庭先の花
2020-09-20 | 自然
広い農家の庭先には春夏秋冬で色とりどりの花を咲かせる木や草花を植えています。
そのうちの一軒から通りに面して今咲いている花の一部を撮らせていただきました。
ニワナナカマド バラ科ホザキナナカマド属
ナナカマドとは別属です。別名チンシバイといいます。初夏にまとまって咲く花ですが秋にも散発的に咲きます。葉っぱがナナカマドに似ていることから名づけられましたがナナカマドのように紅葉はしません。
サフランモドキ ヒガンバナ科タマスダレ属
「サフラン擬き」と書く植物で名前の通りサフランによく似ている花を咲かせます。日本に入ってきたころはサフランと言われていたようですが違うことが判りこの名前になりました。ヒガンハナ科には有毒性のものが多いですがサフランモドキも例にもれず有毒成分を持っています。
チェリーセージ シソ科アオギリ属
チェリーセージというのは正式な種名ではなく英名がそのまま流通名になったものです。チェリーセージとして流通しているものはグレッギー、ミクロフィラ、ヤメンシスの3種ですが園芸種も多く流通していて素人目には判別が困難な様です。
この花はミクロフィラかと思われます。この品種はホットリップスが有名です。涼しいと赤と白のツートンカラーに、暑いと赤一色になることが多いといわれています。気温が上がると白になり秋になってもそのままという報告もあるようです。
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