きょうは11月23日~12月21日生まれの人の『いて座』について。
火の宮、柔軟宮、男性宮のいて座は、哲学、宗教など高まいな思想を支配します。支配星は、鋭い直観力を備えた木星です。いて座生れの人は、宗教的な性格で、必ずしも正規の宗教を奉じるわけではありませんが、すぐれた精神性を備えています。真摯、率直、寛容な性格で、本質的には、ロマンチストです。何よりも好感を与えるのは、正直であけっぴろげな性格です。人をだましたり、ペテンにかけたりすることはありえないでしょう。
体の部分で敏感さが目立つのは、肝臓です。健康面では、この部分に十分注意してください。また、生れたときに日蝕がいて座のあなたは、現世をともに生きる人々に、地上にあふれるありとあらゆる思想や宗教に共通して流れる考え方や価値観を教えるという仕事を宇宙に約束しています。
そして、あなたが今の人生で学ぶのは、すべての差別や偏見を捨てること、地球上の多様な思想、宗教、信条に共感する概念や、分断された無数の個人の意識を一つに束ねる共同体意識です。あなたには、知識への飽くなき欲求があり、人の意識を高みへといざなう洞察をなにより求めています。あなたはこの人生を生きる間に、変化や多様性を認めない狭量な考え方を捨てる運命にあることを受け入れなくてはなりません。
あなたに会得してほしいのは、私たちは誰もがかけがえのない存在で、私たちの心の奥には一つの宇宙を共有する神聖な集合無意識を形成するチップが埋め込まれているのだということ。意識しているいないにかかわらず、私たちはみな潜在的に独自の人生のコースを持っていて、それは魂が成長するために組まれた完璧なシナリオなのです。一人ひとり違う色や形の花を咲かせるために独自の道を歩んでいて、開花の場所と季節は人によって異なるのです。
あなたは物質文明が終わり、精神性を重視する時代の到来を意識し、その中で生きる姿勢と、あるがままに生かされる姿勢を人々の前に体現します。あなたは自由を広め、自分の信条や思想を持ち、それに従って生きる責任を人々の心に浸透させるべく働きかけます。いて座の月蝕エネルギーを煎じ詰めると、そこには自由と個人の責任という二つのキーワードが浮かびあがってきます。
次回は、やぎ座についてです・・・・。