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旧★キャバリアのふく★ブログ

赤ちゃんてすごいねえ。

2006年09月26日 | スタッフコラム
みなさんこんにちは!
ワンポイントストアドットコムスタッフブログへようこそ!

この間カメラマンの男の子と飲んだときに
写真の話になり。
なんでも彼は最近「5万円のモノを50万円に撮ってはいけない」と
クライアントさんから言われたそうです。
そうかー、なるほどね。
そういう意見もあるのねえ。と思いました。

彼は広告のカメラマンなので、
みなさんも一度は作品をご覧になったことがあるはず。
モノをとても美しく撮る男の子です。

わたしはオーディオの仕事で1年ほど彼に写真を撮ってもらい、
精密な部品のひとつひとつまでに気の行き届いた写真に、
いつも、う~ん素晴らしいと感嘆しておりました。
ちっちゃい部分だけど技術者が苦労に苦労を重ねたココっ!を
なんて見事に取ってくれるのかしら!と。

だから「5万円は5万円らしく」とは、全然思いませんでした。
でも確かに。広告写真と実物があまりに違うってのは、問題かもしれない。
しかしながら、彼の場合。
ライティングや撮影の技術は駆使しているとは言え、
合成や、あからさまな修正をしているわけでもないのだから、
むしろ、良い事なんじゃないか、
という気もします。

難しいわね。
どうなんでしょう。

話は変わって。
照明のシンポジウムに参加したとき。
大手化粧品会社のTVCMをつくっているディレクターさんが、
モデルさんの肌や髪の質感を、
どれだけ美しく撮れるかが勝負の世界なので、
照明のセッティングには一番時間をかけるんですよ、と
お話してくださいました。

確かに大変そうだけど。
商品を買った人は一日がかりでセッティングした照明の下に
ずーっといられるわけはないし(“ちょっと”もないね)、
そりゃ5万円のモノを50万に撮ってOK、と言うか、
50万に撮らなきゃNGの世界ってことよね。

どっちもありなのか?
どっちかはウソなのか?
いろいろある、ってことで穏便に。なのか?
それとも。
人物とモノは全く違うものなので、
人物の美しさを写真に収めるには
それだけの努力が必要ってことなのか?

わからないわねえ。


わたしはやっぱり。
趣味の範囲の「好き・嫌い」で言うなら。
内側から光輝くような写真が好きです。

ライティングの勉強をしたいなーと思うのも。
ふんわりと光るような人物写真が撮れたら嬉しいなあと思うから。
あくまでも趣味の範囲で、ですけど。

けどさ。
最近、自分の撮った子どもの写真を見直してみて。
ライティングも技術もなーんにもないんですけど。
ふんわり光っている写真を見つけました。

お友達の赤ちゃんの写真。
このブログでも以前ご紹介しましたが。
なんの技術もなく、何気なく撮っただけなのに。
写真の中でふんわり光ってる赤ちゃん。
赤ちゃんてすごいね~。



赤ちゃん




赤ちゃん




赤ちゃん




赤ちゃん