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ハックルベリーの森から

2haの平らな雑木林で活動を始めて9年。教えることよりも「自分で過ごす」ことや「気づく」事を大切にしたいと考えています。

除雪ボランティア

2011-02-21 09:17:30 | ふくい子ども劇場
1月からの除雪ボランティアの受け入れをさせていただいていました。6名ほどのボランティア参加の皆さんありがとうございました。2月に入って降雪も落ち着き現在は積雪約1m20cmほどになっています。ここ2週間は日中の気温も5度~9度と暖かいこともあり、一気に融雪が続いています。

除雪の受け入れも、なかなか難しい部分があります。降るときには一晩で50cmだったり10cmだったりでいつ除雪するのか?の判断が難しく、要請も中途半端になってしまいます。必要な時に除雪する人がいないとピンとはずれになってしまったりもします。また、高齢者・独居老人宅の把握も難しいのに加えて、周囲との関係もある程度確認しておかないとややこしい面もあるのが現実です。

地方の集落では、大方周囲の方々のご厚意で除雪体制がありますが、コミュニケーションがうまくいっていないと取り残されるという事態も想定され、かといってほっておくわけにもいかず普段からの周囲とのコミュニケーションが培われていることは大切な部分です。

私たちの仕事は、そのような集落に入っていくわけですからなおさら「怪しい人」に観られないような普段からの対応が求められています。

都市部に在住される方には、困っている方のお手伝いをしたいというお気持ちを持っておられる方がたくさんいることが今回の除雪ボランティア受け入れではっきりしました。そのような方々の気持ちにどのように応えていくのか?必要な時に受け入れたいという私たちの目標を、今後どのような形で示していくか今後の課題でもあります。

とにかく、今年度除雪ボランティアとして参加してくださった皆様ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

山芋掘り

2010-11-03 18:10:06 | ふくい子ども劇場
今日は、緑化推進委員会のグリーンボランティア事業の助成を受けて、森林整備や森遊びです。天候が心配されましたが、少し寒かったので昼食だけは室内でとりました。午前中は、森の中の「笹刈り」「ツゲ抜き」を親子で40分ほど取り組み、午後は山芋掘りやパームクーヘンづくりに樹登りなど親子でたくさん楽しみました。

山芋ですが、イノシシに掘られたものもありますが、今年は豊作で結構大きな山芋ができているようです。・・・ようですというのは、最後まで完全に掘るのがなかなか難しく、途中で折れてしまうのであくまで想像です。

4年生のMちゃんがクロモジの草笛を一発でならすことができのにはビックリでした。今までにこんなに早くならせたのはMチャンが初めて。大人でもなかなか難しいのに・・・・御かげでMちゃんは一気に森が大好きになったようで私も嬉しかったです。

同じ4年生のK君は山芋掘りのコツをすぐに覚えて、小さいながらもいくつもいくつも掘っては見せに持ってきてくれて・・・これも「山芋掘り初段」というところですがなかなか大したものです。

Hお父さんは、樹登りの名人。子どもたちが登る前に登り始めて皆アゼン!

少し寒かったのですが、パームクーヘンの暖は良かったですね。とてもスカッとするのか怖いのか?大きなブランコも今では街中でもできなくなっているので、子どもたちには人気でした。怖い怖いと言いながら何度も何度も・・・

大きな深呼吸をして森の空気を持って帰ってもらいました。忘れそうになったらまた来てくださいね。

※クマに出合わないためのコツを忘れないでね。

雪遊び

2010-02-12 09:08:32 | ふくい子ども劇場
昨日は、福井子ども劇場の皆さんが(17家族:約55名)六呂師高原で雪遊びにやってきました。生憎の小雨日和でしたが、これも自然の一つととらえてカマクラを作ってトンネルでつなげたり、斜面でのソリ遊びに興じました。

子どもたちは、小雨の中六呂師に到着するなり「早く外に行こう!」とせかします。街中では、大胆な雪遊びがなかなかできないので「ここぞとばかりに!」ということですね。

導入に少しだけ絵本を読ませていただきました。「お父さんのあしもとで」というコウテイペンギンの子育てのお話です。折角家族で来られているので、ペンギンの子育てをじっくりと考えて、自分たち人の家族の在り方などについて考えるキッカケにしてもらえればという願いでした。

午前中は、事務所周辺の雪遊びでしたが、午後からは足を延ばして広大な雪に埋もれた牧場をスノーシューをはいてのトレッキングしながらダイナミックなソリ遊びでした。時折雨もやんで霧も晴れたりしてマァマァのコンディション。

