The Man

理系男のダンディズム -ロジカルにロジカルに。 考え抜いたとき、それはその人の感性となる-

理論の限界

2004-12-11 18:40:26 | 生き方
言葉で伝えられることには、限界がある。
私が書いた「奴は理系か?文系か?」にコメントを寄せていただいたpersempreさまの「触覚的コミュニケーション」へトラックバック。

 コミュニケーション。
人は、いろいろなもの?を使って会話をしますね。

・音声
・視線
・表情
・しぐさ、ふるまい
・大気、空気、雰囲気
・におい
...etc


なぜ会話をするんでしょう?


なにかを伝えたい。


この思いですよね。

伝えたいからには、相手に正確に伝わって欲しい。
相手も、正確に理解してあげたいと思う。

でも、人は、自分以外に、自分とまったく同じ人生経験を積んできた人は居ないわけです。
思いの発し方、受け取り方が異なってしまう。
だから、どうしても、100%伝わらない。

ここがもどかしいわけですよね。

理論。
それは、言葉で表されるもの。
言葉で表されるものとしては、誤理解されることが少ないタイプ(理論って、そうでないといけないと思います)。

しかし、言葉で表せないものは、理論化できない。
言葉で表せないものは、理論として伝えることはできない。
これが理論の限界。


いいじゃん。理論として伝えなくても。理論として理解しなくても。


言葉で表せないもの、伝えられないものがある。
言葉で理解できないものがある。

だから、"ふれあう"というコミュニケーションも重要なのでしょうね。

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2 コメント

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会話は、 (persempre)
2004-12-11 20:41:40
本来は、平等に、キャッチボールできたほうがいいのでしょうが、自己顕示欲がつよかったり、自尊心が強かったりすると、言葉で、相手をねじ伏せて、自分を認めさせようとする手段になる場合があるような気がします。「抜け目のない言葉は、常に攻撃的である」という諺ができる所以でしょうね。
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イーブンな関係 (GALANT's Cafe)
2004-12-11 22:01:52
presempreさま:

イーブンな関係で会話をするには、相手を尊重してあげないといけませんね。



また、自分がへりくだり過ぎても、イーブンな関係になりませんね。



自分に自信を持つ = 自分に責任を持つ

これが出来て、初めて、他者とイーブンな関係を持てるようになるのではないか?とGALANT's Cafeは思っています。
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