歯科・かずクリニック 院長のつぶやき

歯科・かずクリニックの院長が、歯科に関わることから、 日常のことまで、いろいろとつぶやきます。

ボディービルダーとの交流

2011-11-29 09:57:40 | インポート

先日、長崎の学会に参加したのはお伝えしたとおり。

んで、久しぶりに長崎に行って、学生時代の思い出が色々とよみがえりました。

その中のひとつ。

男というのは、一生の中で筋トレに励む時期が必ずあると思うんです。

あの逆三角形にあこがれて。

僕も高校生ぐらいの時から鉄アレイを購入したり、腹筋したり、腕立てしたり。

んで、大学に入ってから思い切って、ジムに入会したのです。

それが、今のスポーツクラブみたいなおしゃれな感じではなくて、

とっても男臭いジムだったのです。

女性会員なんて皆無。

妙に色黒で、体格のいい男性の方々ばかりがうろうろしていました。

んで、インストラクターの方を「会長」と呼ぶのです。

なんか違う・・・

その「会長」の風貌は明らかに普通じゃありませんでした。

Tシャツと短パン姿なのですが、もう服がはち切れそう。

腕回り、腿回りが異常な太さなんです。

よくよく聞いてみると、

なんと、当時、世界大会で6位に入賞したボディービルダーだったのです。

そこはその会長を慕って、ボディービルダーが集まるジムだった訳です。

会長は僕の為にトレーニングメニューを作ってくれたのですが、

その内容が濃すぎる。。。

ベンチプレス何キロを10回1セットとして10セットとか。

スクワットを10セットだとか。

んで、しまいにはプロテインを購入させられて食後に飲むことに。

一体、会長は僕を何にしたかったのでしょう?(^_^;)

とりあえず、その道に入る気にはならなかったのと、

忙しくなったりで1年ほどで退会しちゃいました。

トレーニングしている時に、奥の部屋から会長が

「古川く~ん」って呼ぶんです。

「何ですか~」と返事をして奥の部屋に行くと、

会長が上半身裸でポージングしていて、

「どう?」って聞くんです。

「ど、どうって・・・」

とりあえず、「すごいですね~」としか言えません。(^_^;)

後はプロレスラーの方も出入りしていて、トレーニングの介助を頼まれたりしました。

重たい重量が上がらない時に、補助して上げてあげるのですが、

プロレスラーは半端ない重さを上げようとしますから、

上がらない時にはこっちも洒落にならない感じなのです。

しかも介助は後ろから体を密着させないといけなかったりで。

物凄く体の大きいプロレスラーに後ろから抱きついている僕は

端から見たらどんな風に写っていたのでしょうか?(^_^;)

とにかく、奥深い世界でしたね。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長崎遠征

2011-11-24 10:10:05 | インポート

11/20に長崎の方で「臨床歯周病学会」がありました。

私と嫁は会員になっているのと、嫁さんの教え子が発表することもあり、

土曜日から長崎に移動して参加してきました。

まぁ、学会自体、報告するようなことはほとんどありません。(^_^;)

とりあえず、歯周病に真面目に取り組んでいる歯科医師の集まりです。

長崎といったら、僕にとっては第二の故郷!

というのも、僕は長崎大学歯学部の出身だからです。

18歳から24歳までの多感な時期を過ごした街。。。

色んなことがあったな~・・・

学会とは別に、久しぶりの長崎を堪能したいという気持ちもあったんです。

んで、久しぶりに長崎の街を見て回ると、やっぱり発展してましたねー

僕の学生時代はもう14年も前になりますからね。

とにかく、長崎駅周りの発展がハンパなかったです。

代わりに、学生当時、にぎやかだった思案橋という飲み屋街がだいぶ寂しくなってました。

長崎の街を車で走るときにとても気を遣う部分があります。

それは、今でも路面電車がバリバリ走っているので、右折が大変なんですよね~(^_^;)

右折の為に軌道敷に入らないといけないのですが、

タイミングをみて入らないと、電車がやってきた時に

ギャンギャン、クラクションを鳴らされます。

それから、長崎といえば「ちゃんぽん」ですね。

中華街に美味しいお店はたくさんあります。

今回も嫁さんを連れて食べに行きました。

嫁さんは「美味しい!」って言ってて、僕も「そうやろ」って言ってましたが、

実際、学生時代に僕がちゃんぽんを食べていたのは

ほとんどリンガーハットだったのはここだけの話です。

リンガーのちゃんぽんは相当うまいっすよ。

写真は大村湾の日の入りです。

Dvc00186

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯の詰め物

2011-11-14 16:34:10 | インポート

鏡で自分の口の中を覗きこんだとき、

奥歯に銀色のものがはまり込んでいますか?

