風まかせ~

自分で歩いて得た季節のきまぐれ情報です。気が向いたときに写真付きで時々出します。

ソバの花

2020-06-30 | 自然
ソバはタデ科ソバ属の一年草です。種播きをしてから70~80日程度で、やせた土壌やPH6程度の土壌でも成長し結実することから日本では5世紀から栽培されていました。しかしやせた土地では収穫量は少なく他の主食となる作物と比較すると作付面積当たりの収穫量が多くありません。 栽培形態として春播きの夏ソバと夏播きの秋ソバが有り、日本の主産地の北海道では5~7月に種播きし8~10月に収穫します。つまり夏ソバ、 . . . 本文を読む

ゴマダラカミキリ

2020-06-29 | 自然
 胡麻斑(ごまだら)と名付けられたそのモダンな白黒模様が子どもたちに人気の昆虫です。長い触覚も白黒模様のデザインです。食べ物である食樹の幅が広く街路樹や公園の植樹などどんなものもかじってしまうので都市部でも見ることが出来る昆虫です。幼虫から成虫までが樹を食害にしてしまうため果樹農家、特に蜜柑農家に嫌われています。 庭のヤマモミジの木にやってきたようです。 . . . 本文を読む

桶川のベニバナ

2020-06-28 | 自然
ベニバナは紅花と書きキク科ベニバナ属の多年草で紅色染料や食用油の原料として栽培されています。  江戸時代、桶川は紅花をはじめとする農作物の集散地兼宿場町として栄え、特に紅花は幕末になると山形の「最上紅花」に次いで全国二番目の生産量を誇りました。当時は町の至る所で紅花畑が見られたと言われ「桶川臙脂」として全国に知られるようになりました。隆盛を誇っていた紅花も明治期に入って化学染料の影響で次第に衰退 . . . 本文を読む

ギボウシ属

2020-06-24 | 自然
ギボウシ キジカクシ科ギボウシ属  ギボウシの名前は「擬宝珠(ぎぼうしゅ)」の転訛ですが、これはこの植物の蕾または苞葉につつまれた若い花序が擬宝珠に似ていることに由来します。日本ではオオバギボウシなど20種が野生しています。若葉や若芽が食用とされていますが毒草のバイケイソウに似ていて誤食が多いので注意が必要です。   森林公園では沢山のギボウシが植栽されています . . . 本文を読む

ハマナス オトギリソウの仲間 ラベンダーとヒョウモンチョウ

2020-06-23 | 自然
ハマナス バラ科バラ属  バラなのにナスの名前がついているハマナスです。元々は海岸の砂地に自生していましたが、現在は浜に自生するものは少なくなり園芸用に改良されたものが多く出回っています。   オトギリソウの仲間  トモエソウにも見えますが遠くて判りません。   ラベンダーとツマグロヒョウモン(♀)  ラベンダーは半木本性植物の通称で伝統的にハーブとして古 . . . 本文を読む