余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

パートカラーな朝

2016-10-09 | 絵画・水彩
  月2回、絵画教室に行ってるのですが、私は水彩オンリーで、6・7月は「人形」を描きました。 なるべく1か月で1枚仕上げるつもりでいるのですが、2ヶ月掛けるものもあります。 かなりのスローペースです(^^ね。
しょうもない絵が何枚も枚数ばかり増えても仕方ないので、ゆっくり、苦にならない程度のペースで描いています。
「お人形さん」が大方描きあがったところで先生に、「市の芸術祭に出してみんかね。」と言われ・・・・ま、別に採点されるわけでもなし、見てもらうだけのサイテンなんでいいではないの(^^? と出品することにしました。
そのお人形さん  でもいいんじゃない? と言われましたが私は、今年初めに書いていた「赤いポット」にしました。

パートカラーな朝

なぜか 気に入ってるのです 

軽い気持でつい出品したのですが、結局教室から出品したのは、
先生と、油彩の人が一人、水彩の私、の3人だけでした。

平成28年度宇部市芸術祭 絵画・彫刻展
9月16日(金)~ 19日(月・祝)
会場 宇部市文化会館

一般公募で彫刻も何点かありました


この日はこのあと「俳画」も見て、小川ギャラリーに寄った後、馬場良治さん
 アトリエ「地神舎」で 開催されている 「馬場良治日本画展」 へとまわり、芸術の秋満喫の一日となりました。

  馬場良治さんの名は1997年、「奈良の平城京朱雀門扁額を復元した人は、なんでも宇部の人らしい!」ということで知りました。
その後その扁額を見にだだっ広い平城京跡に行ってみたりもしたものです・・・ミーハーなもんで(^^。
今回たまたま会場にご本人が居られました。 私より随分お若いのですから当然ですが、想像していたよりもずっとお若く、とても穏やかな感じの方でした。
今回の「四季を描く 一瞬」   は、
前回(2013年11月) に続く第二弾で、今回は夜景に近い作品がほとんどでした。 

日本画そのものの技術的なことは全く知りませんが、今回の、暗い闇に浮き立つ桜や、逆光でとらえられた薔薇の花びら!! どうすればこう表現できるのか・・・目を瞠りました。



絵画教室では教室で描く以外に月1回、スケッチに出かける日があり、これが結構楽しみ。 『旅先でさらさら~っとスケッチできるようになりたい』 というのがここに通い始めた当初の目的ですし、 一向にさらさら~っとはいかないけれど、みなさんと一緒のおしゃべりと「お昼」! これが楽しみでして・・・

 5月17日 この日はまず空港を埋め尽くしている 薔薇 を見てから













空港前の道をまっすぐ西に突き当たったところが
  八王子の波止場  

  陣取った船の繋ぎとめてある波止場、ここがなんと散歩の犬のテリトリーだったらしく、画材を入れたカバンにおしっこをかけられてしまった ><! 「わぁ!おしっこかけてるんじゃない!」という友達の声にも、「ペット」が嫌いな・・・というか好きになれない私は、急に立ち上がることも、振り返って見ることも追っ払うこともできず、気配を感じただけで固まっていました、、(やめてーー!!)


犬や猫はこんなもんだと思ってるので別に、腹を立ててもしかたがない。 犬にとっていつもの波止場に、座り込んだ私たちがアホなのです。 もちろん一緒について歩いていたオジさんもそう思っています。 「あ~ぁ」 のひと声を残して スタスタスタ・・・


  ざっと描き終えて、この日のお昼はバラにちなんだメニューがあるという空港に戻って・・・。 「薔薇を使ったローズヒップティーがある」という ココス で。
ここす? COCO'S ってなに ? と思ったけど皆さんはご存じのようなのでついていった。
山口・広島のご当地食材を使ったメニュー という中で、ラーメン好きの私はすぐに 「尾道ラーメン」の旗が目にとまり決まり。 みんなも結局ローズヒップティーは見ただけでおしまい。
薔薇の記念には皆でラウンジに座り込んで 「バラソフトクリーム」を!

