ぶつけられた部分のデッキを白化したところが無くなるまでサンディング
来週から写真の船体サンディング部分二次接着にかかる
昨日は曲がっていたシャフトを新替えしプロペラも修正してもらって取りつけた
まだまだ先は長いがメンテナンスヤード内なので梅雨の期間も仕事が出来る
出来るだけ早く仕事を終えて引き渡してあげたいものだ
ぶつけられた部分のデッキを白化したところが無くなるまでサンディング
来週から写真の船体サンディング部分二次接着にかかる
昨日は曲がっていたシャフトを新替えしプロペラも修正してもらって取りつけた
まだまだ先は長いがメンテナンスヤード内なので梅雨の期間も仕事が出来る
出来るだけ早く仕事を終えて引き渡してあげたいものだ
アンカレッジ・マリーナの一番高い脚立に3メートルの足場板を掛けて仕事をしていましたが
マリーナの脚立をずっと占領し続ける事もはばかられるので
建築現場などで使っている単管を組み立てて足場を作った
2300の位置に横パイプを固定して
その上に4メートルの足場板を2枚繋いで固定
以前よりずっと楽に仕事が出来るようになる
左舷船尾角の大きく切りぬいた傷はほぼ積層を終えた
船体とデッキの二次接着積層を船内側からやればこの部分は終了だが
あまりにも狭いので難しそうだ
コクピット中央部分にあるぶつかった傷はもう少しきちんと積層する事を考えたサンディングが必要
今日はそのサンディングを終わらせたいと思う
衝突の衝撃で左舷コクピットコーミングFRPが裂けてしまった部分が有ります
そんな部分は当然ガラスと樹脂が剥離して白くなっています(白化)
白化した部分は全く強度がないので全てサンディングで削り落とします
その削る作業がFRPが嫌われる理由の最たる物です
削り落とすとFRP表面のゲルコートにあるノンスリップパターンが無くなってしまいます
そこで量産型を作る時のようにノンスリップパターンを埋め込まないといけません
僕はFRP船のモールド(量産型)を作った事があるのでやれますが
普通の修理業者はどうしているのでしょう
写真は写し取るノンスリップ部分に離型処理をして型用ゲルコートを塗ったところです
それにしてもノンスリップパターンを写し取れる最大の箇所がこんなに小さいとは
これではパターンを元通りに戻す事は出来ません
少し切れ目を入れて目立たないような戻し方でノンスリップパターンを張ろうと思います
昨日はトランサムの傷を削り取った部分も積層しました
しばらくサンディングと積層が続きそうです
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衝突の衝撃で壊れたり曲がったりした部品達を持ち帰る
中にはもう同じ物は手に入らないような部品もある
スタンションの曲がった物は新しい物を送ってもらう事にした
トーレールはミッドシップで切り取り左舷後ろ半分だけを入れ替える事になった
中央にはスプリングラインを取るための特製チョックをトーレールに取りつける事にする
昨日は雨で仕事がはかどらず
ノンスリップパターンを再現するため一番広いノンスリップ部分の型を作る事にした
離型処理をして型用ゲルコートを塗った
写真右の右舷オーナーズベンチをコピーして中央左舷の物を作った
耐水合板を2枚積層しそれにビニエステル樹脂でガラスマットを二層
その後ゲルコートを塗って仕上げた
左は作業テーブルの上に並べて固定したチークにコーキング剤を入れたところ
シーカフレックスSF-290DCというチークデッキ専用のコーキング剤をシームに注入
硬化して全て加工してから中央の板に貼りつける事にした
昨日は船体とデッキ壊れた部分のサンディングが主な仕事で
ほとんど一日サンディングをしていたように思う
ディスクサンダーの刃は13#とサンディングディスクの一番粗い物を使う
一日中サンディングをするとサンダーの音で耳が変になり蝉の鳴くような音が聞こえる
