獲りたかったお魚ランキング三位

小一の時、隣の兄ちゃんにフナ釣りに釣れていってもらい、釣りという遊びにハマッテ早３０年以上。
ルアーという西洋遊びを始めたのが小四。



ルアーフィッシングを永くやってきた事で、サイズではないメモリアルフィッシュも数本ではあるが捕る事が出来た。



が、いつまでも深く記憶に残っているのは強烈にバラした魚達。




その三位

確か高二の時のバス。

当時、一日中引き倒せる位好きだったワーム（テキサスリグ）中のバラシ。

レーベル・リングワーム４インチをズル引きしていると、

「コツッ」

と小さなアタリ。


すぐにリールのクラッチを切り、送り込む。
（当時はそうだったんですw）
が、走らない。
ラインを張ると、確かにラインの先には生命感。
しばらくそうこうしていたが、あまりの動かなさに痺れを切らし、仰け反るようにフッキングをお見舞い！

同時に強烈な横走り！！

ラインは音を立てて水面を切り、ロッドはノサレて真っ直ぐに。
慌ててドラグを緩めようとするが、その時のリールは
「シマノ・バンタム１００」
ドラグが３本爪なので、二本がハンドルに隠れて触れない。
クラッチを切ろうとしても、テンションが掛かっているのでクラッチボタンを全く押せず。



テンション限界のライン鳴きを聞かされた後、銀鱗ソフト５号（ルアーに適した良いラインでした）が






バッチ～ン！！！　







静かな野池に響いた、激しいラインブレイク音。





そして放心・・・・







多分大型の鯉だったんだろうけど、今でもバスだったと思いたい。








ドラグというものをおろそかにしていた、少年の秋でした。







今日はここまで。