それは歯科では「インレー」と呼ばれています。

見ての通りで、銀歯なんて言われることが多いですね。

これは色々な金属を混ぜた合金で、奥歯の保険治療で良く使用されます。

この銀歯が外れました~と来院される患者さんも結構多いです。

この銀歯が外れる理由には色々ありまして、

まず一番多いのは虫歯が出来て外れてしまうパターン。

実は銀歯というのは歯とくっついているというよりは、

はまり込んでいて、その隙間をセメントで埋めているという感じなんです。

だから、どこかにゆるみが出来ると、あっさり外れたりします。

虫歯なんて歯が柔らかくなりますから、相当ゆるんでいる状態ですね。

それから、昔のセメントは実は質が悪くて、唾液で少しずつ溶けて行きます。

20年ものの銀歯が外れたりというのは、セメントが溶けてなくなってしまって、

やっぱり緩んじゃったってことも多かったりします。

それから、意外と多いのが「かみ合わせ」です。

歯の咬む力が強い方、どうしても歯並びの関係で歯に力の集中が起こる方。

そういった方はあっさり銀歯が外れたりします。

咬む力で歯がひずんだり、銀歯自体が変形したりですね。

とにかく、銀歯というのは通常は外したくても外れないもの。

それが取れるというのはやはり理由があるものなんですね。

ただ、治療したばかりの銀歯が外れてしまうとちょっと困りますね。

実は術者、つまり歯科医師側の問題で外れてしまうこともあります。。。 

銀歯が外れないようにする削り方があります。

その削り方が守られていない時・・・

銀歯には適正な厚みが必要なんですが、

削り込みが足りなくて、その厚みが足りない時・・・

型取りした時に変形してしまって、銀歯の適合が悪くなった時・・・

セメントの量が足りなかった時・・・

そういったことが起こらないように常々気を付けているのですが、

所詮、人間がやることですから。。。やはりミスはあったりで。。。

幸い、開業してから1年ちょっと、つけたばかりの銀歯が外れたことはありません。

ただ、外れる危険性がありそうな時は、

素直に患者さんに謝って、やり直しをさせていただいてます。

余計な来院が増えてしまう訳ですから本当に申し訳ないと思います。

ただ、無理に着けてしまって、外れてしまった時の方が

結果的には患者さんの負担は増しちゃいますからね。。

治療がスムーズに進んで、しっかりと治す!これが大切ですよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホワイトニングの効果

2011-11-10 10:33:14 | インポート

最近は虫歯の治療ではなく、

「歯を白くしたい!」

そんな要望で来られる患者さんが増えてきました。

歯を白くするというのも2種類ほどありまして、

例えば、タバコのヤニとか茶渋を落として、元の白さに戻したいというパターン。

これは磨き上げて、汚れを落とせばいいですから楽勝です。

もう一つは、歯の本来の色を白くしたい!というパターンです。

この時に行うのが「ホワイトニング」ですね。

ホワイトニングを行う時の注意点は

「あまり大きな期待をしないこと」です。

たとえば、ホワイトニングで野球の新庄さんや清原さんのようになるか?

いいえ、なりません。

あの方たちは歯を削ってかぶせていますから。

ホワイトニングは確かに白っぽく、明るくなるのですが、やはり限界があります。

ホワイトニングの方法にもいろいろありまして、

すぐに効果を発揮するものから、じわじわっと効果を発揮するものまで。

もともとアメリカ人向けのシステムだったりで、日本人には合わないこともあるようです。。

とにかく、歯科医師とのしっかりしたカウンセリングが必要です。

んで、ホワイトニングの時に必ず行うのが、術前、術後の写真撮影ですね。

きちんと記録して比較しないと効果はわかりません。

目で見ただけで、明らかに違うくらい白くなっていればいいのですが・・・

よく雑誌にホワイトニングの告知がしてありますね。

その写真は黄色っぽい歯が真っ白になっているのですが、この時に注意があります。

術前、術後の写真に写っている歯茎の色をきちんと比較してください。

歯茎の色も明るくなっていたら要注意です。(赤→ピンク)

写真は光の加減で明るくなったり暗くなったり。

また最近は画像加工も簡単に出来る時代ですから。。

告知には一番効果の発揮した写真が掲載されますからね~

ホワイトニングの効果は人それぞれですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯磨きの難しさ

2011-11-09 10:07:35 | インポート

朝、ネットを見てみると、歯磨きの達成度について書いてありました。

7割近くの人が歯を磨けていると自己評価しているのですが、

実際は磨けていないことが多いみたいな内容でした。

まぁ、まさに仕事として歯磨き指導なんてしている訳ですから。

「あー、確かにそうやね~」って感じですね。

お口の中の歯の総面数に対して汚れが落ちていない面数の比率をPCRといいます。

歯が磨けていない人ほど数値は大きく、

すべての面に汚れがついていたら100%ということになります。

意識的に磨いていない人はだいたい50~60%ぐらいですかね~

んじゃ、歯の仕事をしている私たちはこの数値が低いのか?

必ずしもそうとは言えないかもです。(^_^;)

まず、一桁ではないでしょうね~。。少なくとも私は。

歯磨き指導の時、

「歯ブラシだけじゃだめです。フロス、歯間ブラシを使わないと!」

っていうのですが、ぶっちゃけ、僕も使いませんもん。

嫁は一生懸命使っていますけど。

汚れは歯と同じ色なんで、完璧に落とすのは難しいです。

歯医者でよくやる、汚れを赤く染めだす薬を使うと確実に落とすことが出来ます。

ただ毎回の歯磨きでそこまでやる訳にはいかないでしょうし。。。

何となく磨いていても、結構汚れを落とせるような、そんなテクニックの習得ですね。

自分のPCRを知ったらやる気がでるかもですね。

一度、歯医者さんでやってもらってみてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする