てのひらの中の偶然

携帯iphone12、そしてOLYMPUS OM-Dが切り撮った日常の風景

「バガボンドの微笑」展

2009-01-30 | 太陽・雨
去る28日、「大口広司&狩野喜彦 バガボンドの微笑」展の最終日に行くことができました。


会場の代官山のファッションブランド「bajra」のアトリエは、ロフト風の心地よい空間です。
故大口広司さんのイラストは大胆な筆致で画面いっぱいに描かれていて、
小作品でもなかなかの迫力があります。
抑えた色彩が、画面に緊張感を与え「自己流」とご本人はおっしゃってらしたようですが、
「自己流」だとしたら、元来のセンスの良さが生み出した本物の作品たちでした。


狩野喜彦氏の作品は、たぶん様々な国を旅して撮りためたであろうモノクロ写真。
近すぎず遠すぎずの距離感を保ったコクのある人物写真で、こちらもすごく好きになりました。


作品数はそんなに多くはありませんでしたが、少々無理をして行ってよかった展覧会でした。


会場の「bajra」は普段ブランドのショップでもあるようですが、
展覧会の時にハンガーに掛かっていたのは、大口氏の手になるイラストが描かれたTシャツだけ。
ノースリーブの白いTシャツが仕立ても生地の風合いもすごく気に入ったのですが、
またしても高嶺の花・・・・でした。


会場には、ひっそりと大口氏の小さな遺影が飾られ、ショート・ホープとグラスに入った白と赤ワインが供えられており、
自然と前に立ち、手を合わせてしまいました。


本日30日の告別式の祭壇には
愛用のドラムスティック、そして大好きだったキースの本がお供えされていたということです。
波乱万丈ではあったのでしょう、まだまだやりたい事はおありだったでしょう、
でも大口広司さんの生涯は自由に思うように生きた、素敵なものだったのでしょうね。







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綿のドレスシャツ

2009-01-27 | 太陽・雨
今朝、大口広司さんの訃報を知りました。

大口さんといえば、まず思い浮かぶのはザ・テンプターズ、PYG。
役者としての大口さんも映画やドラマでジュリーと共演をしてらしたので、何度か拝見しています。

けど、わたしの一番の想い出は、大口さんのデザインした1枚のドレスシャツ。
張りのある綿素材で、形もシンプルなのに、一目見て着心地のよさがわかりました。
襟は小ぶり、カウスは大きめ、ジーンズにも、タイトなスカートにも合わせられそうなデザインでした。
すごく欲しかった・・・でも、高価すぎて手が出なかった。

もう20年くらい前の出会いなのですが、あのシャツ以上に気持ちにフィットする物には未だに出会えません。
思い切って買えばよかったと、幾度も後悔しました。

生涯、音楽をやり続けていらした大口さんですが、
アートシーンでもご活躍されており、
大口氏と狩野喜彦氏の展覧会「バガボンドの微笑み」も開催途中での訃報でした。
狩野氏とのコラボ、最初はCDを作る予定だったが、大口さんの希望でイラストと写真の展覧会になったそうです。
大口広司にとってご自身を表現する手段としては音楽も演劇もデザインもアートも
同じだったのではないかと思えてきます。


この展覧会については、ジュリーの写真も何度も撮ってこられたカメラマン横木安良夫氏のブログに詳細が書かれています。
横木安良夫さんが撮られた大口広司さんの近影もご覧ください。

明日までの狩野喜彦氏との展覧会、なんとか行ければよいのですが。








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「奇跡元年」ファイナル

2009-01-25 | ねこの手で作るよ
沢田研二2009年お正月コンサート「奇跡元年」
ようやくチケットが届き、無事に参加することができました。

始まる前から、いつものお正月コンサートと違う雰囲気に正直戸惑いぎみでした。
満席のオーディエンス、なのに緊張感があまりないのです。
ダレてるのではない、なんか余裕というか、優しいというか、温かい雰囲気が漂っているのです。
お隣の席の見ず知らずの方に、旧知の仲のように話しかけられ
それだけで人見知りのわたしは緊張してしまいました、まったくだらしのないことです。

