ハックルベリーの森から

2haの平らな雑木林で活動を始めて9年。教えることよりも「自分で過ごす」ことや「気づく」事を大切にしたいと考えています。

森のガイド終了!

2006-04-30 20:43:17 | その他
 本日、六呂師ハックルベリーの森での「森のガイド」無事に終了しました。ミルク工房ロビーに、看板を出しじっと見ている御家族やお母さん・お父さん・おばあちゃん・・・に説明させていただき、13時30分から一度だけですが、総勢20名の参加がありました。森を半周ほど案内し、トゲトゲの樹や小さなクモを見つけたり、ウサギのフンなど色々見ながら歩いたけれど、みんなが一番楽しんだのは「折れた樹の樹のぼり?」だ!結構太い樹が5mほどの高さのところから、ボキッと折れて、その部分が地面まで繋がって、そこから登るという普段は出来ない樹登りで、小さな子ども達も挑戦してた。また、「ジャックと豆の樹」ならぬ藤ツルをスルスル登り上までいったり・・・・そこで気がついたのは、ジャックと豆の樹の主人公の年齢は「5歳」程度なのでは?ということ。フキノトウの天ぷらやヨモギの天ぷらもおいしかった。ノコギリで倒木や枯れ木を切っていた子ども達もいた。ノコギリで怪我もした。おじいちゃんが自分の孫達以外の子どもたちにも教えていたのもいいなと思った。赤ちゃんは地面の落ち葉を掴んだり落ち葉の上をハイハイしたり、身体が覚えているかな~。

本日参加された「斉藤さん一家、梅木さん一家、渡辺さん一家、桂田さん一家、土井内さん一家」皆様、又、森に遊びに来てください。

※時々、今回の「森のガイド」のことを書かせていただきたいと思います。

※写真は、いつもと違う樹登りの風景です。近日中にも、HPのアルバムページにて、他の写真も掲載いたします、時間のあるときにご覧ください。

30日(日)の森のガイド

2006-04-29 20:57:43 | その他
 ハックルベリーの森の中は今年の雪ですごい状況になっています。この時期は新緑が出始めて下草も伸び始めて・・・とてもいい時期なのですが、今年は、先週も雪が降ったし寒いのかまだまだいつもの4月上旬といった状況です。明日の森のガイド特別版は、多少内容を変えまして「ノコギリで木を切る」「フキノトウを採って天ぷらにして食べる」「樹に登る」の三本立てで実施する事にしました。ふきのとうは限りがありますので早いもん勝ちというとこですね。なんか思いっきり身体を動かして樹をたくさん切りたいような私の心境です。あまり教育的なことは考えずに、とにかく「切る!」。今回はこれに集中したいと思います。ちょっとイベントのように何もかも用意して「ハイドウゾ!」という形式ではないけれど、その分自分で切る樹を「選ぶ」という大切な要素が入っています。選ぶことも楽しんでくださいね。ストレスの溜まっている人、スカッととした気分を味わいたい人・・・あつまれ~

1時間程度の森のガイド

2006-04-28 23:11:19 | その他
 今度の30日(日)に、ハックルベリーの森で「1時間程度の森ガイド&新緑の葉っぱの天プラ」を予定しています。下草のない森の中を、動植物の「冬の落し物」と春の訪れを歩きながら楽しんでみよう!という企画です。天プラは自分で食べられそうな葉っぱを摘んで、その場で天プラに揚げて食べてみようと言うことです。あんまり食べるとお腹もたれるので2枚程度がベターですね。日頃仕事や子育てで疲れている「お母さん・お父さん・おじいちゃん・おばあちゃん」と塾や学校や友達関係で悩んだり忙しい「小学生・中学生・高校生」そして、自然の中でこそ創造力を養う時期にある「2歳から6歳までの幼児さん」、ふだん自然の中に入る機会の少ない「障害を持っているみなさん」・・・ようするに誰でもいいというわけですが、時間があったら是非29日六呂師ミルク工房前まで来ませんか?昼寝シートもございます。藁の布団もございます。・・・・但し、参加にはお一人500円が必要です。

※写真は、昨年の4月末にヨモギダンゴを作ったときのものです。今年ももうすぐこんな季節になりました。

※GWの予定・・・・
 30日(日):六呂師高原にて「森のガイドと天ぷら」・・・一人500円
 3日(水)~4日(木)もしかしたら5日も:三方五湖の虹岳島荘にてカヌー・・・1時間30分一人1500円