尾道ラーメン(COCO'S)        バラソフトクリーム(角打ち鍋島)   
   
久しぶりのラーメンは、美味しかった 
私としては・・・少々味が濃い目でしたが・・・

   6月23日のスケッチは 朝のときわ公園
まだ咲いてないよ~~ 紫陽花には少し早かったねぇ・・・と、
 少し先まで行ってみて戻ってこられる先生。
しかたない 適当に咲かせましょう  

この日のお昼は、地方新聞に広告が載っていたという 「社員食堂」をぐるぐる探して行きました!  家庭料理のような気安さ、おいしさ、それに安いしで、みんなすっかり気に入って、ぜひもう一度食べようということで、次のスケッチはその社員食堂のすぐ前の「請川公園」にしたほどです。

   7月19日は 社員食堂前の 請川公園


「お昼」が楽しみで、 今や二の次となってしまってる 
スケッチ・・・  かも。

 ブルーウェーブテクノロジーズ株式会社 あすとぴあ事業所  の
一般開放型社員食堂  sazanamiファクトリーキッチン 



東側に見えている建物は 「山口県産業技術センター」


サラダ(小鉢)、ご飯、スープ(味噌汁)に、メイン2品を選んで加え 650円


社員食堂なので営業時間は 11:30~14:00まで、 土日祝はお休み

北側にはガラス越しに 請川公園が見える


お客さんの居なくなったのを見計らって撮っていますが、
12時前後はざっといっぱいの状態でした。


  市芸術祭に出品した作品のついでに、スケッチのことも一緒にと思ったらこんなに長たらしくなってしまった   毎度のことながら、アップしないで抱え込んだままぐずぐずしてるので写真が溜ってしまう・・・(^^* 



10 コメント

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面のいろ (一句鑑賞)
2016-10-09 21:52:21
こんばんは ふじさん

芸術祭への作品はあの赤いポットでしたか。
久しぶりに見させて頂きました。
ポットの面が光を映しているのがいいですね。

作品を見ましてさっきから、最初に使っていた歳時記の句を思い出しているのですが(笑)
思い出せません・・・
砥部焼の面も、春の色を映しているといった句だったのですが・・・
何かの拍子に思い出すかもしれません。

お元気そうですね。




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はるの色 (ふじ)
2016-10-10 07:59:36
おはようございます、 見つけました!!
 「砥部焼の面のひかりも春のいろ   福田甲子雄」  これですね (^^♪
こんな素晴らしい句を思い浮かべて下ってありがとうございます。 
俳人さんは陶器にもポットにも季節のひかりを感じて脳裏に残ってるものなんですね。

そうなんですよ、この絵がよく描けてるとは思わないのですが、あの光ってるところが私にしてはよく描けたモンだ、と思ってですね (^^ゞ  もう一度同じポットを描いても、うまく行かないような気がするので、ついこの絵がい・と・お・しくて・・・(^^あはは

はい、 どこといって悪いところもなく元気なんですが 、 日記代わりにブログに書いておこうと思うものの、なんだか面倒になって・・・ これが確かに齢を取ったということでしょう・・・。

お月様、上弦の月ですね。  遅くにはだんだん西へ赤くなっていました・・・が・・・
お月様を見ても秋の夜も、雨も秋水も、ぜんぜん詠めぬまま過ぎて行きます。
もう何日かしたら十三夜ですね。 名月は見られませんでしたが今度はお天気よさそうです 
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いとおしい (一句鑑賞)
2016-10-10 14:25:04
ふじさん
思い出さずにすみました。
有り難うございます!

いとおしい感じ解ります!
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一句さん 赤なんて似合いもしないけど (ふじ)
2016-10-10 20:43:57
分厚い辞書を持ってなくても、パソコンが一台あればある程度探し出せてしまう、便利な時代になったものです。
砥部焼の句だけでも7、8句出てきてびっくりです。
こういう時代だからこそなおのこと、俳句は機械的?にはつくりたくない・・・ と思ってしまいます。
などと句が詠めない者が言っても言い訳にしかきこえませんね(^^あはは

いとおしい・・・なんて言っても、真っ赤なんて、およそ私には似つかわしくない色なんですけどね 
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いろいろと・・・ (saganhama)
2016-10-16 20:32:01
こんばんは(^^)
人形の絵も捨てがたいですね。私なら人形に決定です。市の芸術祭、我街でも開催してたかな~?写真展は大々的にやってますが。

日本画展、作者の方に会えたんですね。お話はされましたか?作品についての思いなどを聞かせてもらえると作者への思い入れも強くなるのではないでしょうか。

空港のバラ見事ですね。一度しか行ってませんが手入れの行き届いた空港周辺の施設だった事は記憶してます。
散歩中のワンに・・・・それを見てスタスタと立ち去る飼い主の無神経さはペットを飼う資格のない飼い主が増えてる証のような気がします。我が家の周辺でもどうなんだろうと疑問を感じる場面によく出くわしますよ。

描けるって良いですね。花が咲いてなくても咲かせることが出来るんですから。花咲か先生素晴らしい!!