始まれば、場内一糸乱れぬと形容してもいいくらいの、ハイテンションの客席の反応が見事で、
茫然自失状態で会場の熱気に飲み込まれてしまいました。
昨年末のドームライブ「人間60年 ジュリー祭り」大成功の大祝賀会。
還暦で人生を折り返した「奇跡」の「元年」を祝う気持ちがCCLemonホールに充ちていました。

聞けば、このライブはファンクラブでほぼ完売、
一般でのチケット販売はほとんどなかったそうです。
だったら昨夜の会場を埋めていたのは、筋金入りのジュリーマニアばかり、
ジュリーとファン互いの「ありがとう」がスパークする場に立ち会えたわけです。

ジュリーはMCで
「なんか今日は変だぞ!、なんか根性入り過ぎ、気持ち悪い~」
また、「ドームをやってわたしたちも自信をつけましたが、みなさまも自信をつけられたようで・・・・」
というようなことをおっしゃてましたが、そうか、ファンも自信を持った余裕だったのですね。

楽曲で良かったのは
Menopause(メノポーズ)、2005年発表の曲です。
更年期障害をロックで歌う?なのですが、昨夜のライブではすごいカッコよかった。

アリフ・ライラ・ウィ・ライラ 、1986年
詞も曲も沢田研二なのですが、ココロ時代の曲を4人のバンド編成で
よくもここまで見事に幻想的に聴かせてくださったと感激しました。
間奏の下山淳のギターソロとサイケデリックな照明が、更に盛り上げてくれました。
下山さん、といえば、前日のダイアリーを拝見したら、
ひどい状態の指の画像。
こんなボロボロの指先で素晴らしい演奏をされたのですね~、プロ根性に感服です。

ヘイ・デイブ、1974年
昨年11月にお亡くなりになったザ・ゴールデン・カップのデイブ平尾さんを歌った曲。
レコード、CDで聞いた時は、あまりピンとこなかったけど、今のジュリーの声でライブで聴くと最高でした。
作詞は岸部修三(一徳)、作曲は井上堯之

こうやって書き出してみると、どの時代の曲もジュリーは今も聴かせてくれる、
いっぱいいっぱい楽曲があるのだから、それを小出しにすればこれからもやっていける・・・
だけどね、ジュリー、毎年新譜を聴くためにツアーに参加する高揚感を教えてくれたのはあなたなのだから。
これからは、毎年でなくていいから、また新しい曲でファンの前に出てきてくれなければ困ります。

老人虐待だから「頑張れ」と言うな、頑張るのは若い人、と言うけれど、
20代も30代も頑張ってますよ。
今日「ARASHI SUMMER TOUR 2007 FINAL Time」のDVDを観たけど、
20代の嵐も東京ドームいっぱいのお客さんを前に頑張ってました。
メンバーのフルネームもいえないわたしですが、
「歌もダンスも下手、MCも気の利いたこといえない」と言いながら体当たりのライブで胸がいっぱいになるほど頑張ってました。

だから、ジュリーもファンの期待に応えて、まだまだ「ガンバレ~!」です。
こんなところで言っても届かないけどね。


そして、アフターには西新宿のロックバー・カレントの「ジュリーナイト」へ

ライブの余韻が残ったまま、大音響で聴くジュリーはやはり格別、
DJ-SUSHIさん、DJ-町井ハジメさん、スタッフ・MOGIくん、
居心地のいい夜をありがとうございました。

初めて参加の女性とも少しお話ができました。
ジュリーファンになってまだ2年くらいとのことで、
「41年の歴史を辿るのは大変だけど、いろんなジュリーがあるので、新鮮な驚きがばかり」と、
ジュリーへの熱い思いを聞かせていただいて、なんだか羨ましくなりました。
でも、これからのジュリーの歴史は彼女とも共有できるわけで、やっぱりジュリーにはガンバテってもらおうっと!