大人も子どもも天気のことを忘れて思いっきり体を動かしました。

雪遊びの後は、お風呂で身体を温めると心も「あったか~」・・・・

小雨でできなかった野外でのオヤツを、お風呂の後にいただきました。

「疲れたね」というお父さん方やお母さんがでしたが、その言葉には充実感を感じました。子どもたちもたくさんの雪遊びに満足している様子。

企画してくださった役員の方々、お疲れさまでした。

雪遊び

2008-02-03 19:46:28 | ふくい子ども劇場
雪遊びツアー無事に終了しました。下は1歳の子どもから上は中学2年生まで親子で2日間思い切り雪遊びに興じました。昨日より断続的に降り続いた雪のおかげで、100%とはいきませんがまずまずのフィールドの状態でした。

初日はハックルベリーの森にて、動物の足跡を追っかけたり大きな岩の上から滑ったり、そうそう雪のテーブルを作ってイソベ焼きを食べたね~。

夕方から雪の造形を創って夕食後に点灯式をして、小さな灯りを真ん中に家族で子ども達の小さかったことのことをテーマに色々話をして静かで暖かい時間を過ごし、ちょっぴり懐かしい気分になったのは私だけではなかったでしょう。

その後は、夜の森へ出かけてドキドキワクワク・・・・・残念ながら動物は見ることはできませんでしたが、動物の気持ちに近づいたような錯覚を私自身も持つことができました。

なかなか寝付かれず今日はもうギブアップです。一緒に参加したお母さん・お父さんとともに劇場のスタッフの方々お疲れ様でした。今日は早くお休みください。

※写真は雪のテーブルを作っている子ども達です。



雪の森体験

2008-01-30 21:40:31 | ふくい子ども劇場
今週末の土曜日~日曜日と福井の子ども劇場の皆さんが宿泊で「雪の森で遊ぶ」体験活動に来られます。昨年は降雪が殆どなく中止となって残念な思いをしましたが今年はなんとか実施できそうな気配です。

親子での参加で、下は一歳から上は中学生までと幅が広い参加年齢ですがそれなりに楽しめるのが雪なんですね。

雪の活動は水の活動と似たようなところがあって、子どもたちには絶好のイマジネーションを使った遊びの展開が期待できます。

多分特別な指導や遊びを提供しなくても、いたるところで自分なりの遊びだったり、友達同士の遊びだったりが広がっていくに違いありません。

私の役目はどちらかというと、少しだけ雪の森の中で感性に焦点を当てたり、雰囲気を和らげたり、安全に気を配ったりといったところでしようか!

どんな展開になるのか?今から楽しみにしています。

いろいろあった民家宿泊

2007-07-17 09:31:46 | ふくい子ども劇場
14日~15日と六呂師高原の沢登りから、下打波集落での川遊び・・・の予定でしたが、台風の影響で14日は中止となりました。その後変更して15日~16日に移動して、川遊び講座と宿泊を兼ねて実施しました。

スローロープの使用方法や、川の流され方、ライフジャケットの使用方法・・・いろいろと実地体験をしました。

川に入れなかったけれど、小さな湧き水のフールのような場所を利用して進めました。

夜は、濁流状態の川を見学した後に、自分達でマップを創りました。川だけでなく山や木の神様からいろいろと地域を守っている神様と共に、水の道なども考えながら作ってみました。

いろいろいありましたが参加してくださった皆様とともに関係者に感謝です。


14日ダイジョウブかな~

2007-07-11 23:38:53 | ふくい子ども劇場
14日~15日の自然体験御泊り会が近づいてきた。ここ数日現場の様子を観ているがなかなか川の水が引かずに流れも速い。

今のままだと、川に入るのは困難だ!石を拾ってちょっとアート感覚で楽しんだり、山を散策したりする事が出来るのでそれなりに楽しみだが。

でもやっぱり川遊びには負けるかな~季節のあそぴだもんね!

ドラムカン風呂は雨天でもなんとかやってみたい。なんか・・・山の上のほうには昔の人たちが山仕事の疲れを癒す為に使用していた「釜風呂」が今でもあるそうだ。

持って上がった話なんかも山内さんから伺うと!!!!ビックリ仰天!

そんな黄金の釣り鐘ならぬ「釜風呂発見のたび~」なんていうのも面白いかもしれない。ドキドキワクワクだね!

荒天の場合はこんなプログラムなんてどうかな?