社員食堂のランチ美味しそうに撮れてますよ。評判になるようですから味も良いんでしょうね。一般開放型の社員食堂は珍しいような気がします。

私の場合、記事も動画も長くなるばかりで一向に小気味よくまとめる事が出来ないでいますよ。まあそれが私のスタイルだと開きなってますが(笑)

芸術の秋は鑑賞の秋と云う事で、今月と来月は切り絵作家さんとの縁で展示会めぐりをしようと思ってます。
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saganhamaさん こんにちは (ふじ)
2016-10-17 15:16:53
人形の絵も捨てがたい・・・ですって、ありがとうございます。
どれもこれももったいぶるような絵じゃないので冷や汗ものです(><;;
どうして人形を捨てたかというと、、「指一本動かせないのに眼だけがなんだかきらきらしてるような・・・そんな感じがどうも・・・(--」 と、単にそういう自分の感じからです。

空港の薔薇はよく手入れされてるようです。  秋には秋で咲くらしいので今も咲いてるかも知れません。

絵も俳句と同じでその気になればつけたり外したりできますね。
その点が写真とは違うところでしょうか・・・まあ写真は、多重撮りという手もありますが・・・(^^。

社員食堂のお昼は、商売でやってるお店にはない温かみが感じられて、みんなでとても気に入っています。
100円プラスしてコーヒーをいただき、14時までゆっくりできるので、私たちのおしゃべりにはぴったりです。

動画はいろいろでしょうから、saganhamaさんスタイルが好み(^^!と言われる方、おられると思います。
芸術の秋、saganhamaさんの行動力には脱帽しておりますが、 考えてみたら私も、もうすぐスケッチ旅行、ビデオ撮影旅行と、迫ってるんでした!!
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雲の間をすがた束の間十三夜 (kotaro)
2016-10-18 09:04:46
こんにちは^^。
パートカラーな朝、赤いポットの絵は前にも観て印象的でしたが、モノクロの風景の中に赤が浮かんで、いいいですね~!
八王子の波止場、八王子と言えば東京の向こう?じゃなくて宇部空港の近く何ですね。あぁこの風景は見覚えがあります。堤防の先まで歩いてカモメを撮りました。
散歩の犬にカバンにおしっこをかけられましたか!それは犬はともかくロクな飼い主じゃないですね~(怒)犬を飼うのはいいですがマナーの悪い飼い主を沢山見かけますね^;^
6月23日の散歩のスケッチ、写真の風景も見覚えがありますがこの絵も上手いですね^^一瞬ムンクの叫び?を連想しましたよ^^。

Telemannのヘッダー写真が満月になってましたが、今回は自分でセットしたそうです。記事を書くのはまだまだのようですが、コメントくらいならできるかもと言ってましたが・・。

雲の間をすがた束の間十三夜 ふじ

「この句どう?」「いいんじゃないの。」「なんか注文つけることは?「いやいや このままでいいんじゃないの」
と言ってました^^。
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kotaroさん なにを急いてか十三夜 (ふじ)
2016-10-18 18:20:57
八王子の波止場! 行ったことがあるんですね@@!  空港からは西へまっすぐ、遠くはないですけど(^^。
すぐ横を空港に向かう飛行機が、いきなり轟音と共に現れたりします。
あそこから海側へは一応行けないようになってますが、覗いてみると「進入灯」というのかな? 滑走路の場所を知らせるライト が、海の中に並んでるのが見えるんですよ。  後日、写真撮ったけど・・・・

6月23日、ときわ公園のあじさいロード、上手い?(^^ふふふ ま、kotaro画伯の 「一瞬ムンクの叫び?」 が褒め言葉かどうか(^^?ですね。
でもこのスケッチは今までで初めて、帰ってから塗り足すだけでなく、違う紙に描きなおした代物です。
なるべく人物の居る風景にしたいと思っているんですが、現地で描いたものは人物が背景に溶け込んで消えてしまった、残念なんで書き直してみたのです。 描き直してもたいして変わらないんですけどね(><;

