送別会で

　少し前の話になりますが、13日は、所長の送別会を行いました。近くのちゃんこ屋で食べて、飲んでと楽しみました。しかし、別れを惜しむというか先への不安をどうするかという会になりました…。思い出話とかしなかったように思います。

　新しい体制が始まって1週間となりますが、少しずついろんなことが動き出しています。もっともっと変わっていくのだろうけれど、始まる直前でも色々変わるということがあって、それに対しての不安がパートさん含めて、みんなあってどうなるんだろうという話になっていました。

　さて、辞めてしまわれる所長ですが、多分、3年前くらいのブログに色々書いてあると思いますが、すごく人数の減った時に入職してきて、今の体制を作り上げてきた人です。年が近いせいもあって、いっぱい意見をぶつけて、いっぱい笑って、いっぱい話を聞いてもらいました。私はストレートに言ってしまう方なので、かなり気分を害されたことも多かったと思います。「絶対、上司やと思ってないやろ～」とよく言われましたが、信頼できる人でなければ喧嘩もできないと言い訳しましょうか。だから、退職の話を聞いた時、すごく気持ちの整理をつけられなくて、自分でもびっくりしながら、どうしたらいいかをずっと考えていたように思います。とにかく、感謝だけは伝えよう。そう思って送別会を迎えたのですが、結局、そんな気持ちを伝えられずお開きとなりました。

　電車に乗って、最終日にきちんと挨拶をしようと思っていたら、電話が鳴りました。電話をみると、所長から。「ラストでなんかやらかしたか」と少し引き気味でしたが、「遠いからちゃんと帰ってるか電話した。今日はありがとう。」とお礼の言葉がありました。

　そして、「isoさんの仕事への思いは良いものやから、そのままでいてほしい。あ、でも人の意見にもう少し受け入れられるように。それだけ言いたかった。」

　正直、照れたりちゃかしたりできなかったです。こういう時、電話はずるい。（電車に乗ってたこともありましたが）本当に泣きそうになりました。ああ、ちゃんと見てくれたって思いこんでもいいんだと、未熟ながらも自分のしてきたことを評価してくれたことがすごくうれしかったことと、あと少しで上司じゃなくなるんだという寂しさがごちゃごちゃとなりました。

　今、いろんなことがありますが、前を向いてすすんでいけるよう頑張りたいと思います。