中川昭一氏が辞任を表明したようですね。
昨日病院に行き「腰やあるいは、風邪、疲労がたまっているという診断を受けた」らしいですが、
一日も早く、内科ではなく、アルコール専門医に行くことを願っています。
各国のメディアは、G7終了後の中川大臣の記者会見での様子を
「アルコール問題」だと指摘しているのに、
日本のテレビは氏の弁明を鵜呑みにしているのか
原因は風邪薬と強行スケジュールであるかのようにボカシてますよね。
アルコール類メーカーが大手スポンサーである民放は、それもしょうがないのかと思いますが、
NHKのニュースでも、見事にアルコール問題はスルー
「ロレツのまわらない会見をした責任を取って辞任」って言ってました。
ロレツがまわらないから辞めたって、原稿読んでるアナウンサーも恥ずかしかったでしょうね。
週刊誌やタブロイド紙では、中川氏のアルコール問題はかなり以前から話題になっていたようですが、
何故に日本のマスメディアでは「アルコール問題」がこんなにもタブー視されてるのでしょうか?
麻生総理の中川氏に関しての会見を聞いていてもアルコール問題への「無知」が露呈しています。
もし中川氏がアルコール依存症だとしたら彼は病人なのです、
脳を殺し、心を殺し、肉体の死に至ることもある恐ろしい病気なのです。
その病気が癌だとしたら中川氏を大臣に任命したでしょうか?
アルコールに限らず、様々な依存症は「否認の病」と言われるように、本人も家族も認めたくないのです、認めないのです。
でも、それが問題を深刻にしていることも少し調べれば分かることです。
一番の罪は「無知」です、知ろうとしないことです、知らせようとしないことです。
こんなこと書いていますが、わたしはお酒の席は好きです、楽しい酒宴は大好きです。
お酒ファンの方々にずっとずっと美味しいお酒を楽しんでいただきたいと願っています。
だからこそ、正しい知識でお酒と上手に付き合っていただきたいのです。
日本はお酒には、いたっておおらかです、世界に誇れる豊かな酒文化もあります。
けど、そんな中、飲めない人、飲んではいけない人もいるのだということが一般にもっと理解されたらいいと思います。
タイトルに書いたように沢田研二は、昨年、ドームライブという大イベントの成功を祈念して
約半年、一番好きなものを断つと宣言して断酒を成功させました。
「期限付きだから出来たようなもの」とおっしゃってましたが、ご自身の還暦のお祝いの席もノーアルコールだったそうです。
様々な病気や事情でお酒を飲めない方がいらっしゃいます。
そういう方々も気後れなく一緒に楽しめる本当の意味でのおおらかな酒宴が日本でも出来るようになるといいな。
お酒を美味しく飲んでいるうちは依存症の心配は少ないようですよ。
一方「薬」代わりにするのが一番いけないようです、
つまり「眠れないから」とか「料理を作る元気をもらうため」に飲むお酒が依存症になりやすい。
と専門医はおっしゃっています。
「美味しいから飲むのではない、飲まずにいられないから飲んだ」依存症を乗り越えた方の弁です。
そして、ネット上にはご自身やご家族のアルコール問題と向き合ってる方が沢山いらっしゃいます。
テレビで流れる美味そうなビールやウイスキーのCMを
「おぉ!うまそう!でも飲めないんだっけ残念!」とサラリと言える日が来ることを願っています。
最後に、余計なお世話は承知で
アルコール依存症のスクリーニングテストです。
イエス・ノーで簡単です、少々ご心配の方はクイズに参加するつもりでチャレンジしてみてください。
本日はこんなことを考えながら仕事をしていたのですが夕刻、空が群青色になってました。
トップの画像は昨日の夕日、下のが本日の夕日です。
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