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専制主義国家の膨張をどう食い止めるか

2023-11-26 03:16:48 | 政治
いま世界にとっての最注目ポイントは明らかにイスラエルですが、イスラエルはアメリカにとっての地政学上の急所、チョークポイントです
イスラエルのすぐ近くにはスエズ運河、そして中東にはホルムズ海峡とバブ・エラ・マンデラ海峡という世界最重要ポイントが存在しています
なのでアメリカは常にイスラエルという国を最高のパートナーとしつつ、中東イスラム諸国の盟主サウジアラビアを最大の親米国として
常に外交上の最重要位置においていました
ところが、アメリカ国内における「人権」を最重要政策に掲げたバイデン氏は、サウジアラビアを「王国」として非民主的な国だと糾弾し
その事実上のトップであるムハンマド・ビン・サルマン皇太子を、まるで専制君主のように非難しました
このバイデン大統領の「無明」が、いまの中東の混乱を招いている元凶の一つです

アメリカという国は、広大な土地を持つ国家ではありますが、基本的にイギリスの後を引き継いだシーパワーの国です
なので金融・交易や外交、時には武力を用いて、世界の急所を抑えてきた海洋国家の雄、最強国です
逆に中国はランドパワーの国、つまり、基本的には武力で領土を統一しようとこころみて何度も革命抵抗に遭い、分裂を繰り返してきた国です
この二つは考え方が対照的であり、中国はその基本思考が「世界の中心である中華」であるため、最終的に相手を怒らせる自己中心的な戦狼外交です

その中国がいま、その牙を隠して西へと、シーパワーのごとく影響力を拡大させています、これが「一帯一路」構想というものです
南はミャンマーの軍事政権を影響下に置き、西はアフガニスタン、パキスタン、スリランカ、ネパール
そして今はイランを資金力で、裏の同盟を結びつつ影響下に置いています
北のロシアもまた、アメリカと西側による経済制裁に対応するため、中国と一時的な同盟関係にあります

こうした現状を踏まえて考えてみると、正直、本当に「中国の夢」が現実になりそうな気配が漂っています
ランドパワーであった中国が、シーパワーとしてアメリカに代わり君臨する、という夢です
ただ、これについて、例えば大川隆法総裁がどのように言っているか?というと、これは前回ご紹介した「ヤイドロンの霊言」
という書籍のなかの、ヤイドロンという宇宙存在の発言にはなるわけですが
一つには、経済のところから崩壊させていく。。。という戦略があること
そしてもう一つ考えられているのが「中国があちこちに手を伸ばし、その兵站が伸びきったところで崩壊させる」という戦略です
これは2021年夏時点の発言で、いまから2年以上前のものにはなるのですが、実際、現在中国経済はかなり崩壊が進んでいます
もう一つの「兵站」の意味ですが、これは中国側からの元借款や石油買取などによる資金買収外交ですが
これもまた、いずれどこかで破綻していく気配を感じます

中国はそもそもが中華思想の国ですので、アメリカのような、表向き民主主義的な外交を得意としません
そのため、スリランカのように相手国にメリットを与えず、借金取りのような外交を展開するであろうと思いますので
どこかで相手国から三下り半を突きつけられるか、それとも外交的に敵対視されるか、結果的にどちらかになるような気がします
ただ、問題なのは今の日本が置かれている「立場」です
現状、北朝鮮もまた、ロシアからの技術提供を受けて人工衛星を飛ばす実験をするなど、軍事技術は格段な進歩を遂げていますし
当然、それだけの技術供与がなされている以上、ロシアと北朝鮮は事実上の軍事同盟関係にある、と見て良いわけです
正直、いまの日本は中国・北朝鮮・ロシアを敵に回して3方面作戦を強いられそうな状態です
数年前より大川隆法総裁は、「中国・ロシア・北朝鮮の三方と戦うような状況をつくってはならない」と、何度も日本に警告していました
残念ながら、いま日本は相当に厳しい状況にある。。。と言わざるを得ません。。。下手をすると国家滅亡まであり得ます

また大川総裁は、北朝鮮が核などを持って軍事行動を起こし始めたならば、「北朝鮮は消えることになるだろう」と予言しています
察するに、たとえいま影響力に陰りがでているとはいえ、北朝鮮がアメリカに届く核兵器を持ち、軍事的脅威になった場合
アメリカは北朝鮮を許すことはないだろう。。。ということのようです
ただ、極東で「事」が起きた場合、戦場になるのは「日本」だとも言われています
それでもまだ日本人は「目が覚めないかもしれない」、とさえ危惧されている状況です

いまの私にできる事、それは、いま日本に迫りつつある危機に警鐘を鳴らすこと
「どう対処すべきか?」については、すでにいくつもの書籍によって対処方法が示されている事
こうしたことを、広めていくことしかできません

次回は、またアメリカの金融危機の深刻さが増しているようですので、その話題を。。。
それではまた
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