FRP専用の作業服を着ても袖口や首元が痒くなり日替わり写真を写す気にもならなかった
今日の写真は今朝工房内で撮った物です
昨日は日曜日で下架した花丸の整備に行く
最近毎日のように瀬戸内海は霧です
土曜日は久しぶりに広島県民の浜(上蒲刈島)へ行きましたが
ずっと霧が深く本船航路を横切る時は緊張しました
霧が深いという事は風が無くずっと機走です
船底塗料を新しく塗り直したのでエンジン2500回転で7.5ノット
2000回転でも6ノット出ます
風が無くて新調したメインセールも役に立ちませんでした
昨日はミズンセールも新しい物と交換しました
霧が出て空もどんより曇っているので不用心でした
半日屋外で花丸の仕事をしただけで随分疲れました
もう夏が近いので紫外線が強いようです
屋外での仕事はそれなりの格好でやらないと疲れます
BENETEAUの倒したマストをアンカレッジ・マリーナ駐車場の隅に運び
台車から降ろし逆さまにしたコンテナの上に木を置いてその上に乗せた
昨日は土曜日で仕事は休み
上蒲刈島にある広島県民の浜へヨットで行く
霧が深く風無いのでエンジンで走ったが船底塗料を塗ったところなので凄く早いと感じた
行きはエンジン2500回転で7.5ノット
帰りは2100回転で6.5ノット
セールは新調したメインセールを上げていたが風が無いので役に立たず
今日はミズンセールをセットしに行く
明日からはいよいよBENETEAUの船体修理にかかる
右舷スターンパルピットに付いていたオーナーズベンチに合わせ
衝突の衝撃で無くなった左舷のオーナーズベンチを作る事にした
ベース部分は12ミリ合板2枚を積層し成型してからガラスマット2層
チークの板を張るためにチーク材を切り出し?ぎ目の溝を削る
左舷スターンパルピットやバウパルピットやラダーは
もうBENETEAUにも在庫がないという事で作る事になった
大問題なのはラダーでラダー軸がケブラー積層だったが
そんな強度を出す棒状の積層にはケブラーの素線と棒を作る特殊な機械が必要で
一本のラダーのためにそんな事は出来ないので
ステンレスで芯を作る事になった
元あったサイズで作れば強度は充分だが少し重くなるだろう
ステンレス芯のまわりにガラスを張って翼型断面に削り出す事にする
左が2気筒ボルボエンジン
中央から少し右にある黒いゴムがPSSシール
プロペラにも何かがあたり先が曲がっていた
プロペラシャフトも少し曲がっていたので手で回すとコックボードに引っかかり抵抗が有る
両方を大阪のプロペラ関係専門業者(株)高澤へ送る
連絡がありプロペラは修正できるが
曲がったプロペラシャフトは結構曲がりがきつく元に戻そうとしたが折れる恐れがあり駄目ですと言う事だった
新しくシャフトを作るのにカップリングが必要と言われ夕方船に取りに戻る
本日の発送に間に合うように送る事が出来た
今日は梅雨の晴れ間だそうです
先ずは壊れた部品の取り外しから仕事を始めます
直ぐには出来ませんがサンディングの準備も今日やります
マストを取り外したBENETEAU32をアンカレッジ・マリーナのメンテナンスヤードに入れてもらった
梅雨に入って仕事にならない日が続くと僕は困る
なるべく早く直して引き渡さないとオーナーも困るだろう
マストを倒したり又立てたりする手間やクレーン費用もかかるが
その方が圧倒的に楽に良い仕事が出来ると考えた
アンカレッジ・マリーナも快くメンテナンスヤードにヨットを入れる事を承諾してくれた
但し隣で新艇艤装をしているので
ガラスの粉が出るサンディング仕事は新艇が出てからにして欲しいと言われている
丁度僕の「花丸」に一年一度の船底塗料塗りをするところなので数日は仕事にかかる事が出来ない
昨日は「花丸」のフェザーリングプロペラを分解して中を見てみたが全く問題無い
船艇補修部分を残して船底塗料もほとんど塗り終えた
今朝は雨なので残りの仕事が出来るかどうか解らないが
久しぶりにゆっくりと自分の船の仕事をしよう