掃除お疲れ様でした

2007-06-25 23:19:02 | ふくい子ども劇場
来月に川講座の宿泊事業で使用する民家を、宿泊するふくい子ども劇場の方々が御掃除に来ました。下見も兼ねての掃除でしたが、雨にもかかわらず子ども達も交えて一生懸命きれいにしていただきました。

当日参加される親や子ども達も一段と楽しさが増したのではないかと感じています。

ハックルベリーの森のように、一年に一度は川遊び!のように毎年訪れる場所になってほしいと願っています。

実施の世話人の方々ありがとうございました。楽しみにしています。ドラムカン風呂も是非実現させましよう。

参加した、大人の方や子どもたちにもよろしくお伝えください。

今年の親子自然体験は・・・・

2007-04-14 08:55:54 | ふくい子ども劇場
福井子ども劇場は、子どもと大人たちが芝居を観たり、自分達で演じたり、親子で色々体験したりしながら、家族のコミュニケーションや個人の自主を育てたり、多様な価値観や視点を共有したり育てていこうという団体です。

・・・と思いますがどうですか?・・・・・

その中でも、純粋に自然の中で思いっきり楽しんでみよう!子どもだけでなく、家族で楽しもう!というどちらかというと親が楽しみたいという気持ちをもった人たちが、夏・秋・冬と企画して、当事務所で運営している。

この事業の中では特に変わったことはしないが、今回大切にしたいことは、私たち日本人が失いつつある「季節の暮らしと文化」に焦点を絞りたいとひそかに思っている。

子どもがたくさん集まればそれなりに遊びが生まれ、それなりに楽しさを実感する事は出来るが、自然が残っている地域・文化や暮らしが変化しつつあると同時に受け継ぐ人たちが少なくなっているという現状・・・折角なのでそのような事柄や人に触れる機会を積極的に持つべきではないだろうか?と思う。

事業の中に、地元の人たちや文化や暮らしとの触れ合い是非事業の中に入れて生きたいと考えている。

今年も、福井子ども劇場の家族の方々とお会いできるのはとても楽しみです。子ども達の少し成長した様子が今から楽しみ!

今年度もよろしくね!

1歳児と共に散歩

2007-03-27 23:56:55 | ふくい子ども劇場
をはじめてすでに3年が過ぎました。勝山市子育て支援センターのお手伝いです。近くの長尾山公園をフィールドに、1時間30分ほどの散歩ですが、子ども達やお母さん方にとっては貴重な自然との触れ合う時間です。

葉っぱや昆虫も含めて、外の世界とのコミュニケーション技術を構築していく大切なこの時期に、自然との触れ合いがあるというのはとても重要だと感じています。

触れなかったり、見つめることが出来なかった自然の生き物や植物を、一年ほどすると進んで手に取ることができたり、じっと見続けることが出来るようになります。

お母さん方や私にとっても、そのような成長の過程を確かめられる時間として、本当に嬉しく楽しくワクワクする時間です。

来年度も、このような時間を創っていただける支援センターの職員の方々に感謝です。ありがとうございます。来年度もよろしくお願いします。

ここから「インタープリターという仕事」の続き・・・・・

・・・この山を買いたいという人がおったけんどな~
   ※なぜ買いたいと?

・・・別荘を建てたいという話やった!結局村のみんなで相談したんけれど売らな   んだ~この山のトチやケヤキで家も建てるし、木の実は私らの食べ物にもな   るし、土砂崩れも心配だし。なにより神様の住んでいる山だけん!
   ※製材会社や建築会社がトチやケヤキやナラという高価な取引が期待できる    樹木を、集めて回っている時期があり、別荘を建てるといいつつ樹を切り    倒して運び出し、その後は「用無し」で、ほったらかしにしてしまうとい    う・・・今でも行われているようだが!
    暮らしと密着していた場所だからこそ売らなかったんだろうなと。
   ※もう少し歩いていくと大きなトチの群生が見えてきた。

・・・この間も、いつもの樹をめがけてトチの実を拾いにこの道を歩いて丁度この   曲がり角を曲がって樹をみると、クマが登っていたのを見つけたけんどジー   ツとみていたら降りて山の上の方に行ってしまった。
   ※なんとなく私はそ~っと先をのぞき込んでしまった。怖くなかった?

・・・クマも餌が無くて大変や~。先に採られてしまった!昔はこんなことなかっ   たけんどね~
   ※その後トチ餅と一緒に並べられたオカズは、すべて山から得られたものを
   保存加工したり組み合わせて創られた物ばかりだった。クマと人が一緒にな   って同じ物を口にする・・・一方はそのまま食べてもう一方は保存してとい   う方法は異なるけれど!

明日に続く・・・・・