ハックルベリーの森から

2haの平らな雑木林で活動を始めて9年。教えることよりも「自分で過ごす」ことや「気づく」事を大切にしたいと考えています。

秋の森遊び終わりました

2014-11-29 19:41:16 | さんぽっぽ

先週から始まったハックルベリーの森「秋の森遊び」シリーズの受け入れが無事に終わりました。全ての予定日で暖かな日差しと、落ち葉に包まれて保育園/幼稚園の子どもたちそして先生方が心地よくそして創造的に遊んで帰りました。

一つの園では、今回の森遊びの後に描いていただきました。とても色とりどりで構図も大胆でそのような絵を見ていると、今回の時間が子どもたちの心の中に確実に入っていったことが分かり嬉しかったです。

誰もが主人公になれる!そのような時間が森や川にはあるのだとあらためて実感しています。

いよいよ明日から12月。冬の森キャンプの募集も始っています。今年は、12月と1月の2回を設けました。1月11日は恒例の親子スノー体験もあります。皆様お時間を創って是非冬の森へお出かけください。

※明日はスタッフ全員で、森の石ガマの屋根はずしと雪囲いです。今年もお疲れ様!

※秋の森遊びにいらして保育園・幼稚園の皆さん今度は冬の森であいましょう!またね~

※写真は、焼き芋に利用した森の落ち葉の墨です。あまりいじくらなくて落ち葉を乗せて燃やして炭化して・・・・の結果です。


生き物見っけ

2014-11-27 09:14:42 | さんぽっぽ

今日は福井市内の保育園さんの「生き物見っけ」の受け入れです。ハックルベリーの森の落ち葉も65%ほど落ちています。例年ならば80%ほどの落葉率ですが、今年はなにんとなく温かいです。

今日は、年中・長と保育士さんそしてお母さん方の総勢30名程度。年長さんは以前に森に来ていますが年中さんは初めての森です。下草もなくなりもりという雰囲気はあまりないですが、それでも初めての場所は子どもたちにとってはドキドキワクワクてしょう。

場に慣れてくると、まるで自分の庭のように遊び始める子どもたちの姿を見ることができます。だれしもが「創造性」そこに見出すことができるのがいいですね。

さてさて・・・・今日はどうでしょう!きっと森の小人たちも樹上から眺めていることでしょう。もしかしたら一緒に遊び始めるかもしれませんね。楽しみ楽しみ!


落ち葉の森遊び

2014-11-23 17:15:04 | さんぽっぽ

今日は、福井県緑化推進委員会の主催事業で「゛落ち葉の森遊び」を受け入れました。今回はいつもの森遊びと異なり、森のガイドの途中で「森の整備」(森の生き物や樹木のためを)を取り入れました。いわゆる林床整備ですね。

初めて森に訪れた家族もあったので、参加度合いによって森を散歩するため3つのグループに分かれました。それぞれの散歩ではクマ/葉っぱ/樹登り・・・などをテーマにお散歩的ガイドです。

子どもたちの反応につられて、お父さん・お母さんもずんずんとガイドに引きずり込まれていたようです。なにより、皆さん方の感想として、何もない森の中なのに、次々と遊び始める子どもたちにビックリしたとのことでした。

焼き芋担当は参加されたお父さんにお任せしました。経験者ではなくても「やってみたい!」というお父さんでしたので・・・・なんとかホクホクの焼き芋が出来上がりました。お父さんありがとうございました。

秘密基地づくりをしていたのはT君とS君。みてみてというので行って見たとたんに「ガタガタ」と半分程度崩れ落ちガッカリ!

焼き芋用の落ち葉を大きなカゴに集めて持って行きました。最後に大きなカゴに3歳未満の子どたもちを上からスト~ンと!とても気持ちのいい落ち葉のクッションです。みんなビックリそしてニコニコ!

お父さん・お母さん方も、思い思いに森の中でポカポカのお日様にあたりながらノンビリ過ごしているのが私には印象に残っています。

私たちの事業の多くは今回のように「親子での参加」です。なかなか大きくなるに従って一緒に過ごす時間が少なくなってくるので、一緒で過ごす機会と場を!そんな意味も込めています。

今度は「冬の森」体験てす。今日遊んだ森の中がどのようになっているのか?とても楽しみですね・。そして、生き物たちはいるのか?冬ならではの生き物たちをもしかしたら発見できるかもしれませんね!