ふくい環境力向上推進事業プロジェクト

2006-04-26 21:09:18 | その他
 本題とはあまり関係ないが、この事業を1月から3月19日の全体発表会を多くの団体と県と共に運営してきた。その間とても気になることに今回も気付かされた。この事業の備品などを購入するときに領収書をお願いするが、この事業の実行委員会が・・・「ふくい環境力向上全体発表会開催事業実行委員会」・・・というとても長くて読みづらくていつも「かんきょう・・・?」スラスラと書けないヒトが多いのだった。新聞には「環境」と言う字は出ないことがないほど、今の時代のキーワードとなっているはずなのに!思わず「難しい漢字ですよね」と苦笑いしながら手本を書く羽目になる。10年ほど前には多分僕も書けなかったのでは?と思う。その当時は、「福祉」関係の仕事をしていて、養護施設にて働いていた。やはり「環境」と同じように「?」と書けない人が多く、いつも手本を示すことになっていたのを思い出した。福祉も環境も人の暮らしの中には避けて通れないほどの重要な関わりを実は持っているわけだが、どうにも人の頭の中には「そのこと」が隅に追いやられているように、そんな関わりから感じ取ってしまう。もちろん、僕も「福祉」の仕事をしていたときには「環境」という言葉は隅どころか、入っていなかったのではないか!でも生き物はとても大好きだった。飼ったことはないけれど・・・。ヒラガナがいいかな?これから使うのは!

※一昨年「ハックルベリーの森」に架かった虹のある風景。

HPがアップした

2006-04-25 08:08:08 | 中部環境教育ミーティング
 中部環境教育ミーティングのHPがアップしました。お金をかけずに委員のメンバーが作ったものなので、「それなり」のものだ。過去9回の開催場所やテーマなどが見られるようになっている。先日、愛知アースディ(地球環境を考える日)にて、中部ミーティングの紹介や広報のブースを設けたそうだ。ところが訪れるお客さんの殆どが「中部ミーティング?」といった状態で、「広がり」を大きなテーマの一つとして、展開してきたミーティングだが、あまり広がりは見せていなかったのか?なんて報告を聞いて今後の課題があらためて浮き彫りになった。
 そもそも「環境教育って・・・」というその先の説明をどれだけのヒトが自分の言葉でいえるのか?という問題もある。いつも堂々巡りになってしまって、結局行き着くところはその部分!

これを読まれている方に質問です。是非応えてください。

「環境教育」って?言葉から連想できるものや、今までの経験や体験からでも結構です。お知らせください。



■写真は、昨年の「飛び出せカンガルー」の一場面です。このような場面が日々の暮らしの中で時々あると、あえて「幼児に環境教育を!」といわなくてもいいのかな?と思います。是非、こんな時間を創ってあげるべきだ。

黄砂発生?

2006-04-24 23:33:16 | その他
 大陸からの「黄砂」が発生しました。3月中旬頃からよく見られるが、今年は特に気がつかなかったので「まだかなぁ~」と思っていた矢先だった。一見都会で見られる「光化学スモッグ」のようで、遠くの視界がぼやけてしまう。実は、中国大陸の各地から流れてくる砂漠の砂と言われている。砂と一緒に色々混じってくるようなので、要注意と言えば注意だ。1時間ほど外に出て活動していたら、目元がムズムズとしてきた。なんか運んでくる風の能力にはとても感心してしまう。大陸と同じ空気を吸っていることを実感してしまった。地球には「国境」に無関心なものが幾つかあるらしい。水と太陽(ひかり)と風・・・となんかの絵本に描いてあったことを思い出す。人間はすぐに国境(自分のもの)を作ってしまうが、意識だけでもそうならないようにといつも思っている。仕事も家庭も学校も遊びも・・・自分達だけや自分のとならないように。垣根をなくして協力していけたらいいね!とっても「甘~い」考えだけどね!

※写真は、飛び回ってる黄砂の影響でかすんで見える奥越の山々!

雪が積もりました!

