祭りの後

　さて、秋祭りのあと、残ったのは食材と風船でした。食材は昨年の客足を見込んで購入したものですが、鈍くて結局余ってしまったのでした。飲み物はデイの利用者さんに振る舞い、お酒と冷凍食材は職員がそれぞれ持ち帰ることになりました。

　さて、風船は医院の入り口に飾っていたものを主任が「もらったんやけど、どう？」とノープランで貰ってきたのでした。しかも、利用者休憩の畳部屋に敷き詰めるほど！普通なら喜ぶのかもしれませんが、私異常な風船恐怖症なのです。一つの風船を使ってバレーボールすることは何でもないのですが、破裂すること・破裂音・ゴムのキューっという音がすごく嫌で嫌で仕事が手につきません。バルーンアートをやっていたチームがあったのですが、その間恐怖感で近づけなかったです。

　集めたまま放置しても割れやすいし、でも、自ら割るのは怖い…。当日は敬老の日だったので、華やかになるだろうとデイ入り口に３０ほど飾ることにしました。風船がデイまでの入り口を飾る風景はとても夢のようで、利用者さんも喜んでいましたが、私にとっては地獄の風景でした

　「怖がるから余計に割れるんじゃない？」と他の職員さんに言われましたが、昼休みに、用があって、その入り口の前を通ったら、鋭い音と共に破裂し、その場に崩れ落ちました…。怖がらなくても命取るものではないのですが、克服できてません。