不思議活性

新聞記事から

 

 過労自殺についての新聞記事をときどき見ます。ある記事では、--業務負担が増加。納品遅れや専門外の業務、発注元との調整に苦労し、精神疾患を発症。業務上の過重負荷で自殺したとして労災認定を申請したと、ありました。この五月でリタイアした自分ですが、自分のことを振り返って見ます。
 自分も辞める頃には、自分に割り当てられた仕事が重荷になっていました。自分はパート勤務でしたので、残業は考えられず、休憩時間を削って与えられたノルマをこなしていました。また、ちょっとしたミスで責められるのが耐えられなくなっていました。話はちょっとかわり、姉さんの二男のことですが、勤めていた会社に耐えられなくなり転職したのが一年程前ですが、新しい勤務先が見つかったから良かったです・・・・。戻って私自身のことですが、もういつかはリタイアしようと考えていたので、踏ん切りをつけてリタイアとなりました。退職願の理由ですが、「心身の疲れ」とだけ書きました。話は最初に戻り、過労自殺についてですが、精神疾患について検索してみました。

 精神疾患とは、気分の落ち込みや幻覚・妄想など心身に様々な影響が出る疾患のことをいいます。脳内の神経伝達物質の乱れによって起こるといわれており、うつ病や双極性障害、統合失調症がよく知られています。厚生労働省の調査によると精神疾患のある方は、平成29年度で日本国内に約420万人いるといわれています。これはおよそ日本国民の30人に一人の割合です。生涯を通して約5人に一人の割合で精神疾患にかかるとも言われています。と。
 驚きでした。この何かとせわしい世の中、誰もが精神不安定や精神疾患に陥る可能性があるのだと。自分の場合は、リタイアできたから良かったのですが、逃げ場がなくなって追い詰められてしまったら・・・・。仕事に限らず、孤独を感じ孤立してしまうことが問題なのでは・・・・。

 名医が書いた病気の本 乱れた身体のリズムを治す『自律神経失調症』
「宇宙の秩序セルフ・生命としての私たちを生かすもの」より。

 私たちの世界は、科学の対象となる明らかな論理で理解できる世界、明在系と、現在の分析的、客観的科学的手法では理解できない世界、暗在系とがあります。この暗在系から、精神や物体が姿を現し、明在系となるのです。この暗在系を貫く秩序すなわち宇宙の秩序を「セルフ(Self)」といいます。宇宙の意志、生命原理といってもいいと思います。
 私たちは、生命としての芽が出たときから、このセルフによって生かされています。それを、大いなるセルフのかけらとして、小文字で「セル(self)」としましょう。症状が出たら、無理をしない生活をする、休養をとる、生活リズムをセルフに合わせる。つまり、天地自然の理にかなう生活をすることによって、セルフの本来の働きを十分に発揮させるのです。セルフに反しない生活に戻ることによって恒常性を回復します。この生命原理によって生かされている自己への気づきと、セルフへの感謝がなければ、快楽であるべき食事も苦痛になってしまいます。このセルフへの気づきを促し、自然の子であることを悟るとき、初めて、セルフによるコントロール、セルフコントロールされるわけです。
 私はふと思いました。セルフへの気づきは、信仰心に繋がっているのではと・・・・。

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