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1月21日生理心理学14:精神生理学的虚偽検出

2011-01-22 12:23:18 | Weblog
昨日1月21日の生理心理学の授業で使用した資料です。

今回は生理心理学の応用分野の中で、犯罪捜査・科学捜査の分野で開拓・精査され、日本が世界をリードする分野といえる「精神生理学的虚偽検出」という分野の話でした。

ウソをつくときに、私達人間はどうしても何らかの兆候を示してしまいます。

挙動不審と一言でいわれる、どことなく落ち着かない仕草。

ウソを見破られないようにしようとするがために現れる微妙な仕草。

表情に表れることもあるし、それを見られないように顔を隠そうとする仕草。

昨日の授業では言わなかったのですが、声のトーン・調子の変化もあるでしょうね。

そして体の示す生理的変化。

ウソをつくときに、交感神経の働きが活発になることを利用します。

警察や入出国管理の場では、「ウソ」を見破ることは、危機管理の観点からとくに重要です。



ちなみに、精神生理学的虚偽検出は、単にウソ発見とかポリグラフ検査ともいわれます。

担当者はポリグラファーといわれます。

科学的な犯罪捜査としてとても人気のある仕事です。

そういえば、この分野で世界的に有名な日本の学者が、毎週月曜日3時間目に本学健康心理学科の授業に来てくださってます。

中山誠先生。現在、関西国際大学の教授。元静岡県警の科捜研のポリグラファー。

来週木曜日〔27日)の午後5時から、B201教室で開催される第18回地域学術交流サロンで講演してくださいます。

興味のある学生さんは、ぜひご参加を。

講演のあと、地域の防犯活動を支えてくださっている自治会の方や、警察、市役所の方のシンポジウムもあります。


この授業もあと一回。来週でおしまいです。

試験は当初から言ってるように客観テスト。それと絵を描く問題も入っています。

詳細は来週金曜日の補講(15回目)で申します。

では。

2011/01/22・記

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