2006-04-21 20:56:38 | その他
 4月21日(金)地域の桜祭りも終わり、ここ数週間で急激に成長する植物達・・・のはずが、昨日から3月上旬のように冷え込み朝起きたらなんと雪が積もってた。この時期に雪が降るのを確認したのは、福井に来て10年目になるが、初めてのこと。昨年末の大雪も気流の変化が少しずつ出ているように思う。フランスでもセーヌ川が氾濫しているし、世界的な気候変動が続いているようだ。数年前から、これからの時代は「経済活動」に重点を置くよりも、食と水とが確保できるような生き方を選択していく方が大切ではと思うようになった。そのために、今年はPCCDの勉強を始めているわけだが・・・未だに、その場所を探し回っているという状態が続いている。六呂師地区という選択もあるが・・・いざとなったときの「水の確保」の保障が不確実なので不安が残っている。

※写真は、本日六呂師スキー場に積もった雪です。これは残雪?それとも新雪?

来月から始まります

2006-04-21 00:12:05 | 飛び出せカンガルー
今年で4年目を迎える勝山市子育て支援センターの「飛び出せカンガルー」が来月から始まります。この事業は、勝山市の子育て支援センターの毎月一度の行事で、近くの里山にいって、1歳~2歳の親子が1時間半程度お弁当も兼ねて過ごして変えるという事業です。毎月一度同じ場所に行きますが、コースなどが変わります。子ども達の成長や発達も考慮したり、自然にふれる回数が増えて、触ったり捕まえたり出来るようになる7月頃からはちょっと森の縁くらいまで入ります。10月はハックルベリーの森に入ることもできるようになります。
 子どもたちの日常の暮らしの中に、自然や生き物や植物とのふれあいや関わりが増えるにしたがって、ますます子ども達は能動的になっていきます。今年は、どのような顔や思いが生まれてくるのか楽しみです。
 昨年参加した子ども達と、今年初めて参加の子ども達との関わり方はどうなのか?ちょっと楽しみにしています。このコーナーも実施後に逐一掲載していきます。
 「森の幼稚園」「1歳~3歳」までの自然とのかかわりに興味のある方がいましたら、是非投稿していただければと思います。全国でも小さな子ども達への、環境教育?は実施されていますので、そのような情報などもお知らせします。

※写真は、昨年の「飛び出せカンガルー」の第一回目の様子です。

これまでのまとめとして・・・・

2006-04-20 00:03:38 | 中部環境教育ミーティング
中部環境教育ミーティングのこれまでの歩みとして、はじめて公式のパンフレットと報告書が出来上がります。愛知の関係者・佃さんその他の皆様ご苦労様でした。手伝えなくてごめんなさい。

中部環境教育は、環境教育に携わるNPO・事業者・団体・個人・・・多種多様な切り口の環境教育がひとつの魅力になっています。環境教育というと、なんか難しいイメージが一般的にはありますが、関わっている人間はガマンもないし、結構ルーズだし、人にも自分にも優しい面があるし、言葉とは裏腹にいい加減な人間が多いいような気もします(私の周りだけかな?)。

最近は、なんか心も身体もぶっ飛ぶような自然との関わり方を無性にしたくなっています。環境教育ってほんとはそんなヒトの本性の部分を明らかにする事なのか
な?なんて考えています。

この中部ミーティングも、そんな本性に触れられるような部分がほしいなと最近は思います。そんなことってなんだろう?

※写真は、雪の重みで倒れた松ノ木です。両手で抱えきれないほどの太さの松が「ボキッ」と!と言った状態でした。

おもしろい田んぼ発見!

2006-04-17 21:33:17 | 環境関係いろいろなつぶやき
 本日、福井から勝山に戻る際に越前鉄道沿いの道を久しぶりに通った。勝山駅裏のフケ(ため池)がどうなっているのか?近いうちに個人的に何とかしたいという場所だったので・・・ところが、行きつくまでの道沿いに「素晴らしい田んぼ」(?)を発見した。山沿いの田で山から直接流れてくる水を田んぼに引いているようだ。お米は作っていない様子だが実際はどうなのかわからない。後ろ側は、山でその前に数枚の放棄田がある。山菜なんかもチラホラあって、そのあたりは「ホタルも結構飛ぶ」用水が近くにあった。交通の激しい車道からも離れて、人もあまり通らない・・・そんな場所に「素晴らしい田んぼ」があった。何が素晴らしいのか?①水がある②農薬などが入らない(直接山から水を引いている)③山側と人の世界のエッヂの部分にあたる・・・今後、持ち主のことやどのような生き物が四季に渡って生息しているのか?植物相などを少しずつ調査していこうと思う。

あ~楽しみ楽しみ!・・・・駅裏のフケは又この次に!

※写真は、その田んぼです。