※今日は絵本が半分になってしまいました。皆様ごめんなさい!


エコキッズの森遊び

2014-11-22 17:12:57 | 環境教育

今日は、福井市環境パートナーシップ主催のエコキッズスクールの受け入れをしました。年間を通して森やエネルギー、海や河川などなどを親子で体験学習する事業です。

この秋一番の天気となり大凡20名の親子さんが森にやってきました。初めてハックルベリーの森へやってくる方々ばかりで、私たちも少し緊張気味でした。

今日のメインはなにやらピザづくり・焼き体験だといううわさがチラホラ・・・・・いやいやそうではありません。森に住む生き物たちほ助けるために木の実をおいたり、森の樹の根っこに小枝や葉っぱを置いたりもしました。何故森の体験なのか?としいう部分もピザ焼きやサンポガイドの中で伝わったように思います。※表情を見ますと、私たちスタッフの言葉や体験が心身にスッと受け入れていただいたことが分かります。

樹の上から滑って脇腹をすりむいた子もいましたが、今時「樹の上から落ちる!」こともないので貴重な体験といえば体験ですね。怪我(特に骨折)は心配ですが・・・・・

森の小人探しもしましたが、今回は子どもたちも小学3年生以だったこともありなかなか発見できませんでした。残念!

最後は、ピザ焼きで利用した薪の補充ということで、それぞれノコギリでマキ作りをしてもらいました。

一年に一回程度は、小枝やマキを利用してのお湯づくりやスープ、ご飯炊きなどをしていくと、大きくなっても「マキ=燃料」ということは忘れないでしょうね。

今回はお父さん・お母さんそして子どもたちもいい時間だったと思います。是非また遊びに来てください。


森の保育園秋の森シリーズ

2014-11-21 09:59:10 | さんぽっぽ

今週は、福井市内の保育園が3園ほど福井県環境政策課さんの「親子自然ふれあい楽習」の一環で秋の森遊びにやってきます。この事業は保護者さんにも声をかけていただき、園事業の野外保育推進です。夏の様子と一変した森に訪れた園児たちも先生たちもビックリ。

キノコを発見したり、秋の葉っぱをお面に見立てて遊んでみたり、イノシシの通った「けもの道」をイノシシになった気分で歩いてみたりしました。

葉っぱの遊びをしていると子どもたちの中から「おーこの大きな葉っぱお父さんだ!」という反応に、家族探しをしました。少し気になったのは、家族形態もそれぞれでその点の配慮をどうするか?という・・・・それでも私たちはその事実を素直に受け入れて、声かけや対応をした方が自然ではないかという思いです。

焼き芋を焼いたり、森の中でキンタロウになってお相撲したり・・・・森の小人を探し歩いたりしました。

森を出るときには、先生も子どもたちも十分秋の森を楽しんだという表情がとても印象に残っています。今度は冬だね!待ってるよ!


クリタケみっけ!

2014-11-16 18:07:48 | その他

子どもたちも今日はたくさんキノコを発見しました。クリタケ、ナメコ、ホコリタケ・・・・・・いろいろ。

ミヤマカミキリに菌類が付着して「冬虫夏草」になる?そんなものも発見しました。

たくさん遊んだ!そんな言葉が子どもたちの口から出ていました。何をして遊んだことよりも、思う存分十分遊んだということなんでしょうね。

今日はきっと夢の中に森で過ごしたことが出てくると思います。おやすみなさい!


