Indifferente il diario

のほほん日記でつぶやいてます。
コメント下さると嬉しいです。

写真の無断使用はお断りします。

戦争映画を観て。

2006-12-28 04:14:08 | つぶやき
ここ数日戦争モノの作品が多く放送されてます。
昨晩は太平洋戦争時のガダルカナル島で日本軍との戦いを描いた
“ウインドトーカーズ”
そして今はベトナム戦争時の“ワンス・アンド・フォーエバー”
別のチャンネルではこれもベトナム戦争時の“フルメタル・ジャケット”、ガダルカナル島
の映画では“シン・レッド・ライン”もやってたなぁ。
他にも数えたらもっと放送されてるんだろうなぁと。
硫黄島が舞台となった“父親たちの星条旗”や“硫黄島からの手紙”の影響
なんでしょうね。

アメリカが作った作品だから、アメリカ万歳的な所は多々見受けられて不愉快に
なる点もあり、アメリカ側の主張が当然多く、相手国の表情や考えなどを表現して
ないのも、また顔が見えない点も納得はしてませんが、でも知る意味はあるとは
思います。

太平洋戦争で多大な被害を受け被爆国となり、敗戦国になってから60年以上経った
現在でもアメリカとの関係は勝戦国と敗戦国の見えない関係が続き、アメリカ軍は
駐留してる。アメリカに委ねてる部分は日本にも無きにしも在らずだとは思いは
するものの、でも戦争が起こり今の関係に至ってるのは確か。
その原因となった戦争について考えるのも必要だと思うのです。
でも戦争を知らない世代だからこそ、私はこういう映画を観て悲惨さや、人間が
殺し合う事の意味は無いと分かるような事を描いてる作品は必要だと思うのです。
これらの作品見て戦争をしたいと思える人が居たとしたら何かが違ってる。

上に書いた作品は全て観たのですが、“ワンス・アンド・フォーエバー”が一番
理解出来たし、アメリカ人から見た価値観にはなると思いますが、相手国となる
ベトナム人への気持ちや配慮が一番出来てて、送り出して残された家族の気持ちや
悲しみなど、きっとその状況に置かれたら、そういう感情に陥るだろうと思えました。

“ウィンドトーカーズ”は日本語がかっ飛んでるんで、ちょっと複雑な心境。
日本人だって勇敢に戦ったのは十分に伝わってきたけれど、やはり自国の人達が
戦い殺される姿を見るのは…。

結局どの戦いも正しいことはない。
過ちは繰り返してはいけない。
そう思っても戦い、また繰り返してしまうのが、ある意味人間らしいのかも。
でも一番愚かな面だと思いますが。
戦争を知り、悲惨さを知り、何も残らない、と言う事を理解しない限り、この世の
中から戦いはなくならないと言う事を、これからの時代を担っていく人達は
把握しないとです。

最新の画像もっと見る