日にちはかなり遡り9月の事 「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展2015」に娘と行ってきました。
世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市ボローニャ・ブックフェアでは、絵本原画のコンクールが行われています。
美術館へは夙川沿いを歩いていきます。
きれいな散歩道。この辺りは高級住宅街。
西宮市大谷記念美術館です。
1978年以来、西宮大谷記念美術館で毎年開催している恒例の展覧会です。
玄関にはイタリアの作家 シモーネ・レアさんの「風船屋さん」の大きな立て看板が。
ボローニャ国際原画展は1967年に始まりました。今年で49回を迎えるコンクールです。
作家さんにとっては大きなチャレンジの場であり、ビジネスチャンスの場です。
5組1点(作品)にしたイラストが応募条件です。
今年は、およそ3000の応募作品の中から日本人10名を含む24ヶ国76作家が入選されました。
イランの作家さんも入選されました。「私の素敵なママ」です。
1旅 2庭で遊ぶ 3道 4鳥 5憂鬱な日々
入り口を飾った「風船屋さん」
1風船屋さんのトラックが山道を抜けてやってくる 2風船屋さんが街に着くと、窓からみんなの事を呼ぶ
3風船屋さんの恋人はトラックを開けてキャンディーを売る
4風船屋さんの得意技は、みんなの顔や好きなものを覚えてること
5風船屋さんはみんなが歩き出すその瞬間から、そのことを知っている。
こんな風に5枚一組の原画が展示されます。絵を見て物語を空想します。自分だけのストーリーを。
そして、作家さんのストーリーを読んで「あぁ そういう意味ね」なんて、もう一度絵を見て鑑賞します。
とても楽しい展覧会です。こんな楽しい展覧会は他にはありません
今回のマイベスト
イタリアの作家 「5人の動物たち」
どんな物語を想像しますか 鳥かごを帽子にしてる鳥さん
日本の作家 「今度の休日」
三角形がモチーフ。テントの中にお月さんが
スロヴァニア の作家「おうち探検」
水彩画で優しいタッチ。猫さんに誘われてお家を探検。あらら屋根裏にいたのは
韓国の作家さん 「おばあさんと白い家」
おばあさんのお家を訪ねてきた白い猫
日本の作家さん 「どこ? どこ?」
どこに行くのかな?相談してるの?
日本の作家さん 「HOME ホーム」
一番気に入ったイラストでした。物語がどんどんふくらんできます。
記念に買ったポストカード
とっても暖かそうなにゃんこさん。ほっこりします
これからもずっと行きたい展覧会です。
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