最近の歯医者さんのスタイルといえば、
マスクにゴム手袋がスタンダードですかね~
このゴム手袋の目的は衛生的な治療でしょうか。
しかし、術者、患者さんのどちらに重きを置くかによって
付け替える頻度が変わるようです。。。
患者さんにとっては、患者ごとに取り替えてくれることを望むのではないでしょうか?
実際、感染予防を考えれば、それが一番だと思います。
他人の口腔内を触ったゴム手袋はその都度、捨ててしまう。
患者さんを守るという観点ではやはり患者ごとに替えていくべきですかね~
ただ、ゴム手袋には術者(歯医者)を守るという目的もある訳です。
素手で唾液や血液を触ると感染するリスクがあったりします。
それを防ぐためにゴム手袋を装着する訳です。
そして、術者を守るというのが第一目的となると、
ゴム手袋に穴が開いたりするまで使い続けたりします。
穴が開かなければ20人近くを同じゴム手袋で診療したり。。。
もちろん、手洗いはきちんとするんですよ。
これはゴム手袋のコストを下げることが目的ですかね~
標準的なゴム手袋は1枚5円ほどです。両手で10円。
一日20人患者さんを診れば、200円。
月に25日診療すれば5000円。
スタッフが3人いれば15000円。
この金額で、患者さんと自分も守れると考えれば、決して高い金額ではないと思います。
ですから、うちの病院では患者さんごとにゴム手袋を付け替えています。
患者さんには安心の治療を受けてもらいたいですね。
余談ですが、世の中には素手で診療する歯医者は結構います。
それはコスト削減が目的の事もあるでしょうが、
一番は指先の繊細な感覚がなくなるから。というもの。
まさに職人気質!!
僕の知り合いの歯医者にはゴムアレルギーという悲しい理由もありますが・・・(^_^;)