アメリカの支援なくしてウクライナはノーチャンス。。EUでも広がるウ支援撤退

まずは及川幸久さんの動画を見ていただきましょう


ローマ帝国の崩壊の時もこんな感じだったのでしょうか？
今のバイデン政権は
国境を開いて不法移民を大量受け入れして国中を混乱させ
司法を国民を守る盾ではなく、政府に反抗する勢力への武器として使用し（ポール・クレイグ・ロバーツ氏の表現）
無謀なウクライナへの武器支援で、ロシアとの核戦争のリスクを誘発しようとしている
まるでアメリカという国を破壊し、解体へと追いやろうとしているようにすら見えます

今日のRTの記事では、アメリカ議会のウクライナ支援を巡る攻防のことが取り上げられています

Ukraine has ‘no chance’ without US – MP
ウクライナはアメリカの支援がなければノーチャンス―ウクライナ議員談
Kiev should commit to joining Washington’s wars abroad in exchange for continued military assistance, Aleksey Goncharenko says
キエフは継続的な（アメリカの）軍事援助との交換条件として、海外でのワシントンの戦争に参加することを約束すべきであると、アレクセイ・ゴンチャレンコ（ウクライナ最高会議議員）は語った

記事によると
アメリカのケビン・マッカーシー（共和党下院議員）が、アメリカ政府閉鎖を避けるため
ウクライナ支援のための予算を削減するよう議会に提案した直後、ウクライナ最高会議のアレクセイ・ゴンチャレンコ議員は
「もしアメリカ政府が軍事援助の提供をやめれば、ウクライナはほぼ確実にロシアとの紛争で敗北するだろう」
と電報によって警告したといいます
ゴンチャレンコ氏の提案する「ワシントンの戦争への参加」の意味は、アメリカの各州へのウクライナ議員団の使節訪問を含む
アメリカ行政機関へのウクライナ政府の関与（つまり政治的ロビー活動）の事を述べているという
要するに、バイデンを助けるために、ウクライナが協力してアメリカの連邦議員や州議会を説得して回ります。。。という事らしい
肝心のホワイトハウスはというと
国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は今週、支出法案が可決されなければ国防総省がキエフ支援を継続できるのは「数週間」だけだと警告した。。。。という

要するに、１１月１７日までの間、バイデンとそのおかしな仲間たちは、ぎりぎりの攻防で政府閉鎖を逃れたわけですが
まあ、これから何とかして議員を説得工作で納得させ、予算を通そうとしてくるということです

一方で、欧州ではこんなことがありました
NATO country elects party which promises to end Ukraine aid
NATO加盟国、ウクライナ軍事援助を終結させることを約束した政党を選出
記事によると
NATO加盟国のスロバキアの議会選挙で、ロバート・フィコ元首相が党首を務めているスロバキア社会民主主義党（SMER-SD）が勝利した
ロバート・フィコ首相はウクライナへの軍事援助を停止すると約束しており、EUの対ロシア制裁は効果がなく有害であると公に批判しているという
また、フィコ氏は先週の集会で「我が国は平和な国だ」と宣言し「我が党が勝利すればウクライナには一発も弾薬を送らない」と付け加えたという

まあ、アメリカによる外交圧力というものもあるので、スロバキアという小国で、そう簡単にいくのかどうかは分かりませんが
同じく小国のハンガリーなどもウクライナ支援には反対を表明しており、また
主要国のマクロン（フランス）も、ショルツ（ドイツ）も、ウクライナ支援とロシア制裁には消極的姿勢が見えるわけで
EU諸国は、これ以上のエスカレートを望んでいないことは明らかです

ここで、ほとんどの日本人が知らないことを一つ
先日、ウクライナによるロシアの黒海艦隊の司令部攻撃がありましたが、この攻撃には確実にNATOの偵察と諜報活動支援が必要でした
ということで、NATOの軍事同盟は、このクリミア攻撃を契機として、法的にもロシア-ウクライナ紛争の共同交戦国となった可能性があり
ロシアがNATOを戦争当事国として認めた場合、ロシアが明日にでもブリュッセル（NATO本部）を攻撃対象とする可能性があります

ロシアウクライナ紛争は、終結に向かっているという見方もありますが、アメリカの出方によっては、確実にエスカレートする危険性をはらんでいるのです

それでは今日のところはこれで、ではまた