
日々、楽しみを見出していくことに人生の醍醐味である。
何を楽しみにするかは、人それぞれにまかされている事だろう。
一箪(タン)の食、一瓢(ビョウ)の飲陋巷(ロウコウ)にあり、
人は其の憂いに堪えず戒その楽しみを改めず・・・・論語
(物資的な豊かさを追い続けているうちは、なかなかこの境地は理解できず、
瀕すれば鈍するという言葉のままに貧しくなったら心が卑しく、
なるという恐れから逃れられないと教えている・・・・・・
心はそんなにひ弱いものではなく・・たとえ貧しい境遇にあっても、
それを楽しむ余裕が心にはある・・天に恥じない生き方をする。・・
その一転を堅持したら心はおのずから楽しむものだ・・貧もまた楽しいものだ。
