安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

日本の保守に欠けている観点と隷属の意味

2022-09-03 02:27:54 | 政治
今日の日記の最初に
私は昨今の統一教会に関する、メディアの一方的な報道を見て、残念ながら、日本人に大きく欠けているものを強く感じます
それは、「自分の人生に自分が責任を取る」という、ごく当たり前の自己責任論です
こういうことを言うと、日本ではおそらく、叩かれるのではないかと思いますが
昨今の統一教会がらみの報道を見ていると、宗教に対する寄付とか、お布施とかを、明らかに「商業行為」とみなし
宗教法人に課税せよ、の論調に誘導されつつあるように見えます
しかしながら、これほどおかしな論理はないんですよね

そもそも、宗教における寄付とか布施というものは、感謝の気持ちや世の中を良くしたい、と思う心の表れなんです
ですから、個人が所得税などを払って残ったお金を、自らの所属する宗教に寄付するのは、これは自然なことなんですよ
かの有名なロックフェラー1世だって、世に出る前から始めて、大富豪になっても最後まで変わらなかったのは
教会に対する「収入の10%の寄付」です。。。彼はこれをずっと続けていました

日本でも、24時間テレビなどという番組がありますが、あれに寄付をしているのとまったく同じなんですね
24時間テレビへの寄付に課税されたら、寄付した人は普通怒りますよね?
それは自分の善意が踏みにじられたと感じるからです
だから、善意の寄付行為を「商業行為」だとみなして、国が課税するのが本当に正しいのか?そこはきちんと考える必要があります
確かに霊感商法などは、これは「買えば何か神秘的な力が働いて、自分に幸運が舞い込んでくる」というような動機でやっているなら
それは明らかに商行為に準ずる行為であって、まあ課税対象になってもやむを得ないとは思います
しかし、すべての宗教に対する寄付やお布施を商業行為と考えるのは、これは乱暴な議論なんですよ、これを知る必要があります

私なんかはね、特定の宗教に対して「役に立ててほしい」と心から願って自らが出したお金や品物、協力と言った寄付は
逆に、政府になんかに税金で持って行かれたくないですよ、冗談じゃないです
私は今の政府になんぞ、自分が出した寄付のお金を、勝手に持って行かれたくないですね
だいたい、自分たちが宗教への寄付とかお布施とかやったことがない人が
寄付やお布施をする人の気持ちを無視して「課税、課税」と主張するいうのは、これは本来おかしなことなんです
ここにあるのはね、個人の私有財産を、社会に分配させようとする社会主義思想の一つなんですよ
「宗教法人に課税しろ」とか言っている人たち、その気持ち、確かに言っていることは分かりますが
個人が稼いだお金をどう使うかは、原則としてその個人の自由なんです。。。それが私有財産の原則なんですよ

私は統一教会を擁護しているわけではありません、むしろ厳しく糾弾すべきですが
統一教会を糾弾することと、すべての宗教を否定することは意味が違うし、そんなこと、最初からナンセンスなのです

私はね、最近、「奴隷」とか、「家畜化」とか、「隷属・隷従」といったことを、よく考えます
アメリカの真の保守、つまりコンサーバティブに属する人たちは、「税金はできるだけ安くすべき」と主張します
それは、彼らが税金を払いたくないからではないんですよ
今の日本政府を見て、皆さんはどう感じますか?私は、今の日本政府は、「お上」になろうとしていると思いますよ
つまり、日本国民をあらゆるところで管理し、コントロールしようとしています
マイナンバー制度もそうだし、デジタル庁もそうです
ワクチンの意味のない強要もそうだし、インボイス制度などの増税もそうです

彼らは国民から税金をたくさん取り上げて、沢山ばら撒こうとする。。。これが基本的に社会主義的発想だと言っているんです
税金をたくさん取り上げるためにマイナンバーで国民の資産を管理し、あらゆるお金の動きを管理し、取り締まろうとしている
本来、国の仕事はそんなことなんでしょうかね?
国が豊かな人から税金を巻き上げて、貧しい人たちにお配りする。。。
泥棒とネズミ小僧を合法的に政府がやるのが正しいのでしょうか?
私は違うと思いますね

また、別の視点で言いますとね
政府が右にならえで、国民に国が投資を推奨するのが正しいんでしょうかね?
馬鹿なことを言ってはいかんですよ
今の岸田さんがやろうとしている投資というのはね、はっきり言って付加価値を生まないものですよ
つまり国民に、「金を預けて金を稼げ」と言っているわけで、稼ごうとしているのはあぶく銭なんです、バブルなんですよね
本来投資というものはですね、お金を何か将来的な事業に投資して新しいものを生み出してこそ、付加価値を生むのです

明治のころの日本にも、資本家というのはたくさんいましたが
彼らは、資本金を出資すれば会社は自分の所有物と考えていました
だから、彼らはいかに付加価値を生むか、よりも目先の利益のことしか考えなかった
そのように
1億2千万人の日本国民が総投資家として、目先の利益のことを考えるような投資ばかりしたらどうなりますか?
それは、配当をたくさん出す企業にばかり資金が集まり、結果マネーゲームになって、企業の本業に関心が向かなくなるという事です
企業が株主配当を増やせば、目先の利益優先になり、商品開発よりも安い労働者を雇ったり人員や開発経費を削ったり
そうしたことを最優先にする企業が増えるという事です
それで本当に日本の付加価値は増えるんでしょうかね

インベストイン岸田というスローガンは、そもそも最初から勤勉の精神、資本主義の精神に反していると私は思います

もろもろ語ってきましたが、最後に、JCUインサイトにハイエク教授の「隷従(隷属)への道」の紹介動画がありました
それをご紹介します
今の日本は、政府に金を出せというばかりの人が増えていて、「自助努力」の大切さを説く人が少なくなっています
そんな日本に今一番必要な思想は、ハイエク思想だと私は思います

コメント
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