米国防総省は3日、米ロッキード・マーチン社が製造する最新鋭戦闘機F35の値下げで同社と合意したと発表した
日本の航空自衛隊にも導入される空軍仕様の「F35A」は、1機あたり7・3%減の9460万ドル(約106億円)となり、初めて1億ドルを下回ったとしている
発表によると、合意の対象はF35Aのほか、海兵隊用の「F35B」、海軍用の「F35C」計90機分で、価格の削減総額は計7億2800万ドル(約815億円)。このうち、空自がF35Aを4機購入する
米国防総省は3日、米ロッキード・マーチン社が製造する最新鋭戦闘機F35の値下げで同社と合意したと発表した
日本の航空自衛隊にも導入される空軍仕様の「F35A」は、1機あたり7・3%減の9460万ドル(約106億円)となり、初めて1億ドルを下回ったとしている
発表によると、合意の対象はF35Aのほか、海兵隊用の「F35B」、海軍用の「F35C」計90機分で、価格の削減総額は計7億2800万ドル(約815億円)。このうち、空自がF35Aを4機購入する
カンボジアで内戦時の地雷を撤去した畑から生まれた芋焼酎を、日本や米国に輸出する準備が進んでいる。西部バタンバン州タサエン村で、生活環境改善のために地雷除去活動を続ける愛媛県の元自衛官、高山良二さん(69)が中心となり商品化し、村の収入源につなげようと尽力している
焼酎の名前は「ソラークマエ」。「カンボジアの酒」を意味し、国を代表する酒になってほしいとの期待が込められた。特産のキャッサバという芋が原料。まろやかで深みがあり、好評という
カンボジア国連平和維持活動(PKO)に自衛隊員として参加した高山さんは、定年後もNPO法人「国際地雷処理・地域復興支援の会」の理事長として関与を継続。地雷が除かれた土地などに植えられたキャッサバが安く買われるのを見て、2008年に芋焼酎の検討を始めた
松山市の「桜うづまき酒造」が無償提供した米こうじや酵母を使用。現地に酒造会社「クマエ蒸留」を設立して社員の住民と共に仕込み、2010年ごろから販売を始めた
安倍晋三首相は3日、官邸でマティス米国防長官と会談した。マティス氏は、米国の日本防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲に尖閣諸島(沖縄県石垣市)が含まれると明言。中国を念頭に「尖閣諸島は日本の施政下にある領域。日本の施政を損なおうとするいかなる一方的な行動にも反対する」と表明した。「核の傘」を含む拡大抑止力の提供にも言及した。安倍首相は「日本は防衛力を強化し、自らが果たし得る役割の拡大を図っていく方針だ」と述べた
マティス氏は、日本の安全保障関連法の成立を評価。沖縄県の米軍基地負担軽減に伴う普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に関しては「2つの案がある。1つが辺野古で、2つが辺野古だ」と述べ、辺野古移設が唯一の方策とする日本政府の立場と足並みをそろえた
16年通年の元建て決済総額は前年比で29・5%も減少した。元は昨年10月に、国際通貨基金(IMF)の仮想通貨「特別引き出し権(SDR)」に組み込まれたが、評価は上がらず、習近平指導部が目指した元の国際化戦略に急ブレーキがかかった格好だ
SWIFTによると、通貨別の代金決済シェアは昨年12月の段階で、米ドルが42・09%。ユーロが31・30%、ポンド7・20%、円3・40%、カナダドル1・93%だったのに対し、元は1・68%にとどまっている