最近は虫歯の治療ではなく、
「歯を白くしたい!」
そんな要望で来られる患者さんが増えてきました。
歯を白くするというのも2種類ほどありまして、
例えば、タバコのヤニとか茶渋を落として、元の白さに戻したいというパターン。
これは磨き上げて、汚れを落とせばいいですから楽勝です。
もう一つは、歯の本来の色を白くしたい!というパターンです。
この時に行うのが「ホワイトニング」ですね。
ホワイトニングを行う時の注意点は
「あまり大きな期待をしないこと」です。
たとえば、ホワイトニングで野球の新庄さんや清原さんのようになるか?
いいえ、なりません。
あの方たちは歯を削ってかぶせていますから。
ホワイトニングは確かに白っぽく、明るくなるのですが、やはり限界があります。
ホワイトニングの方法にもいろいろありまして、
すぐに効果を発揮するものから、じわじわっと効果を発揮するものまで。
もともとアメリカ人向けのシステムだったりで、日本人には合わないこともあるようです。。
とにかく、歯科医師とのしっかりしたカウンセリングが必要です。
んで、ホワイトニングの時に必ず行うのが、術前、術後の写真撮影ですね。
きちんと記録して比較しないと効果はわかりません。
目で見ただけで、明らかに違うくらい白くなっていればいいのですが・・・
よく雑誌にホワイトニングの告知がしてありますね。
その写真は黄色っぽい歯が真っ白になっているのですが、この時に注意があります。
術前、術後の写真に写っている歯茎の色をきちんと比較してください。
歯茎の色も明るくなっていたら要注意です。(赤→ピンク)
写真は光の加減で明るくなったり暗くなったり。
また最近は画像加工も簡単に出来る時代ですから。。
告知には一番効果の発揮した写真が掲載されますからね~
ホワイトニングの効果は人それぞれですね。