今年に入ってから、日本の国会では森友問題、そして家計学園疑惑一色で
焦眉の急であるべき北朝鮮ミサイル問題、
また中国の動向に対しての国家安全保障問題が実にないがしろに
されてきた感があるが、国会休会中に行われた7月１０日の
文部科学・内閣連合審査会の模様を、YouTubeの動画で
じっくり見てみると、日本という国の、慢性的な病巣が
見えてくるように思えて、ぞっとする。
YouTubeには玉石混交の動画がいろいろとあがっているけれど、
国会閉会中の参議院文教科学委員会と内閣委員会の連合審査の模様に
おける、青山繁晴氏の質問の模様を見ていただきたい。
参考人として証言する前川氏と、加戸守行・前愛媛県知事の証言、
わたしは加戸氏の国益を重視した発言に実に熱い思いを感じました。
いろいろな意見があります。
わたしの個人的な意見を押し付ける気持ちは毛頭ありませんが、
人間として、故郷を思い、国を思う気持ちは、
前川氏と加戸氏では格段の違いがあります。
とにかくテレビのワイドショーや、A新聞の論説など、
バイヤス のかかった安倍首相個人攻撃に陥ることなく、
こうした生の証言を自らが見聞きして感じること、そこから
はじめてほしい、とつくづく思いますね。
それにしても、一年前に参議院選に当選した
青山繁晴氏が、自らがもともとは所属していない
委員会で急遽質問する機会を与えられ、
その正当な手続きをとり、
そして加計学園関係の膨大な資料を数十時間かけて
つぶさに読み、できるかぎり裏もとって、
今回の質問に臨んだ結果、
他の野党議員とは格段に質の高い
質問をなさっていることに、実に感銘を受けました。
https://www.youtube.com/watch?v=M_THHXW_dg0