・・・すがた束の間十三夜・・・ 「ああそうですか」の句を小太郎さん、大変お手数を掛けてしまいました(^^*ありがとさんです。    
今年は名月も後の月も顔が見られず、「ついに顔が見られなかった」と言いたいばっかりの五七五でした
「なんか注文付けるったって何の感動もないのに、なにを言やあええんじゃ~~!」

小太郎さんがときどき顔を見に行ってくださるのでうれしいです。  やはり生身の人^^?との触れ合いが、照れまんさんにもとてもいいんですよね。
何かいい手はないものかとも思いますが、どこまでも焦ることなく・・・の心意気?で気長に・・・ 
そうそうそれに、 300ミリとは! 本格的じゃあないですか! ねぇ 
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芸術祭 (Puuwai)
2016-10-19 13:02:44
fuさん 凄い!一本釣りされたんだ!これって凄いことよ。
写真と絵画では違うかも知れないけど基本は同じだと思って書くね。
私のカメラ教室は、1時間が講師のレクチャー、残り1時間で生徒の持ち寄る写真の講評。1人15枚から10枚ね。出席者が多いと10枚になる。偶に、滅多にないことだけど、
「この写真は是非どこかのフォトコンに出してください」と言われる写真が出る。続けて、
「他の人も勉強になるからフォトコンに出してください」とおざなりに言うけど他の人で出す人はいないわ。
講師が認めた写真は、「作品」なの。並みの写真以上のものなのよ。
そういう写真は、素人の私が観ても香気を感じる。”deep impression”と私が勝手に作った造語で「参りました」と心の中で呟いてます。

講師が常々仰る言葉だけど、「カメラの性能が良いから、美しい景色を美しく切り取ることは誰でもできます。それだけでは作品になりません。うまく撮れたという自己満足の写真です。」
じゃ作品って何よ?
これが難物で凡人の私には解りません。私はいつも、「写真で説明してはいけません。(観る人に)想像させるものです。」って叱られてます。あくまでカメラ教室の話よ。

で、人形じゃなく、ポットを出したぁ! Oh my pot!

9月に、わちきは人生最大の危機にさらされて5kg痩せました。皺くちゃババアだ。不徳の自分を許すことで人を許すことの何たるかを知りました。苦しかったよ。いつもfuさんのことを考えていた。子の病状が良い方に転んだから、今ひと山越えて放心状態。これでやっと蔵開き、ブログ開きができるような気がする。いつも読み逃げばかりで無沙汰ばっかりでごめんね。
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Pu'uwaiさん 写真も俳句と同じ? (ふじ)
2016-10-19 22:07:59
おおおPuさん! いいねぇ、やっぱりこの名前を見ると10年ぐらい若返った気分・・・? いやいや若返りはしないか(^^ 若かりし日のことが頭をよぎるような・・・と、こっちの方が当たってるか 
「人生最大の危機にさらされて5kg痩せた」? 子供さんになにか思わしくないことでもあったのですか・・・ でもひと山越えたということのようですね。
良い方に転んだということは、前方に伸びてる道筋が見えてるということでしょう。 
いいことです。 道筋が見えないのが一番つらいよね。
いっとき放心状態・・・それもいいことです。
これでこれからは万々歳・・・ なんてことはない、そんなもんなんだと心のどこかで覚悟してれば、たまにはチャンスをつかんではほぉーと放心して自分を甘やかしておこう!^^!

一本釣りされた!? あははホイホイと釣られたのが私だけだったというだけですよ。
私が一番新米で、みなさん私よりずっと長くて、もうあまり挑戦的なことはされない。
私だけが先生の言われることに無謀に(^^?ああしてみたりこうしてみたり・・・、みなさんはそこはもう通り越してて淡々とエンジョイされてるようです。
年だけはみんなに負けない(^^。 後期高齢者の保険証が届いた。
年齢では怖いものなし?なんで、「お人形」 じゃなく平気で 「ポット」 にもできるのサ。
教室ではもう一人、私を誘ってくれたもと同僚が私より5歳うえだから安心さぁ(~~?

「説明してはいけない、(観る人読む人に)想像させる」 俳句と同じだ(~~。
ブログの動くのをそれとなく待ってるよ。
先日から暇みては植木の刈込・・・大きくなりすぎると私の手に負えなくなるので必死で刈ってる・・・疲レタ。
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