淡い時刻に光る波
空の中で 海を感じ
産みの意味を 考えては唸る
静かな揺れに身を委ねては
心地良さに 眠りそうになる背を
ピンと伸ばし
ホッと一息 空中美
ねえ あの向こう
飛行機雲みたい
今 乗っているのよ
自分の影を
踏み切れないのと
一緒なのね
何だか心地良いけれど
少しの憂鬱
あなたは今 どのくらい
昇る途中で
立ち止まっては
こちらを見やって
いるのでしょうか
嗚呼それとも
あなたの好きな青が
空と命に溶けて
オレンジのゆううつだけが
少しすっぱい
永くは続かないから
人の生く道は尊いの
唯だ
思い出してあげてねと
説法は 続く
おんなじ言葉を
何度も 繰り返す
流れた涙が
未来を包み込むように
雲海の先細りに見えたのは
きっと明るい旅立ちだね
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