○難しくて、手のかかるタイプの子どもを積極的に自分がみる!という姿勢を見せる!





○危険な仕事や力仕事、消毒など環境整備、修繕など保育以外の周辺の仕事を積極的にする!

 

 

〇パソコンなどのネットワークの調整などの仕事は引き受ける。





といった感じになるでしょうか☆

 

 

 

なので、保育現場で男性保育士が評価されるために、事前に出来ることと言えば、

 

 

1、人前で自己主張をする練習やイメージをしておく

2、難しいタイプの子どもの支援の知識を身につけておく

3、DIYのスキルを身につけておく

4、パソコンの知識と技術をある程度身につけておく


ということになります。



それに加えて、本来の目的である子どもといい関係性の元、いい保育をするってことになります。






これを忘れちゃやばい!笑






当然、普段の会話なんかで女性保育士に好かれるというか好感を持たれるってことも大切ですが、





そればかりになるとね、ちょっと違うことになっていくかなと、、






もちろん、男女のことですので、恋愛や結婚までいくこともしばしばあり、それは否定しませんが。





あくまでも仕事ですし、





それに、誰にでもできることではないですしね。







おとなしくて、発言もあまりしない、気を使ってやさしいだけ?!の男性保育士は、







いくら頑張っても、いい支援をしても、





評価が低くなってしまいます!





いくら頑張っても評価されないタイプです苦笑





このようなタイプで悩んでいる男性保育士は、少なからずいるのではないでしょうか?







そして、そもそもなぜ人の2倍以上働くのが普通!という厳しい目に女性保育士はなりがちのか、私なりに考えてみますと、





男は本来、外で狩をして獲物を持って帰ってくるというような、自分や家族が生きていくための収穫を得るための存在であったってことで、




現代に置き換えると、




基本、働いてお金を稼いでくるのは当然であるってことで、





それができないと、自分自身そして自分の子どもの健康や命を守れないんだ!っていう潜在意識が強いのかも?!って思ったり。





それで、男は仕事が出来て当たり前!っていう厳しい評価になるのかなって。







あと、これは世間のイメージとは逆なのかもしれませんが、女性保育士の方が子どもに対して当たりが厳しく、男性保育士の方がソフトなんですよね。





そういう、考え方の違いで男性保育士と女性保育士がぶつかることも、割とあるんじゃないでしょうか。





女性保育士は当然母性が強く、基本安全第一!だし怪我や体調には超敏感ですが、男性保育士は自分の子どもの頃の経験から『ちょっとくらいいいじゃん、怪我して覚えることもある!』みたいなザックリ感があり、、





危険認知っていいますが、






この辺は、いいバランスになると子どもにとって有益になるんでしょうけど。







で、余談ですが私にもし娘がいたら、、





収入は少なく、生活には苦労するんでしょうが、





男性保育士はかなりおすすめって思ったりします☆

 

 

 

事件を起こすような男性保育者も中には居ますが、それだけに注意したら、私の同僚だった男性保育者は、ほぼほぼとても優しくて頼りになって、いい人が多かったです。





もちろん、私の事ではありませんよ😓





最後まで、男性保育士として働くことの意味(女性保育士には内緒の話も?!)をお読みいただき、ありがとうございました。もし、男性保育士について、ご意見ご感想などございましたら、コメントで頂けますととても嬉しい限りです!

 




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障害のある子どもの人権と某24時間テレビの違和感

2016年09月04日 | 障害児支援
障害のある子どもを支援するスタッフの中に当たり前のように呼び捨てで子どもを呼んだり、変なあだ名で呼んだりする人がいる




今、教育の現場や保育現場で子どもを呼び捨てにはしないような流れになりつつある



それは子どものことを一人の人間として接するためであり、子どもは大人の小型ではなく、子どもとして子ども時代を生きている一人の人間としての人格を認めるためであって、、



要は子どもの人権を認めようって流れですね




教育や保育を専門とするスタッフの常識になりつつあるのですが、それがなかなか理解できないらしいです




たとえば、特に定型発達の子どもに呼び捨てや変なあだ名で呼ぶと、やめてほしい!と怒ったり悲しんだりというリアクションが返ってくることがある 




それは子どもは常に上から目線で押さえつけて指導する存在ではなく、子ども目線で関わり、対等の立場で子どもが意見を話せるようにすることも必要な支援であり、、



でないと周囲の大人が感じるべき子どものSOSのサインを見逃すことになるんですね




そして障害のある子どもの場合 自らの嫌だという訴えがないからといって周囲の人間が呼び捨てや変なあだ名で呼ぶことは、特別な扱いをしていることになる



それが差別につながるってことなんですね 




それは障害があるって理由で、上から目線で人格を無視していることであり、障害のある子どもにも当然人権があると考えると、もし自らの訴えができたら怒るかも知れない、悲しむかもしれないと定型発達ならどう感じるかを想像しつつ支援するのがいいだろうって、、