「ジュリーナイト」が終わり、深夜1時、
カレントのモニターが70年代の デヴィッド・ボウイを映して出しました。

そういえば、昔、知人に聞いた話
60年代のロンドンで、ボウイの熱烈なファンたちもボウイを讃えるクラブイベントをしたそうです。
当時、オープンしたばかりのクラブにファッションリーダーを自認するファンたちが集まり
もちろんボウイ本人はこないけど、厳しいドレスコードをもうけ、とにかくカッコいいイベントにしようと・・・。
そして、驚くことにドレスコードに阻まれ入場出来なかったひとりにミックジャガーがいたということ。
ボウイのファンも相当に自信を持ってらしたようで、うぅ~んカッコいい!

で、ジュリーナイトには特別のドレスコードはないです(たぶん)。
でも、今回はお調子こいて、久しぶりにジュリーTシャツなどを着ていってしまったわたし。

今夜は、携帯写真ではありませんのであしからず。



Tシャツフロント用にコラージュしたジュリー







バックプリント用


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撮影者の虚像もおりまぜて(笑)

2009-01-24 | 東京・影
冬の雨上がりの日差しは、夏のそれとは違ってとても柔らかでした。


昨日のエントリーへのコメントでぢんぱちさんが
(偶然写り込んだ、携帯を持ったわたしの手の影が)

『「私が撮ったんじゃ!」と主張しているようで、なかなか美味』

とお褒め(?)くださいましたので、お調子者のわたしは気をよくして、
本日はガラスに映った自分をエイヤーッ!と切り撮ってまいりました。

といっても脚だけなんですが・・・























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夜間の撮影

2009-01-23 | 東京・影
携帯カメラは小っちゃな、小っちゃなレンズなので、
光量の少ない夜間の撮影は四苦八苦。
結局手ブレ写真がいっぱい・・・なかなか思うようにはいきません。

光を求めて撮影した夜間撮影の2枚です。


そして、
デジブック「てのひらの中の偶然vol.1」をご覧くださったみなさま
どうもありがとうございます。
「あの写真は好き」「あの1枚はいらないんじゃない?」など
ご意見もありがとうございます、とても嬉しいです。

一部の画像を入れ替えましたので、よかったらまた見てください。
(OSの関係でご覧になれない方には、ごめんなさいです)


***2009/3/8 追記
デジブック保存期限が終了いたしました。
ご覧いただきありがとうございました。
















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インフルエンザにご用心

2009-01-22 | 太陽・雨
以前のエントリーでも書きましたが、
勤務先は、エレベーターホールを挟んで北側と南側に部屋が分かれているのですが、
我がチームのいる北の方はまだ大丈夫なのですが、
南側にインフルエンザが発症してると社内メールが届きました。
エレベーターホールを浮遊して菌が紛れ込んできたら大変だ。

ご用心、ご用心、あの娘にご用心♪・・・じゃなく、インフルエンザにご用心。
できればかかりたくない。
仕事にも支障をきたすし、身体が辛いのもいや、でも一番に考えたのは
今週末に控えてるジュリーのLIVEに行けなくなること

予防注射も受けたし、手洗い・うがいをマメにしてます。


ご用心、ご用心のはずが、夜遅く帰宅しようとしたら
いつもは必ず2-3本あるはずの置き傘が1本もない。。。
しょーがないので、傘置き場に放置されてるビニール傘を拝借して帰りました。

ところが・・・あ~あ、壊れてるじゃない!?冷たい雨に濡れる結果に。

わたしは、よくあるんですよね、こういうこと。
用意周到しているつもりで、大きな穴が空いてるってやつ。
竜頭蛇尾?画竜点睛 ?ちがうか?まぁ、いいや。

温かいお風呂に入って、寝ま~す。



















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友人が お☆さまになりました

2009-01-21 | 東京・影


























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少しだけ・・・

2009-01-19 | 花・ほぼさくら
夜半の雨が上がり 今日は寒さもゆるみました

ほんの少し 少しだけ 春ですね




















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がんばれ!東急ハンズ

2009-01-19 | 東京・影
大好きな東急ハンズ渋谷店に、続けてフラれました
お目当ての商品が取り扱いはしているけど、品切れ・・・
昨年末と今日、それぞれ違う商品なのですが、こんなこと今までなかったのに。

