きょうは、6月22日~7月22日生まれの人の『かに座』について。
かに座の支配星は、気まぐれな月です。月の影響を受けると、感情の変化を求める傾向が生れます。かに座生れの人は、人づきあいがよく、楽しい気晴らしを好みます。しかし、ともすれば、周囲の人たちの言動に、簡単に左右されてしまいます。環境にうまく適応できないと、現実の世界から夢の世界へと逃避する傾向が見られます。感情におぼれやすいので、自己中心的な態度をとることが少なくありません。放蕩や浪費は固く慎んでください。
生れたときに太陽がかに座にある人は感情の起伏が大きく、極度の高揚感と沈滞感を経験します。月の満ちかけで、干満を繰り返す潮流と同様です。感情をコントロールするように努めなければ、目もくらむような歓喜と激しい憂うつとを、交互に繰り返さなければなりません。ときどき一人で、ぼんやりと物思いにふける傾向も見られます。
また、活動と水の要素をもつかに座は、世話好きですので、相手の心理や感情、状況判断などを冷静におこなえば、大きなお世話にはなりません。
そして、かに座の女性は、親しい人には、やさしい愛情を惜しまず、どの人に対しても、あたたかい思いやりを忘れません。喜んで家事にいそしむ家庭的な人柄です。他の人には退屈で我慢のできない日常茶飯事の中にも愛する人に尽くす喜びを見出します。
日蝕がかに座のあなたは、現世をともに生きる人々に、心に沸き起こるいろいろな感情を受け止め、理解し、表現し、上手にコントロールする方法を教える運命を持っています。あなたは身近な人々の感情を癒すヒーラーです。あなたがそばにいることで、彼らは自分の感情を鎮め、平和な気持ちになるのです。
月蝕がかに座のあなたが今生で学ぶべきテーマは、他人と気持ちを通わせ、安定した情緒を育むことです。そして、超意識のステージに達すると、あなたは自分の感情の表出を個人的な所産でなく、宇宙とつながるチャンネルとして捉えるようになります。あなたは、自分の心に浮かぶ感情をそのまま外に表現することにより、身近におきている微妙な情動を人々の意識にのぼらせ、そこにいる全員の情緒のバランスをとれる人になるでしょう。
次回は、しし座についてです・・・・。