変なあだ名ってどういうのかというと、何かに似ているからといってそのもののなまえで呼んだり、名前をもじって有名人と同じ呼び方をしたりということで、その呼び方自体で笑おうという意図がある呼び方で、自ら訴えられない相手に対してだとそれ自体かなり悪意があると言える




なかなかそこまで考えがいかないんだろうけどね 



そんなに深く考えてないよ、とか、、、




でもやっぱりそこは自分だったらどう思うか、定型発達だったらどうかって立場を代えて考えて見る必要がありそうなんですよね





昔はとか呼び捨ての方が近い関係に思えるとかって理由にしても、、、




昔は人権意識が薄かったってことで、ようやく子どもや障害のある人の人権が意識されるようになったと考えなくっちゃ元に戻っちゃう






障害のある人もない人も全ての人が等しく自然に自分らしく生きていける権利がある!という社会全体の共通理解が大切なんだってね







そう考えると、





また違った点でいうと、、、





某24時間テレビの障害者が頑張るだけで感動できる!って番組作りがどこか変って思いますよね






まだまだ障害のある人を特別視している人がどれだけ多いのかって、、、





それは自分の優越感であったり、障害のある人がかわいそうって感覚であったりね、、





そういうところからくる、感動なんだろうなって思ったり、、











すべての人が自然に当たり前に自分らしく生きていけるってことが共通理解なんだったら、誰もが自分のレベルで頑張ることは自然なことで当然なんだって感覚が普通だと思うんですが、、、







放課後等デイサービスのスタッフ問題

2016年09月03日 | 元放課後等デイサービス責任者のつぶやき

放課後等デイサービスはまだまだ始まったばかりの国の事業でもあり、またまずは事業所を増やすこと自体を目的としているところもあって、いわば素人スタッフが多いです


一般的にも保育士不足の中、経験のある優秀な保育士なんて放デイにまでまわってこない!ので、、



特に保育士でも教師でもなく、ましてや心理士でもなく、療育や保育の経験も知識もなくて働けてしまう制度になっている、




働きながら育成する体制作りをすればいいんだけども、、



元々その人の気持ちというか、障害児支援のスキルを上げようって意識やモチベーションにまず問題があったらそれも叶わなくて、、



元々保育や教育、福祉をめざした人たちではない、いわば一般の人って、保育現場では当たり前のこと自体、伝えても理解できないみたいってこともあってで、、



それも当たり前といえばそうなのだから、1からというか、0から伝えて教えていけばいいんだけども




各利用者には支援計画というものを学校やご家庭、他事業所などと情報交換をして作成し、基本毎日その計画に沿って支援していくものなんだけども、、

 

 

それも大切なことと思っていただけないこともあり、、




保育を下に見ているというか、所詮、子どもと遊んでるだけでしょ?ってハッキリ言う方もいたり…




社会経験が豊富で、また何人も子育て経験があればあるほど、療育ってものが受け入れられないようで、、




障害受容をすることや発達障害を理解することが、とても難しいようです




それらが、世間の壁ってことに思えてね




世間の壁もそうなんだけど、問題の本質は保育、療育が未経験の方が中心でも事業を行うことが可能であって、




一度開業するとチェックする機能が今のところないっていう、、




様々な子どもの不利益がありそうで、とても怖いなと…




一定の経験とスキルのあるスタッフを集めて少人数性でとてもいい支援をしているところも中にはありますが、




とても少ないんじゃないかな?




そういう事業所が増えて、質での競争が起きるといいんだけどもね




まず放課後等デイサービスでスタッフとして働く時には、




一定の研修を受けるなり、中心になる人(管理者や児童発達支援管理責任者など)は、




一定の保育や療育経験のある人にする、あと療育内容のチェックを一定期間ごとにするみたいなね




そんな制度が事業所が増えて事業所間で競争することと共に必要かなって、、、



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