スタッフの方は今日も親切、けど無い物はしょうがない。
昨年末のものはオンラインで、本日のは急いでいたので他店で間に合わせました。

品切れは、たまたまタイミングが悪かったのでしょう、
今も大好きですよ、東急ハンズ渋谷店。

本日の画像はハンズへの向かう途中に切り撮った黄昏時の目黒・渋谷です。



















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季節の移ろい、時間の経過

2009-01-17 | 太陽・雨
同じ場所であっても、その時々に景色は変わるもの

携帯カメラを向けていると、そんなことを感じます


光の強弱が織り成す影の動き、刻一刻と変化する空の色

街行く人の装いの変化・・・そんなこんなを上手に切り取れたらなぁと強く思った今日でした




















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雲ひとつなく

2009-01-15 | 太陽・雨
相変わらず寒い日が続いています

戸外に出れば、肌を刺すような冷たい風が吹いています

その分、お天気はよく、雲ひとつない空を見上げる毎日です



















日の入りの頃、ようやく山並みに沿って薄い雲が現れました



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全国から雪便り

2009-01-14 | 太陽・雨
東京だけは、ポツリと降雪から取り残されたような。。。

でも、寒い、寒い、さむいですね

今日はまた一段と寒さが身にしみました

そしてその分、大気が澄んでいるのでしょう

夕刻まではっきり富士を望むことができました

黄金色の夕焼けと群青色の空がとてもきれいでした





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1月24日 ジュリーナイト

2009-01-13 | 東京・影
12月3日のエントリーでも書きました、インターネットを介したジュリー友達との「ジュリーごっこ」は今も続いています。

2000年1月に大阪で開催されたDJ-イベント「思い切り気障な午後」は
スタイルを変え、参加メンバーの変遷も経て
今は「ジュリーナイト」というオープンなイベントになっています。

ジュリーを肴にジュリーを歌いジュリーで踊る楽しさは今も色あせず楽しいのです。
もう、足掛け10年なんですね~思わず、遠い目になってしまいます。

今月24日、沢田研二お正月ライブ「奇跡元年」のファイナルのアフターパーティーとして
西新宿のロックバーCURRENTで「JULIE NIGHT 09 ACT1」の開催が決定しました。

1/24(sat) 7:00pmOpen 7:30pm-11:30pm
2000yen/W.1drink + FREE FOOD
DJ's: SUSHI/町井ハジメ


コンサート後の余韻をジュリーマニア同士で楽しみたい方、
Liveには参加できないけど、ジュリー大好きな方、
初めての方でも全然大丈夫なオープンイベントなので、お気軽に参加してみてください。
ザ・タイガース解散の1月24日はジュリーマニアにとっても特別な日、
絶対退屈しないよぉ~





本日の画像は夕暮れの目黒、枯れ木にチョンチョン付いているのは雀です










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デジブック

2009-01-11 | ねこの手で作るよ
ブログをはじめて足掛け6ヶ月が過ぎました

PCに格納した携帯画像も1000枚近くになりました

その一部をデジブックにしてみました

ブログにアップした画像と重複しているものもありますが

お時間許せば、トップページのデジブックアイコンをクリックでご覧ください

ご意見、感想など頂戴できれば励みになります


***2009/3/8 追記
デジブック保存期限が終了いたしました。
ご覧いただきありがとうございました。



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中はきっと真夏の夢

2009-01-11 | 東京・影
沢田研二のお正月コンサート-「奇跡元年」に参加しているジュリーマニアの友達から連絡をいただきまして、
ライブの余韻のおすそ分けにあずかるべく、夜の渋谷に出かけました。

今夜は極寒でしたが、会場のCCLemonホールの中は熱気に満ちていたのしょう。

アフターのお食事会でうかがったところ
今回のコンサートはずっと飛ばしっぱなしとか、
オーディエンスがちょっと休憩できそうなバラードはないそうで、
いやぁ~楽しみじゃないですか

そして、何人ものマニアが口にしていたキーワードは「カーディガン」!?

なんだろ?カーディガン

楽しみにしてよっと♪

ということで、本日の画像は
中は真夏の夢の渋谷CCLemonホールと真冬の公園通りのサインです





















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