相棒たち

smash・桜子・ポロ・カフェラテ・knee・「あゆ」は天寿を全うし、独りになった相棒「カプチーノ」。

将棋盤

2020年07月01日 | 将棋
9×9マスの将棋盤。
見ての通り、傷だらけ滲みだらけ。
正確な年月は覚えていないが、小学生時代に、当時住んでいた
横浜市久保町の子供会の会長宅の裏山で拾った物だ。

積もった雪の中から一部が顔を出していてそれと気づいた。
それと気付いたと言う事は、将棋の覚えがあったからだ。
以来、転々と住居は変わったが、持ち続け使い続けている。
中学・高校で友人と、社会人になっても会社の先輩と昼休みに指した。

入社10年で仙台に転勤になり、テニスとスキーに出逢ってからご無沙汰になった。
しかし捨てられなかった。
これも「相棒」かも知れない。

孫が生まれて出番が来た。
一時は将棋大会に出たいという処まで熱が上がったが、急速に冷めてしまった。
今は、たまに詰将棋に興味を示してくれる程度だ。

将棋の経験があって良かったと、今しみじみと思う。
藤井聡太4段(現在7段)の出現でだ。
羽生さんの時もかなり注目してタイトル戦の棋譜を並べてみたものだが、
藤井7段の棋譜は欠かさず、繰り返し並べている。
ABEMA-TVで中継が見れたり、ユーチューブでも解説がある有り難い時代だが、
将棋盤に駒を並べると、見え方が違ってくる。
75mmの厚みがあり、駒音もそれなりに響く。

今日7月1日、王位戦7番勝負の1局目が始まった。
また感動的な棋譜を残してくれるだろう。

殺害予告が有っても、その一挙一動は澄然としている藤井聡太7段だが、
早く犯人が逮捕される事を願ってやまない。