秋の森

2014-11-16 17:53:23 | さんぽっぽ

福井市の空飛ぶじゅうたんのメンバーがハックルベリーの森にやってきました。天気も久しぶりにスカ~ッと晴れて、受け入れ準備をしていると森の生き物たちの働く音が響いてくるのがとても心地良いものでした。

今日は総勢18名の親子さん。一年を通して野外での活動(森や海などなど)を親子でやっていこうというグループです。昨年度は、私たちも一緒に森の中に石窯を創りました。

今回は、秋の森遊び&お腹を膨らまそう!のような企画でした。森の中で思いっきり遊んだ後は・・・・ご飯炊きとオニギリ、持ち寄りの食材で石窯に焼く、焚火を使って何かを焼く・・・・具だくさんのスープはこちらで用意しました。

焼き芋用の落ち葉を集めたり・・・焼き芋担当は佐藤さん(保護者)でした。

お父さんもお母さんもそして子どもたちも、時間をすっかり忘れて過ごしたようです。時間を忘れて過ごしたのは久しぶり!「ここだからこそ時間を忘れて過ごせる」のでしょうね。

それから今日はたくさんの発見の中から美味しいものも・・・・クリタケ&ナメコ!私はスープに入れて食しました。美味しかった。


今年の初冠雪

2014-11-13 17:40:20 | その他

今年度六呂師高原の上部に位置する「保月山周辺」の冠雪が見られました。昨日のニュースで「エルニーヨ現象」で暖冬との予報があったばかり!なんとなく雨が多いいのでやはり今年は暖冬なのかな~と予測はしていました。そんな矢先・・・・・

明日の福井市内の保育園の森遊びは荒天予想のため月末に順延になりました。日曜日の「空たん」はなんとかできそうで。小学生・保育園児の親子秋の森遊びです。石窯でピザや持ち寄りの具材で「何ができるのかな~」とお楽しみな活動です。

この森はクマの「餌場」となっています。といっても5本程度の栗の樹があるので、それを目的に9月中旬から下旬にかけて訪れます。私たちもクマの訪問が分かっているので、いつ来るかわからない不安に比べると「お~きたきた!」とホッとします。

10月に入ると栗がなくなりこの森にクマが訪れることはほとんどありません。それでも活動の始まる前には「見回り」「爆竹やロケット花火」でのお知らせはします。そんな過程も参加しされる皆様には伝えるようにしています。

そろそろクマもヘビもカエルも冬眠や冬ごもりの時期。あまり邪魔しないように活動したいですね。それから参加される方々には、すこしだけ冬越しの生き物たちのためにお手伝いをお願いしています。どんなお手伝いかって?来てからのお楽しみ!


秋の森遊び始まりました

2014-11-11 21:21:27 | さんぽっぽ

今週より保育園の「秋の森で遊ぼう」が始まりました。約2haのハックルベリーの森は落葉広葉樹林が約99%。今から2週間ほどの間に全ての葉が落ちてしまいます。今日は親子体験で50名の親子がたくさん遊んで行きました。樹に登る。ツル登り。大岩に登る。シーツでハンモックを創る。秋の虫を探す。モグラやヒミズのトンネルに指を入れる・・・・・たくさんたくさん遊びました。

いつもはいいにおいにびっくりする「クロモジ」も、秋から冬にかかるハザカイ期には、緑と黄色の葉があり臭いも異なったりします。そんな違いにも気付いたり・・・・・

 

 


トチ餅づくり無事に終わりました

2014-11-04 08:20:08 | エコツーリズム

今年のトチ餅づくりも昨日無事に終わりました。13名+小さな子どもたちが4名ほどの参加者で、空間も時間も参加者数も適度でいい時間を過ごしたとの皆さんの感想でした。今年は、トチの実が不作で3臼めはヨモギ餅をつきましたが、これもなかなか好評でした。春先に積んだヨモギをつぶして冷凍保存していたものを利用するのですが、本当に緑色でビックリです。

参加者の皆さんが感心したのは、トチ餅のできるまではもちろんのこと、おばちゃんたちのお話しでした。この場所(打波)ならではお話しであり、周囲の自然といかに調和しつつ暮らしていたか?当たり前のように話す事柄に私たちも含めて参加された方々も「来てよかった!」という思いを持ったそうです。

私たちが10年ほど続けているこのトチ餅づくりの事業の狙いは、トチ餅を創ることよりも、奥山の小さな集落での時間をおばちゃんや自然に囲まれて過ごすことをしてほしいとの願いからです。

多分来年も実施予定です。もし興味がございましたら是非ご参加ください。